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- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062930802
作品紹介・あらすじ
二十八歳で結核を発症し、三十五歳で逝った子規。近代日本の文芸表現の道筋を決めた、その濃密な晩年を描く。
感想・レビュー・書評
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やっぱり、最後は泣きますね。
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「坂の上の雲」の拡大版といったところか。子規を巡る人々を描く。
晩年の病床に横たわり自分の死期が近いのを覚悟して、残された日を独自の俳句や和歌論を展開していく。とことん子規という人物を突き詰めていく。 -
二十八歳で脊髄カリエスを発症し、三十五歳で逝った正岡子規。激痛に耐えながら、新時代の言語表現を追求する彼の病床には、漱石・虚子ら多くの友が集った。そしてその濃密な晩年は、現代日本語の書き言葉を完成させる道程でもあった。命尽きるまで情熱を燃やした子規の功績を辿る、近代日本文学史の労作。
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著者プロフィール
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