ローカル線で行こう! (講談社文庫)

  • 講談社 (2016年5月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784062933926

作品紹介・あらすじ

廃線間際の赤字ローカル線。その未来を託されたのは新幹線の若きカリスマ・アテンダント。読めば元気が出る痛快鉄道再生ミステリー!

みんなの感想まとめ

廃線の危機に立たされたローカル鉄道を再生させる物語が描かれています。元カリスマ・アテンダントが社長として奮闘し、社員たちと共に会社を立て直していく様子が、爽快感と共に展開されます。ストーリーはエンター...

感想・レビュー・書評

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  • お仕事系小説。
    そんなに上手くいかないとは思うけど、色んなアイディアはためになる内容だった。

    終盤は半沢直樹のようなシーンもあり、エンタメ作品としても面白かった。

  • ローカル赤字鉄道の社長に抜擢された元カリスマ・アテンダント。彼女の快進撃と共に社員が一丸となって会社を立ち直らせていく。しかし、その陰に黒い陰謀が。
    こんなストーリーで楽しく読めました。
    話がだんだん大きくなってきてどうなることかと思いましたが、無事解決してスッキリ。
    会社の悪癖が次々と解消していく様は、読んでいて爽快な気分にさせてくれます。現実もこうなるように努力したいと勇気づけられる一冊でした。

  • 鉄道で街を盛り上げるというストーリーが自分にとても刺さる内容で面白かった
    自分もこんなふうに仕事がしたい

  • 赤字経営のローカル線を、知恵と熱意で存続させようとするストーリー。 逆風に耐えて勝利を勝ち取るというのは、逆風が強ければ強いほど後味が爽やかで後味がいいね。(^_^)v

  • 線間際の赤字ローカル線。故郷の未来を託されたのは、たったひとりの新幹線アテンダント。立ちはだかるのはやる気を失った社員、一筋縄ではいかない経営幹部、次々起こる不穏な事件…。

  • 赤字続きのローカル線を黒字化し、再生の道を模索するため、地元出身で新幹線カリスマ・アテンダントの篠宮亜佐美、31才が社長に抜擢された。
    とにかく、お金をかけずにお客さんを呼び、楽しんでもらう。
    地元の人たちの生活を支えるローカル線を守るため、奮闘する篠宮。
    役所からの出向で来ている副社長の鵜沢と仲間たちと力を合わせて少しずつ黒字化していく。
    ただ、そこに黒い影が…
    お仕事小説。

    2023.2.3

  • 前半は、鉄道を再建するため繰り広げられる展開で、人間関係がどの様になっていくのだろうと、ワクワクしながら読み進んだ。後半は、事件に重点が置かれちょっと物足りなかった。

  • 廃線の危機にあるローカル線をなんとか復活させよう!賑わいを取り戻そう!と素人社長と、宮城県庁から出向している副社長が、やる気のない社員や、協力する気持ちのない部署の技術職のみんな、地元を巻き込んで奮闘するお話。とてもわかりやすく痛快ですが、妨害してくる人たちの目的とかがわかってくるところが少し説明不足かなぁ。でも、客寄せパンダで構わない!と頑張る篠宮の24時間仕事のことを考える姿がすごいし、読者にもやる気を起こさせる。それに感化されていく社員や副社長鵜沢の変わりようも面白い。少し古い作品ですが、愛媛と高知を結ぶ予土線を思い浮かべてしまいました。予土線も色々イベントとかして頑張ってるよなぁと思いました。

  • あっという間に読み終わった。爽快な話だった。4.5くらいかな

  • タイトルに魅せられて~

  • 面白そうだったので購入。
    元新幹線のアテンダントがローカル鉄道の社長になるという話です。昔だったら、ありえないストーリーですが、読んだ当時、リアルに外部から社長を呼ぶということがあったので、より現実感がありました。

    再生ストーリーかと思いきや、ミステリー色も加わって、最後まで飽きさせませんでした。
    赤字ローカル線事情の裏側を知ることができましたし、アイデアを出し合い再生へと奮闘する姿も楽しむことができ、面白かったです。

  • 2019/7/11 楽天ブックスより届く。

  • 面白かった!本屋さんで偶然見つけて買った、初読みの作家さん。まさか舞台が仙台、というか宮城とは知りませんでした。これドラマ化しないかなぁ⁇モデルになった鉄道ってもしかしてあれかな…って感じでそこも楽しめました☆こんなにトントン拍子にはうまく進まないにしても、そこは楽しく読めました。現実逃避にはもってこいのお話だったと個人的には思います。ミステリ要素もあって満足満足☆

  • どストレートな展開でぐうの音も出ない、みたいな。
    登っていくところで調子に乗ってたらいったん叩き落されて、でもそこから盛り返す、という流れで、まぁある種の安心感をもって読める。
    これで最後にやっぱり世の中甘くなかった、ってな展開で最後にそのまま廃線って流れも悪くないかなー、とも思ったけどね。
    でもそれじゃあ売れないかー。
    主人公は二人いるわけだけど、やはり男性としては男の方に目が向くわけで、この人がまたいい感じに平凡というか、作者の掌で踊らされているというか、その平凡さがまた平凡な自分の心を打つわけで。頑張ってるな、ってな感じで。
    でもって最後の選択もまたじわりと来る。ポッと出の元気娘には負けられまへん、的な京都の料亭の女将さんのようなメガネの狂気とそれにほだされる主人公、しかしこれもまた男の弱さを見せつけられて胸をうつわけで。いやー、あのメガネ、絶対やばいタイプだと思うけどなぁ。
    しかしこの鉄道好きの人たちの熱量ときたらね、すごいわよ。

  • 図書館で。
    廃線間近の赤字鉄道をどうやって立て直すか!というなんだか本当にありそうなお話。補助金が出て新車両をバーンと購入しちゃうとか後さき考えない事をやってそうな所も現実にありそうだなぁ(笑)

    それにしても新社長の頑張る事頑張る事。24時間鉄道の事を考えろ!はすごい。社員も大分オーバーワークだけれどもそれでもやりがいのある仕事なら乗り切れるんだろうなぁ。(でもやっぱり労働にはきちんとした対価を払うべきだとは思う)

    鉄道の裏に潜む政治的なアレコレもナルホドそう繋がるのか、という感じで面白かったです。なにせ社長のパワーがスゴイ。結局、男運はあまり無かったみたいですが商才はあるんだからそちらに磨きをかける方が最終的には得かもしれない(笑)面白かったです。

  • 前半の「お仕事小説」、すなわち改革のために苦闘するイノベータ、マネジャーとしての部分のほうが面白い。官僚的冷淡さや尊大さ、客観的であることを装った無責任についての戒めは、耳に痛い。
    後半の、トラブル続出とその背後にある「陰謀」謎解きと主人公たちの活劇のパートは、いまいちかな。真保裕一は、物語の常套句や基本パターンを遵守しすぎて、基本設計の部分ではあまり冒険をしないのだ。

  • 【仕事への情熱を呼び覚ましてくれる物語。】
    「ホワイトアウト」等で知られる真保氏による、零細ローカル鉄道の立直し小説です。

    宮城県のとある町で、赤字ローカル鉄道が廃線の危機に瀕します。急遽社長に指名されたカリスマ新幹線アテンダントの篠宮亜佐美と、県庁から副社長として出向派遣されたザッツ役人鵜沢哲夫の若手コンビが町の再興のために奮闘し、マスコミや銀行、県や市を巻き込んで果敢に鉄道再建に挑戦していきます。

    立て直しのストーリー自体は有りがちといえばそうなのですが、それにしても登場人物がみな魅力的で、冒頭からグイグイ引き込んでくれます。バリキャリ元気印の亜佐美、対して冷静慎重なくせに仕事に対しては静かに燃える哲夫のコントラストもハッキリしていて、社員や県庁職員、町民達との掛け合いも終始明るいトーンで進みます。

    仕事に対する信念やアプローチは違っても、町を元気にしたいという思いは皆同じ。新米社長が女性の武器も健全に?使いながら、メンバーの心の奥底の仕事への情熱を揺り起こして逆境をはねのけていくあたり、実に気持ちの良いものでした。

    実際の仕事はこんなに上手くはいかないものですが、それでも「アタマを使ってみんなで知恵を総動員して全力で課題に挑む」という亜佐美や哲夫の姿勢・マインドセットは、実際の仕事にも十分適用できるものでしょう。自身も今、仕事で新たなプロジェクト推進に関わっていることもあり、この本の「三歩進んで二歩下がる、でも決して諦めない」ストーリーに随分と勇気付けられました。やっぱ仕事って面白いもんだよね、という所に気持ちを戻してくれます。

    ちなみに終盤にはミステリー、推理要素もあります。ただ、こちらは伏線をあまりに綺麗に一気に回収しすぎた結果、オチの現実感が薄くなってしまったきらいがあります。

    シゴト、サクセス、人間模様を楽しみたい方、NHKのあまちゃんにどハマりした方等にはピッタリ!の一冊です。

  • 社長が変われば会社も変わる。
    まずは自分から。

    くりでんのこと、いすみ鉄道の社長ブログにもありました。
    http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=1100

  • こういったストーリーは最近多く、若干食傷気味ではあるが、水戸黄門的爽快感も否めない。

  • 第79回OBPビブリオバトル「赤字」で発表された本です。
    2023.3.29

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著者プロフィール

真保裕一(しんぽ・ゆういち)
1961年東京都生まれ。91年に『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年に『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年に『奪取』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門、2006年『灰色の北壁』で新田次郎賞を受賞。他の書著に『アマルフィ』『天使の報酬』『アンダルシア』の「外交官シリーズ」や『デパートへ行こう!』『ローカル線で行こう!』『遊園地に行こう!』『オリンピックへ行こう!』の「行こう!シリーズ」、『ダーク・ブルー』『シークレット・エクスプレス』『真・慶安太平記』などがある。


「2022年 『暗闇のアリア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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