警視庁情報官 ゴーストマネー (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935371

作品紹介・あらすじ

警視庁情報官の黒田が直面する国境をまたいだ大事件とは。情報をどう集め、どう使うか。諜報戦のいまを描く、警察小説アップデート!

感想・レビュー・書評

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  • 好きなシリーズなのだがイマイチ入り込めなかった理由を考えてみた。まず、第一に政治や社会情勢の解説が前作までに比べて長い。第二に、肝心の捜査進捗が中抜きでいつのまにか全容解明している点。次作に期待!

  • 黒田が3年間の海外研修を終えて、情報室を立ち上げた。
    ノンキャリアの黒田が、キャリアを情報官に育てる。
    実際にはこうはならないんだろう。
    著者の理想が書いてある。

  • 20190303-26いつも新しいプロットがよく思い浮かぶなあと感心する。でも解決パターンはいつも同じだ。チョット飽きて来た。

  • 日銀総裁からの極秘電話に警察庁幹部は震撼する。廃棄に回したはずの古紙幣千五百億円が、溶解処分されずに忽然と消えたというのだ。複数のコンビニATMから巨額の金が不正に引き出される事件も発生。二つの事件捜査にあたる情報室の黒田純一が着目したのは、金の輸送方法だった。最新の捜査技術でホシに迫る!

  • 薄味。スーパーマンがチャチャチャチャチャッと問題を綺麗に手早く片付けておしまい。主人公を完全無欠にして一直線にストーリーが展開する系の奴。

  • 中国か。

  • 難~解!なのに読まずにはいられない、矛盾の快感w フシギデスネ☆

  • 日銀の古札 1500億円が 行方不明になった。
    200ヶ所以上のコンビニATMから 18億円が引き出された。

    ふたつの事件を 3年間 情報の研修していた黒田純一は
    警視庁に新しい組織 情報室の室長に任命される。
    別々に起こった事件がからみあって、本質に迫る。
    ATMから、引き出された時の画像、そしてNシステム、
    防犯カメラから 引き出し子 が 解明されていく。
    日本の指定暴力団 福比呂組とチャイニーズマフィアが
    仕組んだのだった。
    また、その手法はGPS偽装ソフトで位置をつかめなくするのだ。

    黒田純一の持っている人脈で、福岡、大阪のヤクザの協力者、
    韓国の宗教団体のリーダーとあうことで、真相に迫る。
    イスラエルのインテリジェンスとも情報は交換する。
    まぁ。スゴイ人脈で ウラの情報をつかんでいくのだった。
    中国の幹部の国外逃亡、金の持ち出しなど
    実際の中国のブラックマネーの動きが見えてくる。
    古札1500億円の 行方が 日本から 北朝鮮そして中国に渡っていく。
    それにからんでいる警察OBの政治家、警備会社の幹部が明らかになる。
    黒田は、1500億円を 中国人のパートナーとチカラをあわせて、
    とりもどすのだった。(ちょっと、蛇足的だが)

    スケールが大きな話なのに、自分の知っている世界で
    小器用に、解決されていく。

  • 2017/7/23 45読了

  • シリーズ初期と比べて、あっさりとした展開。段々と、深みが薄れている。

    主人公が苦労も少なく、何でもお見通し的な展開ではなく、多少の研鑽を積んでるとこも欲しい。

    新聞の世界経済や政治情勢がくどい。

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著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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