コミック版 姑獲鳥の夏(上) (講談社文庫)

著者 : 京極夏彦 志水アキ

• 講談社 (2015年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

二十箇月もの間子供を身籠っていることが出来ると思うかい？　京極堂こと中禅寺秋彦らが事件を解きほぐすベストセラーのコミック版！

感想・レビュー・書評

[講談社文庫さんの感想 · 2015年10月15日]

古書店主にして陰陽師の中禅寺秋彦のもとに、三文文士の関口巽が訪れた。ときは昭和二十七年夏。東京・雑司ケ谷にある久遠寺医院の娘にまつわる奇怪な噂が流れていた。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したというのだ――。大ベストセラー百鬼夜行シリーズの嚆矢を忠実にコミカライズ！

[あんコさんの感想 · 2015年12月3日]

原作を再読するのに、
もう体力も気力もない方(笑)にコミック版をおススメ!!
何冊か京極堂や薔薇十字の志水さんのコミカライズ作品を読んでるけど
いつ読んでもさすがだわw(*ﾟoﾟ*)w
原作のイメージのまんま!!
作品の雰囲気がそのまんま!!
ヘタな映画よりず～～～っといい(。－`ω´－)ｷｯﾊﾟﾘ!!
だいぶ前に読んだので
忘れてる部分が多かったんだけど
そうそう、こんな作品ヾ(≧▽≦)ノ
絵で見るとよく理解できる。

『二十箇月妊娠し続けることは可能か？』
噂の妊婦は京極堂と関口の
学生時代の先輩・藤野牧朗の妻だった…

[ヴェロニクさんの感想 · 2015年11月12日]

文庫だ！と購入。
そして入っていたチラシに仰天しました。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂　破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」