- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062931908
作品紹介・あらすじ
事務所に来ない。最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。天才弁護士・百瀬は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判にかかりきりになっていたのだ。それはまさか、幼い百瀬を置き去りにしたあの人? 百瀬によって幸せをつかんだ皆が、一心不乱に仕事をする彼の力になろうと立ち上がる。
感想・レビュー・書評
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亜子「明日から」 …じゃなくて、今日から行けよ!もうこの2人は…良かったよ。
まこと先生、前作ではあまり出てこなかったけど、しっかり金城武とうまく行ってて良かった。(野呂は帆巣と面識なかったっけ?)
事務所の2人も百瀬の家族になってるし、過去の登場人物もそれなりに頑張ってたり、幸せだったりするし…。
今回は何と言ってもテヌーに持っていかれた。愛しい。私、サビ猫を飼うことがあればテヌーって名前にするよ。ボロになるかも知れないけど。
予定調和の大団円で本当に良かった。 -
ああ、読み終わってしまった。と思える楽しい物語だった。
シリーズを読み進めるごと、どんどん惹かれたように思う。
出てくる人みんなすきになれるお話はそうそうないです。
それでいて、湿っぽくはないというか、感情の機微は感じるのに鬱陶しくなるほど強調しないというか、個人的に程良かった。
わりと強引なストーリー展開で猫弁の母登場、最後の事件はいきなり話題性が高くて裁判のシーン初めてでてくる、など最終話らしく盛り上げる一方で色んなキャラが再登場したり、テヌーのエピソードとか逸れない辺り流石だわ。
このシリーズは改めて購入して本棚に置きたい。 -
第一作の時にこういう構成を考えていたのだろうか?
人物像は書き続ける内に明確に魅力的になるものだが
登場人物に頼り長く続けるだけの作品ではなく、途中
の事件もすべて関わってくる
そして、母=魔女との対決は必然だった・・・ -
シリーズ一旦の最終巻。区切りなので、主要登場人物勢揃いで中々良かったです。
ドラマで続きも見たいし、円盤にもしてほしいところです。 -
第1シリーズ最終巻。
意外な形で百瀬の母親が明らかになる。
この巻は親子の愛が中心だが、このシリーズはどこを切り取っても愛情が溢れている。
大福親子のやり取りがいい。
判決後に父徹二がかける言葉にうなづく亜子。
太郎と亜子の次の舞台が始まる。
寿(赤坂)春美は退場していなかった。(安心) -
毎回ほっこりしてます。
一人一人のキャラが立ってて、うん、良い! -
事前情報なしで読み始めたら、
どこへ向かっていくのかハラハラしながら
最初から最後まで楽しめました!
今回は最初は百瀬不在で、
野呂さんや七重さん等の百瀬の周りの人たちによって
物語が進んでいきます。
もちろん、亜子ちゃんも!
一作目は登場人物が急に出てくるのと
やや説明的な文章が多く、読み進めにくかったけど、
1〜4作で、登場人物のキャラもしっかりしてきて、
それぞれのエピソードで情景が
容易に思い浮かぶようになり、
5作目と場面展開が多いにも関わらず、
作品に没入できました。
やはり順番どおりに読み進めるのがオススメです!