改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)

著者 : 島田荘司
  • 講談社 (2016年1月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932653

作品紹介

北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!? 日本ミステリー界を変えた傑作が、大幅加筆の改訂完全版となって登場! 解説=綾辻行人

改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これは、過去に読んだかどうだか覚えてない……。
    もしかしたら読んだかもしれないけど、トリックも新鮮!でした。

    島田さんは読者に挑戦してくれるけど、勝てる自信がまったくない。

    そして御手洗さんが早く出てきてくれないかと、待ち遠しかったです。
    でも初めから御手洗さんいると、あっという間に事件解決しちゃうもんなあ。

  • 何がどう改訂版なんだろうと思いつつ。
    読者への挑戦状は全力で無視する所存。

    動機から犯人当てはできんよなあと。
    袖振り合いも他生の縁。どこでどうすれ違っているのかわからない。

    御手洗さんてこんなにおかしな人だったっけ。
    ぼつぼつとかなりな期間開けて読んでるのでよくわからない。
    どの本を読んだことがあるのかも…それはさすがにわかるか。

  • わたしにしては、結構丁寧に読み込んだ方だと思う。部屋がたくさんあるから、見取り図を見ながら、ひとつひとつ確かめながら読み進めていった。斜め屋敷の構造も、個性的な登場人物たちも、とてもおもしろかった。ちょっとだけ斜め屋敷に行ってみたくなった。

  • いつになったら御手洗氏がでてくるのか?と思いながら読んでいました(´・ω・`)
    かなり最後の方でした そしてまた あっさり解決!

    トリックや動機ながかなり 後付けな感じがした。

  • 壮大な仕掛けの殺人事件。普通なら思いつかない。ただ、全てはストーリーに書かれてるので、謎解きにはもってこい。こんな作品を思いつくのが素晴らしい。

  • 『改訂完全版 占星術殺人事件』に続き、島田作品二作目。いや〜 こんな凄い物理トリックなんてあるかいなっ!と、ホント吃驚仰天でした。ここからあの綾辻氏の「館」シリーズに繋がるワケですね^^ ふむふむ。

  • ❖トリックというか仕掛け(斜め屋敷という奇態な館の設定)はユニークだと思うけれど、それだけの作品。それを言ってしまえば本格作品の約6割を否定することになってしまう?(著者の『占星術』『龍臥亭』は秀作だと思う)。自分も密室殺人のゲーム性を愉しむ読者ではあるが、本作についてはQ&A問題で出題(紹介)してそれですむ程度のもの。シリアスでもユーモアでも何でも構わないがミステリとして物語の力の濃厚を味わいたかった。

  • 絢辻さんの館シリーズに登場する島田潔の名前の由来が島田荘司さんにあるとのことで気になったので読みました。まず冒頭から独特な雰囲気を持つ作品です。シュヴァルの宮殿、リンダーホフ城など実在する建築物の話から斜め屋敷の話へと移行するので斜め屋敷が実在するような錯覚に一瞬陥りました。この方の作風なのでしょうか?

    斜め屋敷の構造が複雑なので正直よく理解できなかった部分もあるのですが、それでも読み終わった時にこれは傑作だと思いました。屋敷の構造、花壇の意味など一見バラバラな部品のすべてがある一点に集約されていく過程は圧巻です。今後も島田荘司さんの作品を読んでみようと思います。

  • 『占星術殺人事件』以来となる「御手洗潔シリーズ」。じつは前作を読了後に2作めも早く読んでみたいと思っていたのであるが、改訂完全版が出ている(しかも『占星術』のそれは文庫化されている)ことを知り、それならばもうすこし待とうと思った。しかし、一向に文庫化されないのをみて、ひょっとしたら文庫化しないのでは? と思っていたが、このたび晴れて文庫化ということで、ようやく手にする機会が訪れた。さて、「新本格」の傑作として名高い前作の続篇というだけあって、本作も本格的なトリックがふんだんに盛り込まれており、なかなか読み応えはあった。しかし、前作の衝撃と比べると、どうしても評価に困ってしまう。前作は文句なしで★★★★★をつけられるレヴェルであったが、本作の場合はどうも「トリックのためのトリック」というイメイジが強い。ミステリイとはいえ小説である以上、それなりにほかの要素も採り入れられているべきであると思うが、本作にはそのテイストは薄い。徹頭徹尾推理小説なのである。前作もその気はたしかにあったが、それでも「占星術」という特別な要素で理由づけすることによってそれなりに整合性が保たれ、小説としてもちゃんと成立させている。ひるがえって本作は、すべてが推理小説の駒として動いているようにしか感じられない。しかも、その肝腎の推理小説としての要素も、個人的にはなんだかなという感じである。実現性を云云するのは野暮かもしれないが、それにしてもという感じがする。犯人や橋がキイであることなどは案外アッサリとわかってしまっただけに、納得がゆかないというか、どうにも満ち足りない心持である。ただ、このようなトリックを考案することじたいはすなおにスゴイと思うし、島田荘司という作家がいまや推理小説界における大御所であることもじゅうぶんに認識している。もうすこし、このシリーズとも付き合ってみたいと思った。ただ、「『館』シリーズ」も「『新宿鮫』シリーズ」も全巻読破しようと思いつつ停滞しているので、これ以上「宿題」を増やしてどうするのという感じではあるがw

  • 北海道の最北端・宗谷岬に傾いて建つ館――通称「斜め屋敷」。雪降る聖夜にこの奇妙な館でパーティが開かれたが、翌日、密室状態の部屋で招待客の死体が発見された。人々が恐慌を来す中、さらに続く惨劇。御手洗潔は謎をどう解くのか!? 日本ミステリー界を変えた傑作が、大幅加筆の改訂完全版となって登場!

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