佐助と幸村 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062933988

作品紹介・あらすじ

忍びの者・佐助は、武門の誉れを振りかざす武家を軽侮するが、ただひたすら死に花を咲かさんとする幸村と出会い、その孤高の佇まいに惹かれてゆく。迎えた決戦の時。幸村は己の美学を貫き、佐助は死中に活を求めて乾坤一擲の策を講じた――。史実と伝奇を織り交ぜた真田戦記外伝。《『真説 猿飛佐助』改題》

感想・レビュー・書評

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  • 原題の『真説 猿飛佐助』の方が「佐助と幸村」より合っている気がします。
    というのも、この話では、幸村と佐助は直接の主従関係にはなく、しかも中盤からは佐助が幸村に対してかなり冷ややかになっていくからです。
    アウトローな感じの佐助は、新鮮といえばそうかもしれませんが、幸村好きな自分としては、ちょっと複雑な気持ちで読んだ次第です。

  • 忍びの者・佐助は、武門の誉れを振りかざす武家を軽侮するが、ただひたすら死に花を咲かさんとする幸村と出会い、その孤高の佇まいに惹かれてゆく。迎えた決戦の時。幸村は己の美学を貫き、佐助は死中に活を求めて乾坤一擲の策を講じた――。史実と伝奇を織り交ぜた真田戦記外伝。《『真説 猿飛佐助』改題》

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著者プロフィール

1934年生まれ。1964年、文芸誌「新潮」に小説を発表し、作家デビュー。1970年『弱き者は死ね』で小説現代新人賞を受賞。著書に『ミッドウェー戦記』『ガダルカナル戦記』『ドキュメント太平洋戦争全史』(いずれも講談社文庫)、小説『弱き者は死ね』(廣済堂)、『尾張の宗春』『踊る一遍上人』(以上、東洋経済新報社)、ノンフィクションに『戦時少年ヒロシ』(光人社)、『東條英機』(光人社NF文庫)などがある。

「2016年 『佐助と幸村』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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