忍者烈伝 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062932752

作品紹介・あらすじ

捨て子だった段蔵は、命の恩人である伊賀の天才忍者・上野ノ左から忍びの教えを授かる。
恩師との離別後、幻術も会得した彼は、「鳶(飛び)加藤」の評判と腕を買われ、利害が交錯する風魔小太郎、上杉謙信、武田信玄らの元を渡り歩く。
戦国時代に生きた忍者の、活躍と苦悩を描いた衝撃のデビュー作、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • いくつになっても忍者小説は面白い。他の本で読んだことあるような話しもあったが、それてまも面白く読みました。

  • 忍者の小説は戦いのシーンばかりで読みにくい印象があり購入したのはいいが見て見ぬフリを長年していた。
    まだ半分の段階で忍びの術などは少ししかない。

    主に歴史の流れをかいつまんで書いてあるので歴史に興味ない人にはつまらないだろうし、忍びの術などを読みたい人もつまらないと思う。

    乳飲み子の時に捨てられた段蔵は伊賀で忍びとして育てられる。伊賀を離れて転々としていく中で時代は足早に変わっていく。
    伊賀の掟を破った段蔵は伊賀に戻れず原点である自分の母親を探しに行く。
    そこで今まで自分とは何者かと疑問に感じていた事に母親らしき人と出会うことにより氷解する。
    続きも読みたいと思う書き方をしているので楽しみ。



  • 加藤段蔵。捨て子だった段蔵は、天才忍者、上野ノ左から忍びの教えを授かる。恩師との離別後、幻術も会得した彼は、「鳶加藤」の評判と腕を買われ、利害が交錯する風魔小太郎、上杉謙信、武田信玄らの元を渡り歩く。
    戦国期、足利の永禄年間よりさき、織田の天下統一に流れる。そこにはいつも影の者達がいた。

    しびれる。
    有能すぎるが故の最期。超絶ブラック企業で擦り切れる超有能で真っ直ぐな企業戦士サラリーマンのようだな。
    哀愁宜しくな一冊でした。

  • 長い解説文か

  • 捨て子だった段蔵は、命の恩人である伊賀の天才忍者・上野ノ左から忍びの教えを授かる。恩師との離別後、幻術も会得した彼は、「鳶(飛び)加藤」の評判と腕を買われ、利害が交錯する風魔小太郎、上杉謙信、武田信玄らの元を渡り歩く。戦国時代に生きた忍者の、活躍と苦悩を描いた衝撃のデビュー作、待望の文庫化。

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著者プロフィール

1970生まれ。兵庫県加古川市出身。『忍者烈伝』(角川学芸出版)で小説デビュー。その後、『忍者烈伝ノ続』を発表する。本書がシリーズ3作目となる。

「2017年 『忍者烈伝ノ乱 地之巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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