- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062933049
作品紹介・あらすじ
身体を自在に着脱できる人形男がどこまでも追ってくる! 目的は、自分の生みの親である博士にもう一体動く人形(ゴーレム)を作らせること。これに対し少年探偵隊は、唯一の弱点である頭部内の「命を生む紙」を入手しようとする。しかし、ようやく目にしたのは聞いたのとはまったく違う文字だった! 周到な論理によって構築された極限状況ミステリ。
感想・レビュー・書評
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♪ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵隊というわけで、少年探偵隊と不死身の人形怪人の死闘(?)を、文体まで乱歩に寄せて描く。とはいえ、頼みの名探偵が極悪非道の三途川とあっては、「バンザーイ、三途川先生、バンザーイ」とはいかないわな。ミステリとしては、神経の行き届いた論理パズルが楽しい。ただ、多少強引さも感じるかな。
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三連休で一気読み。前作の「スノーホワイト」がとても好きだったので手に取った続編。なんというか…ゴーレムがキモいf^_^;描写がリアルなのか想像したらなんかやだ。語り口が昔の童話チックでなんとなく懐かしい。三途川理が後半にしか出てこないが、相変わらず最悪な奴でした(笑)このシリーズ追いかけます。
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なんだかちょっと独特な文章。
昔読んだ児童書を思い出させます。
謎解きの要素はちょっと強引さもありますが、逆にその強引さが面白さにもなっています。
さらっと読むミステリーですね。 -
乱歩の少年探偵団シリーズ調の文章が良いですね。「いかにも」な感じで。三途川は、ああいうキャラと毎度の事ながら判ってるので、いつ本性を表すのかとワクワクしながら読めましたよ。
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なんだこれは。ファンタジーな話。
でも、ミステリ。 -
どの状況もきちんと論理的に成立していますが、ロジックにこだわり過ぎな感じがしてお話としてはちょっと面白くないかなぁ。
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自在に身体をバラして操る最強の不死身ゴーレムが少年探偵隊に襲い掛かる!
弱点は頭の中に仕込まれた暗号。
些細な矛盾や違和感を追いながら奮闘する少年探偵。
ケケケと笑いながら暗躍する悪徳探偵。 -
《踊らされているのは読者(あなた)⁉︎》
三途川理シリーズ第3弾。
不死身のゴーレムの設定と活用がすごい。
ただ不死身なだけでなく、身体をバラバラにし自在に操れる相手の出方、少年探偵たちはどう立ち向かうのかが趣向を凝らされていて読み応え十分。
緋山燃は、今回だけお休み・・・?。 -
2016年2月22日読了。
2016年71冊目。