前夜 奥右筆外伝 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 114
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933605

作品紹介・あらすじ

「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」に二度にわたり第一位に輝くなど、平成時代小説文庫を代表する人気シリーズ「奥右筆秘帳」。幕政の闇を知り、命を狙われる奥右筆組頭の立花併右衛門。併右衛門と愛娘瑞紀を護るのは、厄介者となっていた隣家の次男柊衛悟。「筆」と「剣」の力で闇と闘う彼らの前に立ちはだかるのは無敵の甲賀忍・冥府防人、そして権の亡者と化す一橋民部卿治済。物語前夜の彼らの葛藤と謎を描く銘々伝。

感想・レビュー・書評

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  • 本田駿河守、実行してくださったのね。
    その続き。続き。読みたいです(机バンバン)。

  • 奥祐筆秘帳のスピンオフ

  • 本編は完結まで読んでいるはずだが、記憶には鮮明に残ってない
    関連する登場人物が本編に係ってくる経緯を記載
    主人公と婿になる隣家の次男坊、宿敵となる二人、背後にある田沼による家基暗殺?

  • 外伝でもその前後に触れられるのは楽しいけど、やっぱり尻切れとんぼ。
    新しい衛悟の物語を楽しみにしています。

  • 「奥右筆秘帳」シリーズの外伝。

    冥府防人の章と、一橋治済の章を読んで、望月兄妹と治済の結束の固さが納得いきました。(本編読んだのが、かなり前なので、うろ覚えの中ですが。)
    利害が一致しているし、小弥太と絹の実家での立場が、余計に治済に恩を感じることになったのかな・・と。
    あとがきで、続編構想あるとの事でしたので、楽しみです。

  • 2017.5.18

  • 2017.03.29.読了

    奥右筆シリーズの終わりから時間が経っていたので
    読みながらなかなか思い出せない部分もあり、最高には楽しめなかったのが残念

    一橋治済の将軍の座を狙う動機がなかなか好き。
    わかる気がしてしまった。
    冥府防人はそう言う流れだったのかと
    納得。

  • L

    奥祐筆の新シリーズ、考えてるんだってよ。と、あとがきで知る。
    そんなに続きが読みたい人いるの?やめといたほうがよくないか?キリのいいところで終わったんだからさー。
    今回は過去話。
    まぁ、併右衛門の若かりし頃の話は想像通りでした。だろうね、みたいな。

  • これは余計だったかな。

  • 併右衛門が奥右筆組頭になるまで。
    小弥太が冥府防人になるまで。等それぞれの過去が面白かった。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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