偏差値78のAV男優が考える セックス幸福論 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 92
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062934312

作品紹介・あらすじ

「好きな人ができたとき、あるのは愛でしょうか、それとも欲望でしょうか?」
AV男優・森林原人は考える。
「私はセックスを見せることが本分であるAV男優です。二十歳から初めて三十七歳の今に至るまで、八千人と一万回以上セックスをしてきました。多い時で日に十八人。三日として空くことなくセックスしています。もちろん、その大半が仕事ですが、彼女やセフレともセックスしてきました。僕は気持ち良いことが大好きで、だから、セックスが大好きです」
偏差値78の進学校からAVの道へ進み、いまや超売れっ子のAV男優が体で感じ理解したこととは。
「その好きは人を好きとは別な感情・欲望なのでしょうか?」
この本は、セックスの価値観を根底から変えます。

「性に興味のない人は、人そのものに興味ない人で、寂しい人です」-これはなんたる金言だろうか。
森林原人は、性の森林に住む“賢人”だ。分泌と文筆を両立する最先端の“現代人”であり“哲人”だ。
-水道橋博士(浅草キッド)

切なく、泣いたり笑ったりしながら。一気に読みました。
森林原人さんは、八千人の女とセックスして八千本の物語を生んだ、「男根の表現者」です。  
-桜木紫乃(直木賞作家)

解説-花房観音(団鬼六賞受賞作家)

感想・レビュー・書評

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  • 何だか疲れていて、そういう時には、より本能に近い世界の語り部に身を委ねたくなる時がある。まして、AVの世界はユートピアのようで、それで飯が食えるなら、男なら本望と言うか、ある種の達観したものがあるような気がした。本著はまさに、そうした生活を手に入れた男優が語り部となり、性と愛、人生、生活を結びつけ、自らの体験から定義し、哲学めいた考えが綴られた一冊だ。

    しかし、何だかとてもチープな感じがして、読んでいる途中で飽き、というか胃もたれのような気持ちになった。性のバリエーションに一々驚くほどウブでもない故に、その一つ一つの反応から人生観は様々みたいに広げられても、私自身は、性的経験のバリエーションを価値観の多様性として、興味深くは読めなかったからだ。プロだから、セックスに対し、それなりに考えもあるのだろう。だが、こちらはプロじゃない。一々理屈を考えてするものではなく、理性で制御しながらも、つまりは衝動なのだから。

  • タイトルと著者の名前から、人前で読める本じゃない、とはじめは思ったのですが、、、。

    時間の関係上電車の中で開き始めてしまいました。

    たしかに「セックス」の文字だらけ、ですが中身は哲学本の一冊と言っても過言ではありません。

    ひととひととが愛し合うこと、承認すること、愛すことと愛されることとの違い、仕事の選び方、親との接し方、自分の生き方探し、などなどなど。

    自分のこころの底の部分に目が向けられる本です。

  • 森林さんを知ったのは代々木監督の面接シリーズだから、なんとなーくスピってる要素強めなのかなぁなんて思って読み始めたけど、全然予想外。
    愛と性欲、肉体とメンタル、関係と感情、過去と未来、そういうものをひとつひとつきちんと独立して捉えながら、だけど影響しあっている繊細さを肌で感じていて、説得力があった。
    神聖化しない、だけどロジカルにもなりすぎない、性欲も愛も今ここにあるもの、現実とかそこにいる相手とか自分と向き合うことなんだということを実体験を通して伝えようとしてくれている。

    佐川銀次さんのエピソードとか男気にはきゅんきゅんしまくりでした。はー、あのイチモツでその男気、最高といかいいようがない。あの情けない時も愛溢れる時も、本当にそのまんまっていうのが素敵。
    でも、私たちもきっとそうなんだよね、情けなくても愛してても最高ってことなんだよな、本来は。

    あとは大好きな代々木監督の話、代々木監督の作品は見たことあるけどこうやって男優さんが書いた代々木さんに触れられるのはなんか新鮮でよかったなぁ。いろんな側面がある、そのひとつをその一瞬を大切にしている感じもなんか嬉しかったし。

    全体的になんとなく読みにくいのは書き者初心者だから?と思ったけど1年くらいかけて書くために思考して書いて思考してだから、そういう移り変わりみたいなものがテンポを鈍らせていたのかな。

    エロいことをエロいまま伝えていこう、な心意気の男優愛溢れる一冊でした。

  • 何これ面白い。
    性(言うまでもなく性別とか性差とかではなく性のこと)の話って大声で語られることがないから固定観念のようなものができてる気がします。読み進めるうちに、こういう考え方もできるんだ…って目から鱗ぽろぽろ落ちました。
    セックスと絡みの違いはとても納得。

  •  経歴に興味を惹かれて購入したが。。。わざと小難しくしてる感じですかね。愛情と性欲を分けた方が楽になるのはその通りだと思います。一般に受け入れられるかは別として。

  • 「好きな人ができたとき、あるのは愛でしょうか、それとも欲望でしょうか?」
    AV男優・森林原人は考える。
    「私はセックスを見せることが本分であるAV男優です。二十歳から初めて三十七歳の今に至るまで、八千人と一万回以上セックスをしてきました。多い時で日に十八人。三日として空くことなくセックスしています。もちろん、その大半が仕事ですが、彼女やセフレともセックスしてきました。僕は気持ち良いことが大好きで、だから、セックスが大好きです」
    偏差値78の進学校からAVの道へ進み、いまや超売れっ子のAV男優が体で感じ理解したこととは。
    「その好きは人を好きとは別な感情・欲望なのでしょうか?」
    この本は、セックスの価値観を根底から変えます。

    「性に興味のない人は、人そのものに興味ない人で、寂しい人です」-これはなんたる金言だろうか。
    森林原人は、性の森林に住む“賢人”だ。分泌と文筆を両立する最先端の“現代人”であり“哲人”だ。
    -水道橋博士(浅草キッド)

    切なく、泣いたり笑ったりしながら。一気に読みました。
    森林原人さんは、八千人の女とセックスして八千本の物語を生んだ、「男根の表現者」です。  
    -桜木紫乃(直木賞作家)

    解説-花房観音(団鬼六賞受賞作家)

    はじめに
    セックスと絡みは違う
    セックスで得る全肯定感
    泣きマンは本当の快感セックス
    AV男優が捧げる愛
    女の性欲
    やりたい気持ちは止められない
    愛情と性欲
    幸せなセックスを知るAV監督
    セックスで傷ついて、セックスで癒やされる
    あとがき
    解説 花房観音

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プロフィール

森林 原人/モリバヤシ ゲンジン1979年、横浜生まれ。中学受験で麻布、栄光、筑駒、ラサールすべてに合格し、筑駒に入学するも勉学に挫折。一浪して専修大学文学部心理学科に進学後、AV好きと持て余す性欲が高じて、20歳の時に汁男優からキャリアをスタート。現在、出演本数10,000を超えるトップ男優。

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