三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン (講談社文庫)

  • 講談社 (2016年2月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784062930468

作品紹介・あらすじ

都会の路地裏にあるプラネタリウム「三軒茶屋星座館」。その店主・和真のもとへ、十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて……。星座館で語られる超現代語訳”ギリシャ神話”が人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。

みんなの感想まとめ

人々の絆や温かさを描く物語が展開される本作は、都会の路地裏にあるプラネタリウム「三軒茶屋星座館」を舞台にしています。店主・和真が、訪れる客たちの悩みに対して星座やギリシャ神話を用いて解決していく様子が...

感想・レビュー・書評

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  • 路地裏の星座館に引き寄せられた人々の物語。高校生への借金押付けを阻止したり他人同士の縁や繋がりが温かい。砕けた表現のギリシア神話は新鮮。ピカ爺の正体が気になる。

  • 私がフォローさせてもらっている「マロロンさん」の感想を読んだ事と、目次に自分の星座のタイトルがついてたのが読んだきっかけです。

    読み始めは若者口調の会話文章が読みづらく、33歳の男性主人公が星座の説明をするシーンでは「いや、大人の男性がそんな女子高生みたいな言葉使わんでしょ」とちょっと引きました。なかなかページが捲れなかったのですが、話しが進むうちに登場人物達の魅力と、ストーリーにハマっていきました。
    プラネタリウムが見られるバーを経営する主人公とその家族。主人公に話しを聞いてもらいにくるお客。
    主人公は星座の話しをしながら大切な事を気づかせてくれます。
    各話で聞き役だった主人公が最終話では聞いてもらう側になり、ぎこちなかった家族関係が強く、そして暖かい唯一無二の家族になっていくさまはとても清々しかったです。

    飄々として、どこか悟ったような、そして本人は気づいてないかもしれないけど、ふわりとした優しさを持った主人公をはじめ、登場人物がみな魅力的です。
    まだ語られていない主人公の過去も気になるので、続きを読みたいなと思います。 

  • 私の大好きな作品です。高校生の時にずっと読んでたけど3.4巻はまだ文庫化されてなかったので整理整頓する時に捨ててしまったけど全部文庫化されてからまた揃えました。
    ギリシャ神話もすごくわかりやすく面白く書かれてるし、ストーリーも面白いのでスラスラ読めると思います。
    星が好きなのでタイトルに惹かれて購入しましたがもっと星を見ることが好きになれるそんな作品です

  • プラネタリウムがあるバー、三軒茶屋星座館を舞台にした連鎖鵜短編。短期的には持ち込まれる悩みやトラブルの解決。長期的には主人公の過去や、弟とその娘とのかかわりを描いていくお話のようです。
    ギリシャ神話の説明がめちゃくちゃで面白い。ギリシャ神話が好きって人には、ちょっと違和感かも。

  • ギリシャ神話の面白おかしい部分をいろいろと知れてとても興味深い一冊でした!
    主人公のどこか擦れてる感じ、居候になった創馬と月子のこと、魅力的な登場人物に読む手が止まらずあっという間に読んでしまった感じでした。
    続編も読もうと思います!

  • 周りの人間がとにかく暖かい。
    2巻から読んでしまったせいで、いろいろネタバレは知ってだけど、それでも感動の涙。
    前を向く力をくれる小説

  • 表紙が可愛いからほっこり青春ものとか星座館のラブストーリーとかかなと思ったら…

    星座館のオーナーとそこに集まる人とのストーリーなのですが面白い!

    徐々に明かされていく登場人物の秘密だったり
    星座の話ももちろん出てくるんですが
    この星座の話がわかりやすく噛み砕かれた描かれてるからすんなり入ってくる!

    そこに絡めた本編の人間模様も面白くて
    早く続きが読みたい!

  • 都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。

    この本を閉じた後、夜空を見上げ、星たちと会話をしたくなりました。
    神木龍之介

  • あらすじにある様に
    仲間を家族に変えていく...
    こういう絆がある繋がりが好きだ。

    私もここの星座館があれば通い続けるだろう

  • 話が進むに連れて、”家族”の絆が深まっていく感じで、良い読後感。
    「星」がテーマということで、満月珈琲店シリーズのようなファンタジックな話を想像していたが、登場人物がクセあり・事情ありだったり、少々キナ臭い部分もあったり、割と現実的な感じ。
    前述の通り、読み進むほどにハマる感じがあった。

  • ほのぼのだけと思わせて実はそーでもないけどじんわり心温まる…読んでよかった。

  • ギリシャ神話とかだいぶ好きなので、星との関係性の話がとても面白かった

  •  一般文庫日本小説。所蔵。

     ギリシャ神話好きで星好きならこの本を嫌いになる理由がない。

  • 星好きにはたまらない!

    ギリシャ神話が現代風に書き換えられていてわかりやすい!

  • 神木くんが帯書いてるよ〜と言って先輩が貸してくれた本。

    どストライクな内容でした。

    好き嫌い分かれると思いますが、星座の話の話し方が私はめっちゃ好き!面白い!
    テンポも良くて、たまにホロリとくるのがまたツボ。


    こないだ読んだ「生きるぼくら」もそうですが、人とのつながりが人を変えていくって話がやっぱ好きです。

    続きは自分で購入します!

  • 三軒茶屋と星座というキーワードに惹かれて購入。

    読み始めてすぐ、プラネタリウムの解説をしている主人公の謎めいた人となりに引き込まれた。
    池袋ウエストゲートパークの主人公に雰囲気が似てる気がする。
    金髪でプラネタリウムを個人経営ってなんなんだ!?
    とか、
    久しく海外にいたマッチョな弟が子連れで居候を始めたり、同じビルのテナントで星座館の常連のトラブルに巻き込まれたり。。。

    いろんな職種?というか境遇の人たちとのふれあいが、会社務めの人間にはものすごく新鮮に感じる。

    そして、アルテミスをヤンキー女扱いした小説は初めて(笑)
    主人公の言葉遣いは悪いけど、人間臭いギリシャ神話を現代風に説明するとこうなるのかも。

    個人的には、ゼウスが神を星座にするときの表現が、切り取って保存しておこう!という発想になっているのが、写メみたいでわかりやすかった。

    弟の帰国の理由や月子の出生の秘密等、まだまだ秘密は多く、続く。

  • 星座、プラネタリウム、宇宙、ギリシア神話、のどれかに興味がある人に勧めたい。ビックリするくらいの超現代語訳のギリシア神話が初心者にはわかりやすいし、好奇心をくすぐられる。そして漏れ無くプラネタリウムにいくか満天の星空をみにいきたくなる。一巻目が冬で、4巻で近々完結らしい。

  • 三茶が舞台ということで面白く。

    ギリシャ神話が小難しい言葉でなく平易な言葉で語られていて、とても分かりやすかった。星座にはあーいった話の理解が必要ですしね。

    それにしても自分の星座のお話も知らなくて、今回分かったのはいいんだけどw、まさかアフロディーテとエロスだとは思わなかったww。

    話も星座だけにとどまらず、家族やらなんやらの物語もあり楽しめた。

  • ギリシャ神話を現代風に分かりやすく語られる様は、とても面白いと思った。1点違和感があるとすれば、主人公の語り口調が30代という設定とかけ離れているぐらいかな。それでも次巻を読んでみたいと思いました。
    あらすじ(背表紙より)
    都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。

  • とある寂れた雑居ビル内、プラネタリウム付きのバーに関係する人達と、星座にまつわる話を織り交ぜて進行する物語。この1巻では、オリオン座、おおいぬ座、山羊座、水瓶座、うお座が取り上げられていた。星好きな方にはドンピシャなのだろうか?しかしただ、各星座にまつわる物語の信ぴょう性はいかほどなのか。どこまでが作り話なのか?

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著者プロフィール

作家。1976年東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。東京三菱銀行退行後、バーテンダー、香水プランナーなどを経て、小説「シャンペイン・キャデラック」で三田文學新人賞を受賞しデビュー。主な著書に「オワ婚」(2012年/幻冬舎)、「三軒茶屋星座館」シリーズ(講談社)など。映画やドラマの脚本も多数手掛ける。

「2021年 『恋侍 ー中目黒世直し編ー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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