ある殺人者の回想 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2016年3月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784062933391

作品紹介・あらすじ

おれはなぜ二度も人を殺したのか。七十六歳で故あって二度目の殺人を犯し四年、いま獄中にある男は静かに語り始める。昭和初頭、炭鉱の島に生まれ坑夫となった緒方一義は隣人を殺し、一度目の獄につながれた。彼が手にかけた男の妻と交わし続けた手紙にこめた想いとは? 遠ざかりゆく昭和という時代と数奇で凄絶な人生が見事に描かれる。


おれはなぜ二度も人を殺したのか。

獄中で寡黙な男が晒す胸の奥底の真実。
暴力と性の極みを書き続けた作家が描き切った裸の人間の心情とは。

寡黙な男の心の奥底の一途な想いが胸を刺す。

七十六歳で故あって二度目の殺人を犯し四年、いま獄中にある男は静かに語り始める。昭和初頭、炭鉱の島に生まれ坑夫となった緒方一義は隣人を殺し、一度目の獄につながれた。彼が手にかけた男の妻と交わし続けた手紙にこめた想いとは? 遠ざかりゆく昭和という時代と数奇で凄絶な人生が見事に描かれる。

みんなの感想まとめ

人を殺めた理由を語る寡黙な男の心の奥底には、愛と守りたい一心が潜んでいます。昭和初頭、炭鉱の島で生まれた主人公は、隣人を殺し、一度目の獄に繋がれた後、被害者の妻との手紙のやりとりを通じて、彼女との心の...

感想・レビュー・書評

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  • 人を殺めることは、決して許される事ではないが、大切な人をただ守りたかった。それだけ。
    主人公と被害者の妻との手紙のやりとりを通して気持ちが徐々に寄り添っていく。
    お互いに大切に思い合っているのに、頑ななまでに気持ちを悟られまいとする主人公が可哀想になる。
    ある意味究極の純愛だ。

  • おれはなぜ二度も人を殺したのか。

    獄中で寡黙な男が晒す胸の奥底の真実。
    暴力と性の極みを書き続けた作家が描き切った裸の人間の心情とは。

    寡黙な男の心の奥底の一途な想いが胸を刺す。

    七十六歳で故あって二度目の殺人を犯し四年、いま獄中にある男は静かに語り始める。昭和初頭、炭鉱の島に生まれ坑夫となった緒方一義は隣人を殺し、一度目の獄につながれた。彼が手にかけた男の妻と交わし続けた手紙にこめた想いとは? 遠ざかりゆく昭和という時代と数奇で凄絶な人生が見事に描かれる。

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著者プロフィール

1932年、東京生まれ。さまざまな職業に就きながら、同人誌『文藝首都』で執筆活動を続け、74年に「寝台の箱舟」で小説現代新人賞を受賞。『獣たちの熱い眠り』がベストセラーとなり、以降、官能とバイオレンスを軸に著作は300冊以上。70代で発表した自伝的な作品『小説家』は読書界で大きな反響を呼び、その後も『死支度』『秘事』『叩かれる父』などを上梓。20年3月、逝去。最新作は遺作となった『落葉の記』(文藝春秋)。

「2021年 『家族会議』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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