空白を満たしなさい(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.72
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本棚登録 : 785
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932486

作品紹介・あらすじ

ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは3年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。しかし、息子が生まれ、仕事も順調だった当時、自殺する理由などない徹生は、殺されたのではと疑う。そして浮かび上がる犯人の記憶……。

感想・レビュー・書評

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  • おおお、なんだ、、この展開は、、
    うう、息苦しいような、、続きにいったい何が待っていると言うのか、、

    下巻で全体の感想をまとめます。いやはや、目が離せません、、

  • なかなか最後に行き着くのに困難だった。
    なんとか読み終えたという感じだ。
    設定が苦手。
    こんな本を読むことを読書と言うのかも。
    ずいぶん前でレビューは忘れた。

  • 話の展開が随分とゆっくりだー、と前半は感じていたのですが、それは長い溜めであったようで…
    後半はページをめくる手が止まりませんでした。
    カフカの「変身」では、主人公が虫になった理由は取り扱われていませんでしたが、こちらの小説では、主人公の身に起こった奇跡にじわじわと触れていくようで、とても新鮮でした。

    これまで平野さんの小説は何となく避けてきましたが、26歳になった今なら読めるようです。笑 下巻だけでなく、他の小説にも今後触れていけると思うと、とても楽しみです。

  • 人は自分自身ですら、その全てを理解することができないのかもしれない。自分が自覚していない分人(?)があるのかもしれない。もしかしたら、無意識に、自分も自殺してしまうかもしれない…。
    平野啓一郎の小説(ここ数年の)を何冊か読んだが、心がギュッと握られるような苦しさを感じることが多い。その点が、心地よく読める他の小説とは違った魅力なのかもしれない(この感じが苦手な人もいるかも)。
    下巻の内容が気になる…!

  • 途中挫折

    • トミーさん
      わかります。!
      休みながら、最後まで読みました。
      わかります。!
      休みながら、最後まで読みました。
      2020/02/01
  • 詳細は下巻終わったら書く。

    一先ず、平野啓一郎は擬古文の『日蝕』しか読んでなかったので、読みやすさにビックリした。
    あとはカッコ終わりの句点が気になってしまいますね。

    真相が楽しみです。

  • なぜ死んでしまったのか、主人公の葛藤が生々しく描かれる。ありえない設定なのに何故かすごくリアリティを感じる。

  • 平野啓一郎の毎日新聞朝刊に連載中の小説がめっぽう面白いので,この本を買って読んでみた.
    未だ上巻なので,この先どっちに向かうのか分からないが,今のところは主人公の死にまつわるミステリー.

  • 12月発売の本をたくさん予約したけれど、発売までにまだ間があるこの時期、それまでに何を読もうかとリアルな本屋さんで物色し、ゴッホの肖像が印象的な表紙のこの本にしてみる。
    世界中で一度死んだ人が生き返りだし“復生者”と呼ばれる社会現象の中、死ぬ直前の記憶も不確かに朧な状況とともに蘇った主人公・徹生もその一人。
    3年間の空白で、職場には戻る席はなく、妻子との間にも微妙な溝があり、信じて支援してくれる人すらもどこか信じられない日々の中、自殺とされる自分の死因を信じられない徹生は、自分は佐伯という警備員に殺されたものとして自分が死んだ日に近づこうとする。
    復生の理由は全く触れられず、行きつ戻りつする徹生の精神状況とともに、甦る記憶の中で佐伯との不条理なやり取りが再生されながら進む物語は、不穏で薄気味が悪い空気を孕む。
    帯に『心が救われた』とか『涙が止まりません』と書いてあって、そういうところを期待して買ったんだけど、今のところは程遠く、どのようにそこへ収束するんだろうという感じ。
    それでも多少の期待を込めて下巻へ。

  • 分人の考え方に共感できそうだったので読んでみたけど、その説明に至るまでのキャラ紹介?の段階で挫折しました、、
    マチネの終わりにを書いたひとと同じとは思えないくらいの幅、ある意味すごいなぁと思うけどちょっと今の自分には読み進められる心のスペースがなかった、、

    ので上巻途中で心折れてしまったけど、
    読める日がくることを祈って一旦忘れようと思います

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著者プロフィール

平野 啓一郎(ひらの けいいちろう)
1975年、愛知県蒲郡市生まれ。生後すぐ父を亡くし、母の実家のた福岡県北九州市八幡西区で育つ。福岡県立東筑高等学校、京都大学法学部卒業。在学中の1998年、『日蝕』を『新潮』に投稿し、新人としては異例の一挙掲載のうえ「三島由紀夫の再来」と呼ばれる華々しいデビューを飾った。翌1999年、『日蝕』で第120回芥川賞を当時最年少の23歳で受賞。
2009年『決壊』で平成20年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、2009年『ドーン』で第19回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、2017年『マチネの終わりに』で第2回渡辺淳一文学賞、2019年『ある男』で第70回読売文学賞(小説部門)をそれぞれ受賞。2014年には芸術文化勲章シュヴァリエを受章した。『マチネの終わりに』は福山雅治と石田ゆり子主演で映画化が決まり、2019年秋に全国で公開予定となっている。

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