三軒茶屋星座館 1 冬のオリオン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 519
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062930468

作品紹介・あらすじ

三軒茶屋のプラネタリウム(兼バー)。店主・和真の下に弟が、娘の月子と共に帰ってくる。親子3人の奇妙な共同生活が開始。

感想・レビュー・書評

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  • 都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。

    この本を閉じた後、夜空を見上げ、星たちと会話をしたくなりました。
    神木龍之介

  • 神木くんが帯書いてるよ〜と言って先輩が貸してくれた本。

    どストライクな内容でした。

    好き嫌い分かれると思いますが、星座の話の話し方が私はめっちゃ好き!面白い!
    テンポも良くて、たまにホロリとくるのがまたツボ。


    こないだ読んだ「生きるぼくら」もそうですが、人とのつながりが人を変えていくって話がやっぱ好きです。

    続きは自分で購入します!

  • 三軒茶屋と星座というキーワードに惹かれて購入。

    読み始めてすぐ、プラネタリウムの解説をしている主人公の謎めいた人となりに引き込まれた。
    池袋ウエストゲートパークの主人公に雰囲気が似てる気がする。
    金髪でプラネタリウムを個人経営ってなんなんだ!?
    とか、
    久しく海外にいたマッチョな弟が子連れで居候を始めたり、同じビルのテナントで星座館の常連のトラブルに巻き込まれたり。。。

    いろんな職種?というか境遇の人たちとのふれあいが、会社務めの人間にはものすごく新鮮に感じる。

    そして、アルテミスをヤンキー女扱いした小説は初めて(笑)
    主人公の言葉遣いは悪いけど、人間臭いギリシャ神話を現代風に説明するとこうなるのかも。

    個人的には、ゼウスが神を星座にするときの表現が、切り取って保存しておこう!という発想になっているのが、写メみたいでわかりやすかった。

    弟の帰国の理由や月子の出生の秘密等、まだまだ秘密は多く、続く。

  • 星座、プラネタリウム、宇宙、ギリシア神話、のどれかに興味がある人に勧めたい。ビックリするくらいの超現代語訳のギリシア神話が初心者にはわかりやすいし、好奇心をくすぐられる。そして漏れ無くプラネタリウムにいくか満天の星空をみにいきたくなる。一巻目が冬で、4巻で近々完結らしい。

  • 三茶が舞台ということで面白く。

    ギリシャ神話が小難しい言葉でなく平易な言葉で語られていて、とても分かりやすかった。星座にはあーいった話の理解が必要ですしね。

    それにしても自分の星座のお話も知らなくて、今回分かったのはいいんだけどw、まさかアフロディーテとエロスだとは思わなかったww。

    話も星座だけにとどまらず、家族やらなんやらの物語もあり楽しめた。

  • ギリシャ神話を現代風に分かりやすく語られる様は、とても面白いと思った。1点違和感があるとすれば、主人公の語り口調が30代という設定とかけ離れているぐらいかな。それでも次巻を読んでみたいと思いました。
    あらすじ(背表紙より)
    都会の路地裏にあるプラネタリウム、「三軒茶屋星座館」。その店主、和真のもとへ十年ぶりに弟の創馬がおしかけてきた。小学生の娘、月子を連れて…。星座館で語られる超現代語訳“ギリシャ神話”が、人の絆をつくり、仲間を家族に変えていく。声をあげて笑い、本気で泣ける、心温まるエンターテインメント小説。

  • 都心のビルでプラネタリウムを経営する男性の話。星座の話が全体的にギャグで口が悪い。
    2019/9/14

  • 星好きだけど神話に詳しくない人におすすめしたい。
    小学生の頃に星座や神話の本を読んでいたけど大部分忘れていて、この本を読んでまた神話って面白いなと感じました。

    和真が現代風?小噺風?に神話の話をするのがおもしろくて、電車の中で読むと笑いそうになる口元を堪えるせいで薄らニヤつく不審者になります。
    ギリシャ神話の神様達が人間臭いのもギリシャ神話の魅力ですね。
    神話を知らない人には堅苦しくなくて取っつきやすいし、神話を知っている人だと神話の神秘的な世界をぶっ壊しにかかってる感じがおもしろいかと思います。神秘的なままでいいと思う人には向かないかも。

    星座館に訪れる人の悩みに絡む星座の話と、それを聞いてる奏太達のツッコミとか合いの手のテンポがいいです。
    泣けるとありましたが、うるっとくる部分があるものの泣けるとまではいかなかったかな。
    感動目的より自分の星座がそのうち出てくるかも、と楽しみになる本です。
    続編があるようなので購入したいと思える1冊でした。

  • とても面白かった。
    私も星座の勉強してみようかなー。

  • 「占星術を学んでいる人にピッタリ」と奨められた本。

    「三軒茶屋星座館」というプラネタリウムを経営している和真のところへ、米国留学から帰国した研究者である双子の弟・創馬とその娘・月子が転がり込んできた。
    そんな日常を描きつつ、プラネタリウムの解説として様々な星座にまつわる神話やエピソードが紹介されていく。

    第1章 オリオン座
    第2章 おおいぬ座
    第3章 山羊座
    第4章 水瓶座
    第5章 うお座

    私は、水星と火星と土星が山羊座。
    太陽星座とMCが水瓶座。
    なので、第3章と第4章はとくに興味深く、面白く読めた。

    【水瓶座の起源】
    超絶美少年であるトロイア国のガニューメデスが水瓶座のモチーフとなっているそうな。
    そんな彼は好色家の大神ゼウスに発見され、さらわれてしまう。
    ガニュメデスがオリンポス山につくと、ゼウスは彼を少年のまま不老不死にして、神々の食卓で美酒を注ぐ役割を与え、愛人にしたのだという。

    悲嘆にくれるガニュメデスの両親のために、ゼウスは伝令神ヘルメスをさしむけ、疾風の如く速く走る神馬をプレゼントした。

    そして、両親がガニュメデスをいつも想い出せるように、ゼウスは彼を星座にしたのだという話。


    「水瓶座」って水が入っているのかと思っていたら、中身は美酒だったのかあ、ビックリ!

    大神ゼウスも、その妻ヘラも、どいつもこいつも神さまのクセに、みんなやりたい放題!
    ギリシャ神話は別途読み進めてみたい。

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著者プロフィール

1976年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。東京三菱銀行退行後、バーテンダー、香水プランナーなどを経て、小説「シャンペイン・キャデラック」で三田文學新人賞を受賞し作家デビュー。映画「未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~」、ドラマ「レンアイカンソク」など脚本も多数手掛ける。近著に「三軒茶屋星座館」シリーズ、『あなたの明かりが消えること』『あした世界が、』など。本書は「三軒茶屋星座館」シリーズ完結編。

「2016年 『三軒茶屋星座館 秋のアンドロメダ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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