新装版 小説太平洋戦争 (4) (講談社文庫)

  • 講談社 (2015年7月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784062931588

作品紹介・あらすじ

絶望的な「死の舞踏」をくりひろげた挙げ句、サイパン島は失陥、他の太平洋の島々にも累々と死屍が積まれた。和平に持ち込む戦略を持たない指導者たちは、逼迫するほど闘志を燃やし破滅に向けて狂奔。戦艦部隊の強行突入に国運を賭けなければならなくなる。もはや残された道は、玉砕と特攻しかなかった。

みんなの感想まとめ

悲惨な戦闘の中で、非戦闘員を巻き込む玉砕戦や、指導者たちの無策が引き起こす混乱が描かれています。サイパン島の失陥や、栗田艦隊の使命、さらには山下大将の徹底抗戦が、戦争の悲劇を浮き彫りにします。特攻隊や...

感想・レビュー・書評

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  • サイパンでの非戦闘員を巻き込んでの悲惨な玉砕戦、岸信介らの活躍による東条内閣の倒壊、特別攻撃隊、比島沖海鮮、レイテ島決戦、ルソン島での山下大将以下日本軍の徹底抗戦。
    もはや勝ち目がない状態での栗田艦隊の使命や、総軍司令部から山下大将に下された命令の不条理さなど、敗戦間近の日本の醜態と、それでも祖国を思い果敢に戦い続けた将兵。

  • 1巻に記載

  • この本の最後のページ、山下奉文(ともゆき)大将の言葉、絞首刑前の遺言「人間の性根は学校に通う前に、わが家の母の教育で作られる。自分の遺言は、婦人の教養をたかめて、よい母をつくること!これを祖国に望むだけだと伝えてくれ」が心に刺さった。
    マレーの虎と呼ばれ、シンガポールの戦いを率い、自らの意に反しながらもレイテ島決戦を決行し、最後にはルソン島で頑強に戦い尽くした猛将の心中を察するには、私には人生経験が足りなすぎるが、この言葉が真実であれ、山岡荘八氏のフィクションであれ、確かに胸に刻み、これからの社会のために働いて行きたいと思う。
    日本を思い、散っていった数多の先人のためにも。合掌。

  • 絶望的な「死の舞踏」をくりひろげた挙げ句、サイパン島は失陥、他の太平洋の島々にも累々と死屍(しし)が積まれた。和平に持ち込む戦略を持たない指導者たちは、逼迫するほど闘志を燃やし破滅に向けて狂奔。戦艦部隊の強行突入に国運を賭けなければならなくなる。もはや残された道は、玉砕と特攻しかなかった。

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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