沈黙のエール (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062931786

感想・レビュー・書評

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  • 2018.11.1

  • 帯の「号泣ミステリーの大本命!」につられて読んでみましたが、残念ながら号泣しませんでした。
    というか、涙も出なかったような....(-ω-;)ウーン

    いつも思うんですが、「帯」煽り過ぎじゃありません?

    ミステリーの部分よりも、家族との絆、仲間との絆、自分達の周りを取り巻く人々の温かさ、なぜかそういう所に目がいく作品でした。

    これはこれで悪くないのですが、個人的には、もう少しパンチが効いたミステリーの方が好みかな。

  • 横関さん、やっぱり面白いなぁ♪不幸に割りと好かれているように見えた里菜の人生は、本当はそうじゃなくてとてもとても愛されていた♥突然父を殺され、兄は傲慢で荒っぽくて逮捕までされてしまって。姉の死にまつわるあれやこれやも、辛いことに変わりはないけど、でもそれぞれの愛情の結果だったのだと思うと胸が締め付けられるような。ロクでもない男に惹かれるのは姉妹の遺伝子なんだろうか…。でも、沈黙のエールを体現する真実とラストの兄の思いはなかなかのオチ。犯人は後半で察しはつきますが、それを差し引いてもかなり面白い作品でした。

  • 家族って、厄介で、面倒だけど、
    絆があるよね。
    ラストにかけて、泣かされる。

  • 事件をきっかけに自分の過去を探る。結末に感動。泣いた。

  • 2015/7/12

  • とてもあたたかな読後のミステリ。
    父の、兄の沈黙のエールに涙。

    シュークリームが食べたい。

  • 懐かしい感じのミステリ。
    突飛なトリックは無いが、安心して読める。
    2時間ドラマにはなりそう。

  • 里菜のところに陽介が現れ、その日に父親が刺殺、お店は放火。父親の知人が犯人と思われたがその知人も殺された。そして知人を殺しのは自分だと言ったのは兄だった。

    読みやすい文章。ミステリーにありがちなトリックにはしる文章ではなく良かった。深津は刑事になるんたろうな。

  • 里菜さん総モテ小説。
    犯人二人がクズ過ぎ。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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