お面屋たまよし 彼岸ノ祭 (講談社文庫)

  • 講談社 (2016年10月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062935173

作品紹介・あらすじ

生まれてすぐに山に捨てられ、面作師のもとで育った太良と甘楽。山の神様や天狗たちに見守られ師匠の面を売り歩いているが、彼らの店には「妖面」と呼ばれる特殊な面があった。本当に必要とする人だけが手に入れることができるその面には、人を人でなくしてしまう恐ろしい力があった――。人の心のもろさと強さを描く気鋭の時代ファンタジー!

みんなの感想まとめ

人の心のもろさと強さを描いたこの作品は、兄弟の太良と甘楽が「妖面」と呼ばれる不思議な面を通じて人々の欲望と向き合う物語です。彼らの成長や性格の違いが徐々に明らかになる中、村の抱える秘密や因習が絡むエピ...

感想・レビュー・書評

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  • 穏様、またもや親バカ発揮して山から出てきた(笑)
    まあ今回は危なかったもんな。
    何か策でもあるのかと思ってたら頭殴られる、本当に追い詰められてハラハラしてたから、あれは穏様来てくれて良かった。
    穏様ってばほんと太良と甘楽には甘いなぁ。
    穏様だけじゃなく、気になって仕方なくて偵察に勝手に来ちゃう迅雷もほんと(笑)
    天狗達可愛すぎか。

    邪面の村の話怖かった~。
    渦黒村の風習だと思ってたらとんでもない裏事情が…。
    人間の血を肥料に不老ニンジンの出来る土を作ってたとかホラーすぎるだろう。
    万吉がこの村を出たのは正解だったな。
    でも、今回の一件で穏様がいい土教えてくれたからこの村のその風習は無くなるから良かった。
    万吉と言えば、性格が自分と通ずるところが多くて読んでてしんどかった(苦笑)
    何事も続かないんだよな~、飽きっぽくて。
    万吉には妹がいるからこれからは仕事も辛抱強く続けていける。
    妖面を使うことなくなりたい自分になれそうだ、か。
    これは面作師である太良と甘楽からするとどれだけ心に沁みただろう。
    泣き出しそうな顔をしてた2人だけど、本当にうれしかったんだよな。

    最後のお姫様の話が切なすぎた。
    あのおばあさんことおひい様はきっと道中で何かあるんだろうな…。
    そして、お付きの者がいないのは既に亡き者になってしまったからか。
    城主が自決して大敗となれば、やはりその奥方で身内中の身内であるおひい様は確実に仕留められるんだろう。
    切ないなぁ。
    おひい様が昔買った妖面のお店はもしかして仁王次の?

    早く続きをどんどん文庫化してほしい。
    三巻はいつになるんだろうか。

  • なりたい人になれる(命がけ)お面を売る兄弟のお話。
    人の欲に際限ないので、続編も楽しみ。

  • 「妖面」は人の闇に憑く。気鋭作家の時代ファンタジー 

    人が人ならぬものと化す、妖しい面があるという―。少年・太良と甘楽が商うお面屋の裏の屋号は《魔縁堂》。欲と闇を抱えた者だけがその店に辿りつく。二人が誘われた陰鬱な村での奇祭に隠された秘密とは。

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著者プロフィール

『ユリエルとグレン』で第48回講談社児童文学新人賞佳作、日本児童文学者協会新人賞受賞。おもな作品に「お面屋たまよし」シリーズ、「死神うどんカフェ1号店」シリーズ、『メイド イン 十四歳』(以上、講談社)『墓守りのレオ』(小学館)など。「少年Nの長い長い旅」(YA! ENTERTAINMENT)と「少年Nのいない世界」(講談社タイガ)両シリーズを同時刊行して話題となった。『拝啓 パンクスノットデッドさま』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞を受賞。

「2023年 『化け之島初恋さがし三つ巴 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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