ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN (講談社文庫)

  • 講談社 (2015年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784062932165

作品紹介・あらすじ

βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入れられた若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。

みんなの感想まとめ

物語は、宗教団体「美之里」での不思議な事件を中心に展開し、登場人物たちの成長と再会が描かれています。大学時代から数年後、加部谷や雨宮、山吹、海月などのキャラクターたちが大人になり、彼らの関係性や思想が...

感想・レビュー・書評

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  • 加部屋、雨宮、山吹、海月など前作から数年後の物語と言うことで大学生から就職していたりと少し大人になっているいつもの面々。
    エピローグの初対面二人の会話が面白い。
    そして最後の衝撃。
    その前の最後の指示は最後のシーンを見据えた指示だったのか!?
    神は何でもお見通しなのだろうか。

  • Gシリーズ第8弾
    ジグβ(ベータ)は神ですか

    大学時代から3年後ぐらいの世界
    社会になってる加部谷、雨宮
    助教授になってる山吹
    w大学にいった海月
    そしてそして
    准教授になってる萌絵
    瀬在丸紅子、佐々木おばさん、椙田、水野
    犀川先生以外はほぼ登場する豪華さであり
    美之里で起こった不思議な事件と真賀田四季の
    80年後の未来が、多く語られると転換点になるような作品でした。
    大人の会話と面子で繰り広げられる思想は
    心地の良く、期待値が膨らむ膨らむ
    そして、これが書かれたのは2013年
    今までS&M、V、四季、G含めて、現代に凄く近づいた感じがしました。

    ⭐️4.0

    次は第9弾
    キウイγ(ガンマ)は時計仕掛けへ

    もう少しで未来の時系列がでてくるのかな
    楽しみだ

  • Gシリーズ第8弾
    宗教団体の施設「美之里」にて、フィルムでラッピングされ棺に入った女性死体が見つかる。

    ついに天才・真賀田四季が出てきて物語が動いてきた感じ。ラストのエピローグにもゾクゾクしました。

    様々なキャラの繋がりが明らかになった回。

    水野(赤柳)にはびっくり
    というかあなた誰だ?( •᷄⌓•᷅ )
    ・保呂草さんにアクセントで気づかれる(θは)
    ・保呂草さんとはかなり昔からの友人(λに)
    ・紅子さんと25年前から知り合い(ジグβ)
    ・船でご一緒した(θは)
    え、もしかして…

    当たってたら嬉しい˙ᴥ˙

  • Gシリーズ8作目。
    色々と衝撃的な事実が明らかとなった。
    作品の構成といい、作中の登場人物の台詞だったり、森博嗣は天才だと思う。

  • 四季 冬に繋がりそうな内容でした。クローンなのか、ロボットなのか、四季の壮大な計画の一端が垣間見えます。楽しみですね。

  • 面白かった。
    謎は残っているけど、それはいつものこと。
    まだ長い作品の一つの章を読んでいるだけなんだろうな、、、。

  • Gシリーズ第8作。前作から3年後の話。β(ベータ)と名乗る人物をあおぐ宗教団体の施設で、フィルムでラッピングされた女性の遺体が発見された。見え隠れする天才・真賀田四季の影。果たして真賀田四季は事件に関係しているのか。

    天才・真賀田四季の登場により物語が大きく動き出す本作。今までのGシリーズに感じたモヤモヤがある程度解消されます。

    S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ、百年シリーズ(2作目まで)を先に読まないと、Gシリーズの面白さは激減すると思います。

  • βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入った若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。

  • もしもデビュー作がFでなければ
    ここまで繋がらなかったのかもしれないし
    本としては一冊なんだけど
    あの作品から
    ずっと繋がっている一作品
    シリーズとしては別なのかもしれないけど
    一人の人から生み出される作品だからこそのつながり
    成長している
    変化している
    変わらないものもあり
    変わるものもあり
    あの時から時間が流れ
    大切なものが変わっていく
    大切にしたいものも変わっていく
    なぜこの選択をしたのかの先
    自分でやったことの結果からここに
    ここで明かされた真実と言われるものも
    この時点でしかない時
    キャラクタが生きている時間

  • 前作から時間軸だいぶ進んでるからなんかみんなどんどん落ち着き払ってきてて寂しいけど、相変わらずシリーズとして面白すぎるよ……

  • 続けざまに借りてきた。
    前作との間に、早くも2年ほど経っている内容。
    学生たちは就職し、それなりに大人になっていた。
    今回は三重県の芸術の森が舞台。
    これもきっとモデルの場所があるんだろうなあ。

    赤柳さんの正体はまだ謎。
    気になる!!
    今作は久しぶりに紅子さんが登場。懐かしくなる。
    雰囲気もちょっと旧作ぽかった。
    みなさん、もうすっかり中高年ですねー。
    真賀田四季とか紅子、萌絵が美人という設定、なんで必要なのか、いまも謎。


  • 『ジグβは神ですか
     JIG β KNOWS HEAVEN』
    森 博嗣 著 読了


    Gシリーズ8作目


    宗教団体の施設と
    噂のある美之里

    棺に入れられ
    フィルムで巻かれた
    美しい死体が発見される

    C大生だった加部谷たちは
    それぞれ社会人となり

    美乃里にキャンプに来ていた

    別件で調査に来ていた
    懐かしい探偵と再開し
    事件の調査に乗り出す




    前作を再読したときに
    遅まきながら

    本シリーズが
    真賀田四季サーガの
    重要な起点になることに
    気づいたため

    ググーっと見方が変わってきた


    「人はなぜ死を恐れるのか」


    誰にでも
    必ず一度は訪れる「死」


    自ら命を絶つ自殺であれ
    理不尽に奪われた命であれ
    何かに捧げるための死であれ

    「死」に変わりはないハズなのに
    残された人々は
    そこに至った理由を求める

    その無意味さを
    長い時間かけて
    丁寧に説明しているんだなーと


    「安心というやつは
     結局のところ
     犯罪と自分の距離を
     取りたいという心理だ」

    「大衆は、犯行の動機が
     理解できないことで
     自分との距離が遠いと確認したい

     だから、異常ならば
     それで結構

     異常だというレッテルを貼ることで
     処理ができる」


    「異常なんて存在しない
     あるとしたら
     みんながそれぞれ持っている

     あるいは
     ほとんどの人が異常だ

     異常を平均化したものが
     常識という幻想だと言っても良い」


    なかなかの切れ味である



    Gシリーズの終盤に来て
    スピード感が増してきた

    登場人物は
    社会人になって
    数年が経過しているが

    海月及介だけは
    西之園萌絵が務める
    東京のW大へ編入している


    全シリーズの相関図を描いた時
    海月及介の動きに
    自然と納得がいく


    ミステリー小説としては
    破綻し続けていた
    Gシリーズだが

    8作目にして
    ミステリーの体裁をなしてきた上に

    S&M、Vシリーズの
    主要人物総出演で

    コアなファンにとっては
    有難い限りだ



    #ジグβは神ですか
    #森博嗣
    #Gシリーズ
    #講談社ノベルス
    #読書好き
    #ブクログ

  • いきなり時が進んでいて、もしかして、間を飛ばして読んでしまったか?と、焦りました。

    大人になったメンバーが奇妙な殺人事件に遭遇し、推理するというもので、今までと比べると、中途半端ではなく、きちんと終わりました。

    今までの話はやっぱり一連の事件であの人が関わっているらしいと思った本でした。

  • 事件は不思議だけど、物語は真賀田四季を中心に動いている。これからどうなるのかが楽しみです。

  • 森さんの作品は本当に面白い。奥が深くて、不思議で、なんとなく感じているけど、ふわふわ掴めない気持ちをすっと言葉で表現してくれる。あ、こう思ってたんだって気持ちに輪郭を持たせてくれる。今回もそう感じる瞬間がたくさん有って。まだまだ真賀田四季の謎も深いままです。

  • G8
    宗教団体の施設に入ったきり会えなくなった娘を取り戻して欲しいという依頼を受けた水野は取材と称して施設に入り込む。
    加部谷たちは山吹の伝手で夏休みをしにきている
    依頼主の娘が棺桶にラップぐるぐる巻きで発見される
    棺桶をベッドにしている入信者の話を聞いた水野はその女性に会いに行くが、なんだかその人は真賀田四季みたいで…
    紅子さんも登場して、佐々木叔母さんと対面して…だんだんと人間関係がわかってきた。
    水野の正体も、保呂草のことも。

    しかも犯人は四季(と見せかけた何者か)に操られた佐羽だと思ったら、まさかの父親。
    やっぱり要らないんだよなあ。

  • 220501*読了
    前回から数年後。
    Gシリーズのみんなが大人になっている…!と言っても、ほとんど変わっていなかったけれど。この安心感よ。
    赤柳さんは水野涼子に名前を変え、しかも女性だったとは。

    今回は棺に入れられたぐるぐるラッピングされた死体。うーん、またもや不可解。
    タイトルのジグってそんな意味だったんだ。
    ジェーンの存在の意味も謎なまま…。

    睦子おばさまと紅子さんの対面シーンが好き。
    紅子さん好きなので、こうしてVシリーズ以外でも出てきてくれるのが嬉しいなぁ。

    そして、ついに神である真賀田四季が登場。
    最後のシーンはぞくぞくしました。

  • うっすら覚えてたけど、それでも面白かった〜!
    読み始めてすぐに赤柳さんの正体がわかってスッキリするし、真賀田四季が目の前に現れたかのような後半はドキドキしっぱなしだし。
    犯人やトリックにもやられた〜って思った。そのへん全部綺麗さっぱり忘れてたから、多分初読の時と同じくらい楽しんで読んでたと思う。

    紅子さんと睦子おばさま、どっちも好きだから登場してくれて嬉しい。
    終わり方もうまいな〜!最後の真賀田四季のセリフ、すごくない?天才怖い。
    Wシリーズも届いたし、読んでいくのが本当に楽しみ!

  • さらに時間の流れが加速しました。
    真賀田四季に紅子さんに椙田さんにと好きなキャラがたくさん出てきて大満足。

  • なんか勢揃いって感じでしたね。そこが醍醐味みたいな所もあるんですけど。大変面白かったです。読んでいて楽しいという感情も感じていました。面白い作品は面白いと感じるだけですけどそこにプラス楽しいという気持ちを感じたのは久しぶりの本でした。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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