境界 横浜中華街・潜伏捜査 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931502

作品紹介・あらすじ

一九八一年、横浜中華街。日本に生まれ中国文化の中で育ち、屈折を抱えながら獅子舞の練習に没頭する三人の少年。日中の軋轢は崩れず、中華街でも中国系と台湾系が争い、外事警察は大物華僑を狙っていた。そして三人はある日失踪する。三一年後、横浜。失踪した少年の一人が刺殺体で発見される。犯人は誰か。あとの二人は。県警捜査一課の若き刑事は、所轄のベテランとコンビを組む。捜査線上に浮かんだのはあの大物華僑だった。

感想・レビュー・書評

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  • 横浜の中華街で中国籍の男が殺された。彼は31年前に獅子舞仲間二人と消息を絶ち、さらに同時期に警察官も失踪していた。二つの時間軸を結ぶ因縁に刑事が挑むミステリー小説。
    題材は面白いがテンポが悪く集中できない。中華街という異世界である舞台をもっと活かしてほしかった。現在に登場する刑事二人も個性が弱い。

  • (「希望の獅子」を改題)

  • 獅子舞についてはよくわからないけど一気に読めた。
    80年代の在日中国人の青春小説、といえば聞こえは良いけど彼らも悪いことばっかりしてるからなぁと思ったり。
    国籍の問題とか大きすぎてとっつきにくいけどなかなか面白かった。

  • 横浜中華街、国慶節前夜。中国籍の男が殺された。彼は31年前に獅子舞仲間2人と消息を絶ち、さらに同時期に警察官も失踪していた。殺人と過去の事件を結ぶのは、かつて中華街を統べた男と、見えない国境に阻まれた恋。日中関係激変の時代、少年たちはどこへ消えたのか。今なお爪痕が残る街で刑事が謎に挑む。

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著者プロフィール

本城雅人(ほんじょう・まさと)
1965年神奈川県藤沢市生まれ。明治学院大学経済学部卒業。産経新聞社勤務を経て、2009年『ノーバディノウズ』が第16回松本清張賞最終候補作となり小説家デビュー。2010年同作で第1回サムライジャパン野球文学賞大賞を受賞。2015年『トリダシ』で第18回大藪春彦賞候補、第37回吉川英治文学新人賞候補。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞受賞。2018年春に同作がドラマ化される。同年、『傍流の記者』で初の直木賞ノミネート。

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