黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 50
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931397

作品紹介・あらすじ

一九八〇年秋、突然の養父の死。神代宗は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、殺人の罪を着せられてしまう。そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、銃声が轟いた!大人気シリーズ第14弾

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ14作目(通算18)
    深春と蒼に殴り込みをかけられて(^◇^;)
    神代教授が語った過去の事件。
    久遠家の数百年に及ぶ歴史・・・
    町ぐるみの牢獄のような異質な世界
    歪み切ったまま時間の止まった町
    館での事は全て語られない。
    あぁ~知りたい!早く続きを読まないと!

  • 神代教授と(当時教授ではないけれど)と京介氏(当時京介ではないけれど)の出会い。

    連載当初からこれらの設定はあったのだろうか。。。
    かなり過去についてはひっぱられたが。

    推理物、建築物、ではなく
    物語として楽しめた感じ。

  • 再読。なのに全然覚えておらず新鮮な気持ちで読みました。
    先生との出会いはいつも仮面の後の本心とのギャップで、皆それに驚いている内に虜になってしまうのかしら、と感じました。

  • 建築探偵桜井京介シリーズの長編14作目。
    予想通り、京介の過去編です。
    でもまだ終わりじゃないので、その1というところかな。


    冒頭、「はじめに」と題して著者からの前置きがありましたが、
    挙げられた6冊を読んでいなくても特に困らないと思いました。
    出てきた名前が気になるようなら読むべしという感じかな。
    あっ、ただし前作の終わりで京介が失踪したことは知っておかないと、
    会話の意味が分からないでしょうね。


    北の、本編最後になるまで明記されなかったので敢えてこう呼びますが、
    陸の孤島とも言うべき隠れ里で起こる事件の数々。
    ゴシック風味の設定が私の好みでした。
    シリーズ当初の建築探偵からは離れて久しいですが、
    今回も敢えて言うなら、久遠の館かそれを含む村の佇まいでしょうか。
    山奥に突如現れる地図にも載っていない石造りの村。
    それも洋風の。
    なかなかに興味をそそられるシチュエーションです。


    京介の過去編ですから、
    前作の京介失踪時を現在として、
    神代教授が深春と蒼に過去の出会いを語る設定です。
    更に、その出会いで起こった事件とは別に、
    当時自殺とされていた過去の母の死という時間軸も絡んでいて、
    何層にも折り畳まれた時間軸が、小説全体の重厚感を増していました。
    ミステリーとしてトリック云々とかではなく、
    如何にも怪しげな人物がたくさん登場して小説として面白かったです。

  • 京介の過去が語られる、クライマックス間近の巻。今回はお屋敷ものミステリーなんだけど、怖かった…。ホラーみたい。。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    一九八〇年秋、突然の義父の死。神代宗は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、殺人の罪を着せられてしまう。そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、銃声が轟いた!大人気シリーズ第14弾。

    平成27年8月20日~29日

  • 前2作については、あまりに作りこみが過ぎて、鼻につき、評価は高くありませんでした。
    本作もかなりな作りこみですが、それほど鼻につく感じがせずに読めました。それは、舞台を限定して、現実世界から隔離するのがうまくいったということなのかなと思います。
    普通の街角でハロウィンのコスプレをされるても浮くだけだけど、遊園地でやってくれれば楽しめる、みたいな。お化けはお化け屋敷にいてくれ的な。
    そう、まさに今回の「館」はヴァンパイアの潜むお化け屋敷ですね。そこから最後まで外に出なかったので、お話として楽しめた。外とつながって現実に引き戻されたらやっぱり、興ざめしてしまったかもしれません。
    あとは、神代先生の語りがすっきりしてて良かったのかも。あんまりべたべた語られると、ちょっと引いてしまう。って、本当のこのシリーズファンには、そのべたべた感がいいのかもしれないけど。

  • 一九八〇年秋、突然の養父の死。神代宗(かみしろそう)は傷ついた心を埋めるため訪れた北の町で、殺人の罪を着せられてしまう。そして、疑惑が晴れぬまま土地を支配する久遠(くどお)家の「館」に軟禁され、血塗られた過去を目撃する。謎の美少年・アレクセイが悲劇の真相を語りはじめたとき、銃声が轟いた! 大人気シリーズ第14弾。

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著者プロフィール

1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。92年『琥珀の城の殺人』でデビュー。『未明の家』に始まる「建築探偵」シリーズはベストセラーとなる。ミステリをはじめ、伝奇小説、SF、幻想小説など幅広い作品を発表している。「黎明の書」「龍の黙示録」「北斗学園七不思議」シリーズなども人気を博している。他著書に『風信子の家』『閉ざされて』『わたしはここにいます』など多数。

「2018年 『闇の聖天使 ヴェネツィア・ヴァンパイア・サーガ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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