神宮の奇跡 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.17
  • (2)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931670

作品紹介・あらすじ

奇跡といわれた日本の戦後復興と高度成長。その理由は「昭和33年」に凝縮されていた。この年ただ一度の東都大学野球リーグ一部優勝を遂げた、学習院大学硬式野球部。戦禍で家族を失い、恵まれぬ境遇の選手たちを支えたのは、創意工夫と不屈の魂だった。そして大学野球の奇跡を観客席で見届けた皇太子殿下にも、ひとつの奇跡が起きていた。昭和の時代を描き切ったノンフィクション作家、門田隆将の〈野球三部作〉ここに完結!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 昭和45年生まれの私にとって昭和33年と言われてもあまりピンと来なかったのですが、昭和という時代を振り返ると非常に意義深い年であった事が本書から分かります。
    東都リーグで現在に至るまでたった一度の優勝を学習院大野球部が達成し、その直後に皇太子殿下のご婚約発表がこの年でした。
    高校時代に甲子園出場経験などない選手が死闘を制して優勝するプロセスに皇太子殿下とその侍従であった方が深く関与していたという事実はこの本を読むまで全く知りませんでした。
    しかも、そのチームのエースピッチャーであった井元氏は戦時中に朝鮮からの帰還途中にソ連兵による略奪や暴力を生き抜いたという経験をされた方でした。その井元氏が実はPL学園1期生であり、のちに高校野球に強豪として君臨する同校の礎を築く人脈を全国に根付かせた人物であるなど、野球を通して実に奥深い様々な物語を1冊の本に凝縮したノンフィクションです。

  • 奇跡といわれた日本の復興と高度成長。その理由は「昭和33年」に凝縮されていた。この年ただ一度の東都リーグ優勝を遂げた学習院大学。戦禍で家族を失い、恵まれぬ境遇の選手たちを支えたのは創意工夫と不屈の魂だった。そして大学野球の奇跡を観客席で見届けた皇太子殿下にも、ひとつの奇跡が起きていた。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

作家

「2020年 『崖っ淵に立つ日本の決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

門田隆将の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
池井戸 潤
吉田 修一
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×