修羅の宴(下) (講談社文庫)

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  • 講談社 (2015年2月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784062930314

作品紹介・あらすじ

訪れたバブル景気。高卒銀行マン滝本は、出向先の商社を我が牙城とすべく地上げをてこに違法すれすれの手段で地位を固めていく。野望の果て、滝本がついに手を出した“禁断の錬金術”とは。地価も株価も天井知らずだったあの時代、成り上がり地に堕ちた男と女、生き残り逃げ遂せた者たち。渾身の傑作企業小説!

みんなの感想まとめ

バブル時代を背景にしたこの物語は、主人公滝本の野望とその果てを描いています。高卒銀行マンの彼は、商社での出向を機に違法スレスレの手段で地位を確立し、土地転がしや裏金取引を通じてビジネスを拡大していきま...

感想・レビュー・書評

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  • 解説で知ったが、住友銀行とイトマンがモデルになった物語だった。

    怪しいヤクザと付き合い、土地を転がす自転車操業がバブルの煽りを受けて首が回らなくなる。

    調子に乗っていた日本人の象徴のような滝本。

    最後まで否を認めない所にしがみついた浪速物産への執念が伝わる。

  • 感想は単純に面白かった。
    イトマン事件の事も改めて勉強する事ができた。

    ただ、これまで読んできた楡周平の実話を元にした痛快なビジネス小説と違い、この作品が生々しく感じられ、胸のすくようなスッキリ感を得られなかったのは、やはり金に纏わる詐欺事件であるからだろう。
    熱くはなれず、ギラギラしすぎる男達の話。

    (上・下同じ感想)

    • やまさん
      おーもん閣下さん
      おはようございます
      やま
      おーもん閣下さん
      おはようございます
      やま
      2019/11/10
  • 面白かった!
    バブル時代のイトマン事件をベースとした物語。
    読み終わった後、イトマン事件を調べると、描かれている構図がほとんど一緒。
    イトマン事件も勉強になる物語でした。

    下巻では
    いよいよバブル全盛期。
    滝本の野望はさらに高まります。
    そして裏の世界の人間とも徐々に繋がっていきます。
    ゴルフ場の会員権取引、絵画取引など、さらにビジネスを拡大していきます。
    そして、浪花物産の自身の株保有率を高め、自分の城とすべく、裏金取引。
    さらには、企業乗っ取り。

    しかし、公定歩合の段階的引き上げによる金融引き締めによって、バブルが終焉します。
    一気に転落、追いつめられていきます。
    大蔵省への内部告発。社長の解任..そして裁判。

    バブルの時代を駆け抜けた男の物語でした。

    イトマン事件ではいずみ銀行が住友銀行、浪花物産が伊藤万に相当するようです。
    イトマン事件で登場した人物も一通り出て来ますし、そのエピソードもほぼ一緒です。

    ただし、イトマン事件は闇社会の住人が住友銀行の金をイトマン経由でむしりとったという構図ですが、本書では、その構図を持ちながらも、一人の経営者滝本のヒューマンドラマという形でまとまっていると思います。

  • ホンマに恐ろしい内容だった。有名なイトマン事件をモチーフにしてるのを気付いてからはネットでいろいろ調べた。ほんの数年の祭りのツケが何十年も続くなんて誰も思わなかった。

  • イトマン事件を題材にしたバブルの狂乱を描いた作品。
    勉強にもなった良作。

  • バブルの時代がどんなものであったのか、投資家はどんな動きをしてお金を生んだのか、バブル崩壊とは。
    そのあたりがよくわかる小説で、ただ小説を読むだけでなく、知識がつきました。

  • イトマン事件をモデルにした小説。

    バブル時代の様子がよく分かる。
    かなり無理な投資をしているが、バブルは弾けるまでは誰も分からないというのが、登場人物の行動や心情を通じて描かれている。

    銀行の学歴偏重主義も勉強になる。これは殆どの大手企業はどこも同じだろうが。

  • イトマン事件

  • イトマン事件をモデルに描かれた小説

  • 所謂バブル時代の規定路線の展開ではあったけど、久々にカンジダガツガツ感。こんな時代があったことがちょっと信じられない。

  • バブルのことが一番わかった本。

  • 妻はないがしろ

  • 20161030

    上下巻とも読了。

    バブルに突き進む総合商社と、銀行の経営者。

    あまりにリアルな内容で、調べてみると、イトマン、住友銀行をモデルとしたほぼノンフィクションであることが分かった。

    まさに事実は小説よりも奇なり。

  • 【作品紹介】
    訪れたバブル景気。高卒銀行マン滝本は出向先の商社を我が牙城とすべく地上げをてこに違法すれすれの手段で地位を固めていく。野望の果て、滝本がついに手を出した“禁断の錬金術”とは。地価も株価も天井知らずだったあの時代、成り上がり地に堕ちた男と女、生き残り逃げ遂せた者たち。渾身の傑作企業小説!

    【感想】
    イトマン事件をモデルにした作品。
    下巻最後の4分の1くらいからクライマックス。裁判後の桐子の感想が、この事件に対する作者のを気持ちを代弁している。
    相変わらず楡作品にはずれなし。

  • イトマン事件がモデルなんですね。

  • バブルについて、もっと調べたくなった。

  • 201502/株とか私にはややこしい部分もあったけど面白かった。必死故とは言え、見事なまでにえげつない主人公で好感は持てなかったけど、だからこそこのラストは切なかったなー。

  • 訪れたバブル景気。高卒銀行マン滝本は出向先の商社を我が牙城とすべく地上げをてこに違法すれすれの手段で地位を固めていく。野望の果て、滝本がついに手を出した“禁断の錬金術”とは。地価も株価も天井知らずだったあの時代、成り上がり地に堕ちた男と女、生き残り逃げ遂せた者たち。渾身の傑作企業小説!

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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