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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784062931618
作品紹介・あらすじ
神隠し伝説が残る田舎町の高校に転校してきた久守徹は、天狗と呼ばれ人に遠巻きにされる孤高の少年・野見大地に誘われ廃部寸前の地学部に入部する。風のようにあらわれ石と戯れる大地に徹は惹かれるが、大地にはまだ誰にも明かせない秘密があった。それは人の記憶を内にとどめ後世に伝える「決壊石」の不思議だ。大地は初めてその秘密を徹に打ち明ける……。
記憶を刻む不思議な石が、転校生の徹と孤独者の大地を結びつけた。死んだ祖父が大昔に交わした約束の人を待ち続ける大地と、そんな軛から大地を解放したいと願う徹。しかし、石の記憶が照らし出したのは大地と徹の先祖の哀しい出来事だった。美しく切ないファンタジック・ストーリー。
神隠し伝説が残る田舎町の高校に転校してきた久守徹は、天狗と呼ばれ人に遠巻きにされる孤高の少年・野見大地に誘われ廃部寸前の地学部に入部する。風のようにあらわれ石と戯れる大地に徹は惹かれるが、大地にはまだ誰にも明かせない秘密があった。それは人の記憶を内にとどめ後世に伝える「決壊石」の不思議だ。大地は初めてその秘密を徹に打ち明ける……。
水晶、瑪瑙、琥珀―妖しく美しい輝きの鉱物が過去の真実を照らし出す。そして判った驚愕の出来事とは?
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
記憶を刻む不思議な石を通じて、友情や家族の絆が描かれる物語は、三世代にわたる少年たちの運命が交錯する様子を繊細に描写しています。孤独な少年・大地と転校生・徹の出会いをきっかけに、彼らの心の奥に秘められ...
感想・レビュー・書評
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石が持つ記憶を受け継ぐ人たちの話。
小学生の頃に『石文』と言うものを知り、何て純粋な世界なんだろうと石が大好きになった私。
文字のない時代、大切な人に想いを伝える為に石が使われていたそうです。
自分の気持ちとピッタリの石を探しに探して、相手へと送るんだそうです。
私なら、どんな石を探すかなぁと良く考えたものです。
本作のストーリーとしては荒削りなところもありましたが、充分に優しさが伝わってくる内容。
終わり方も、ここで切るか!とも思いましたが
これはこれで素敵。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三木笙子さんの作品は透明感があって好き!
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2015-12-23
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この物語は、三世代に渡る少年同士の友情の物語です。(そしてその三世代、三組の少年同士がそれぞれ血縁関係でないのに、結果的に巡り会うという因業めいた展開がニクい)
お互いがお互いを思う故、あのような結果に終わってしまった「伝」の世代、「航」の世代、そしてその連鎖を断ち切ろうとする徹と大地の葛藤。
ラストのあの展開には、賛否両論出そうなのには納得。ただ、あえて描かない選択をした事について、私は好意的に受け止めています。読者の心の中で続きが展開していけば良いのでは、と。
蛇足ですが、せっかく地学部なんだから、もっと石の種類出して貰えると、石マニアとしては嬉しかったかな…w -
うーん、続きがあれば納得できそうな気がする。
読み終わっても、なんだか、個人的にもやもやする。 -
徹と大地がお互いに思う気持ちも伝と良治の関係もあんまり純粋でくもりが全くないので、琥珀の中に眠る物語のように少し存在が遠い。
でもとても綺麗な物語です。 -
文庫化してただけだったうっかりしてた。とうに読んでた。
いつもの作品よりも静謐さがなく、中高生にとっつきやすい作品になっているような気がする。
あの静かで冷たい風の音のする作品が好きなものには多少の場違いさを感じてしまうことだろう。
ただ、ラスト。
ここで切るのが三木笙子作品の醍醐味なのだ、彼女の作品の冷たさとぬくもりなのだ。 -
しみじみとしたファンタジー小説。仕掛けとしてはオカルトに近い雰囲気もあり、なかなかぱっとカテゴライズする場所が見つからない。
主人公の2人が男子高校生にしてはややナイーブな印象を受けるものの、丁寧な作風は好みだった。
そういえば東京創元社のシリーズはいつの間にか読まなくなってしまったのだが、この機会に続きを買ってみようか。 -
神隠し伝説が残る田舎の高校に転校してきた徹は、孤高の少年・大地に誘われ廃部寸前の地学部に入る。他人と交わらず天狗と言われて敬遠される大地に徹は惹かれるが、大地には秘密があった。それは不思議な石から人の記憶を読み取る力だ。大地は初めて秘密を徹に打ち明ける。(『決壊石奇譚 百年の記憶』を改題)
著者プロフィール
三木笙子の作品
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