ミッフィーからの贈り物 ブルーナさんがはじめて語る人生と作品のひみつ (講談社文庫)

  • 講談社 (2015年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784062930796

作品紹介・あらすじ

ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナさんのインタビュー集。仕事のこと、人生のことなど幅広い77の質問に、真摯に答えていただいたブルーナさんの息づかいが感じられることばの贈り物。

みんなの感想まとめ

本書は、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナさんが77の質問に答える形で、彼の人生や作品に対する思いを深く知ることができるインタビュー集です。ブルーナさんは、シンプルさを追求し、絵本制作に情熱...

感想・レビュー・書評

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  • 77の質問に、ブルーナさんが答える形のインタビュー集。ブルーナさんのこと、丸わかりの一冊です。

    究極のシンプルを追求し、絵本制作に取り組んでいたブルーナさん。そのブルーナさんが、日本について「暮らしの中にシンプルが根ざす、世界でも数少ない国」と認識してくださっていたこと、「最小限の言葉だけで情景や感情を伝える俳句や短歌、筆を使って墨で書く書道にも心惹かれます。」と記されていたこと、とてもうれしく思いました。そして、「慣れた仕事であってもその出来ばえに謙虚になることは創作活動に必要」の記述、心に深く留めました。ブルーナさんが情熱をかけられた分野と私が目指しているものは違いますが、たくさんの勇気と励ましをいただきました。

    この本を読み終え、子どものときに出会わなかった「うさこちゃんとどうぶつえん」「うさこちゃんびじゅつかんへいく」「うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん」を読みました。ブルーナさんの絵本にかける思いや、色使いの意味等を理解してから読んだこともあり、絵本の内容が心にしみました。

    ミッフィーの誕生日は1955年6月21日(「ちいさいうさこちゃん」「うさこちゃんとどうぶつえん」出版日)もうすぐです。2025年6月21日、ミッフィー生誕70周年!


  • イラストや絵は全般興味あるし、自分も描くから自伝とかエッセイは好き。しかし、本当に温かくて子供心を失わなかった方なんだろうなぁと思った。
    使ってる色は少なく、またそれがブルーナの個性になっている。小さな子の気を引く色の選択があるのも事実だしね。
    経験は作品になる。感覚は作品になる。そこには愛がある。そして、吸収力がいつまでも絶えずある。

  • ミッフィーちゃんの作者、ディック・ブルーナーさんへの77の質問を通して、人生と数々の作品について触れることが出来る一冊。
    ブルーナーさんの作品は、いつもハッピーエンドだ。その理由は、寝る前に読んでもらう絵本のストーリーの終わりがあたたかいものだっあら、子どもたちは一日をとても幸福に感じられ、幸福な気持ちは、人生を勇気づけてくれるから、とのこと。

    ブルーナーさんの笑顔からも、幸せな気持ちをもらった。

  • シンプルに
    続けること
    信じること
    貫くこと
    こだわること
    楽しむこと
    時間をかけてじっくりと

  • シンプルであたたか。

    ブルーナさんのやわらかな笑顔とあたたかな声が聞こえてくるような本でした。

    読み終えて、改めてブルーナさんの絵本を手に取りたくなりました。

  • 自分の記憶の中で、初めての絵本は「ちいさなうさこちゃん」だったと思う。そして息子に初めて読み聞かせた絵本も「ちいさなうさこちゃん」だった。
    そのときの温かい気持ちが、この本を読んでいるとそのままよみがえってきた。「ちいさなうさこちゃん」の温かさは、そのままブルーナさんの温かさだった。昔から大切にしていたものを改めて愛でているような、そんな楽しい読書タイムでした。

  • シンプル

  • 冒頭に「私のことが書かれたこの本が、あなた自身の夢を実現させる役に立つよう、願っています」とブルーナさんからのメッセージが、あります。温かさに満ちた内容の本でした。
    大切にしていることや、子どもへの温かいまなざしを知れて良かったです。ミッフィーちゃんや、その他の絵本を読みたくなりました。

  • 0090
    2019/01/10読了
    インタビュー集。
    ブルーナさんの生い立ちや家族との関わり方、仕事への向き合い方がわかる。
    ほっこりする。
    私もシンプルに絵を描いていきたい。

  • 幼い頃のあたたかさの記憶は
    ずっと残るんだなあ…

  • エッセイというかインタビュー本。

    ブルーナさん75歳時のインタビューで「毎日描きます。」「今日よりももっといいものを。もっともっとシンプルに。」「これからも、ずっと力がつづくかぎり。」と言い切り!81歳まで描き続けたのはすごすぎる(89歳でご自宅にて没)

    優れた絵描きは息抜きに絵を描くということだが、本当に呼吸するように描くことが日常なんだなー。

  • インタビューに応じる形で、仕事や家族への思いが綴られる。言葉の端々に温かみのある人柄が滲み出ている。 「如何にシンプルに読者の心に届けるか」「今取り組んでいるものにベストを尽くす」「昨日より良い結果を出したい」等々。「世の偉人は皆同様のことを言っているなぁ」と納得。大人になってミッフィーのポスターを欲しがる理由にも納得。「一つは幼い頃のぬくもりを思い出す為。もう一つは、逆に子供の時代に得られなかったものを手に入れたいと思う気持ちから」いやはや清々しい。 ブルーナ自身は日本も度々訪れて講演会もしていたそうだ。昨年に2017年に他界。もう彼の話が聴けないのは非常に残念。

  • うさこちゃん、ミッフィー。
    小さな頃から絵本で親しんだミッフィーの作者さんの語りおろしの翻訳(かな?)。

    単純な色や形を作るために、どれだけのエネルギーが使われたのかとおののく。そして、ひれ伏したくなる。シンプルで想像させる余地のあるデザインという尊さに。

    すごい。

  • 世界中の子供、大人に愛されるミッフィーの生みの親、ブルーナさんがQ&A形式で語る、クリエイター人生と作品の秘密。
    ブルーナの絵は私も大好き。昔、個展にも行ったことがある。あのシンプルでグラフィカルな世界観が好きで。
    ミッフィーも可愛いんだけど、ブラック・ベアも可愛すぎず存在感があり、好きだ。
    彼がどんな半生を辿ってきたかはあまり知らなかった。
    最初は父親の経営する出版会社でデザイナーをしていたらしい。18年ほど働き、独立したらしい。
    ただの絵本作家ではない。なるほど、グラフィックの経験値もこんなに長かっただけあり、色は勿論、構図や間の使い方も美しいのね。
    やっぱり憧れの人です。

    ・ブラックベアのポスターを初めてデザインしたのが、1956年。ミッフィーの絵本を出版した翌年。絵でありながらメッセージを明確に伝えることができるピクト(絵文字)的なものになっていった。
    ・「ポスターは一発のパンチでなくてはならない。」フランスのカッサンドル。
    ・シンプルな形、明快な色、どこか親しみの持てるキャラクター性。これが求めていた「自分のスタイル」
    ・子どもたちが「色や形、数というのはこんなにおもしろいものなんだ!」と感じてくれるように。
    ・何かを知る為の絵本よりも、こんな絵本があったらいいな、と思うモノを、シンプルに親しみやすくデザインするだけ。

  • 2015年4月刊。2005年4月「ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと」を一部改定し、文庫化。おごらず、焦らず、信念を持って、安定したペースでお仕事されている様子がわかります。偉大なことです。また、若い頃の逡巡な時代の話も面白かったです。

  • ブルーナさんが質問に答える形式で、個人的なことから仕事の仕方などイロイロなことを答えてくれる本。制作に対する熱意、ブレない姿勢など全てが参考になります。ものづくりを仕事にしている端くれとしてこの本の最後の言葉を胸に日々の仕事に取り組みたいと強く思う(たいがい三日坊主だけど)。 

  • 誠実で子どもたちへの愛情に溢れる人柄に心打たれる。シンプルでありながら愛らしいうさこちゃんに込められた哲学が良く分かる。

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著者プロフィール

1927年、オランダ・ユトレヒト生まれ。 絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍。 現在までに120タイトルを超える絵本を刊行。全世界で約50カ国語に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなる。日本でも代表作の1964年『ちいさなうさこちゃん』(福音館書店刊)出版以来、日本のみでも5000万部以上の絵本を刊行。また絵本創作以外にもユニセフ、赤十字や「WORLD PEACE IS POSSIBLE」など、社会活動の為のポスターやロゴも多く手がけている。

「2015年 『BLACK BEAR Notepad』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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