嶽神伝 孤猿(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931120

作品紹介・あらすじ

無坂は死んだと思われた太郎の生存を疑う。時は甲相駿三国同盟間近。飛び加当が、異形の忍者が、山の呪いが、戦国の世を駆け抜ける!

感想・レビュー・書評

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  • 自分も無坂と旅をしている感覚で読み進める。1日があっという間に過ぎる無坂の世界に何度もついていけず息切れ。そして登場人物の山の衆の名前にも何度も確認する。
    それでものめり込めるのは久々。
    また次のが楽しみ。

    全巻通して読める幸せを実感。

  • 木暮衆の無坂が飛び回る。今川の雪斎、長尾景虎、武田の山本勘助、小見の方、小夜姫、四郎勝頼、日吉こと後の秀吉らと出会い、戦陣を駆け回る。
    物語の最後に、涌井谷衆のまだ赤子である多十が登場。ワクワクしますね。

  • 痛快!
    大迫力の空中戦。
    思わずニヤッとさせる登場人物。
    そしてサル最高!

  • 勧善懲悪
    多十に繋がりましたか

  • 敵役のかまきりは咬ませ犬であっけなくやられてしまうので、本命登場という感の飛び加藤からクライマックスの鶴嗿らが鳴り物入りで登場するが、ここでも盛り上がりに欠けるのが残念。

  • 92

  • 嶽神完結かねえ、寂しいねえ。

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著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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