幻想温泉郷 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 176
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935449

作品紹介・あらすじ

登天郵便局は、亡くなった人が成仏する前に寄る郵便局。来た人は貯金窓口のオンライン端末で生前の善行を「功徳通帳」に記入し、地獄極楽門をくぐって次の世へと渡っていく――はずが、門の手前で突然消える人が続出。成仏できない人たちは、どうやら生前、罪を洗い流す温泉に入っているらしい。
有名な占い師によると、その温泉郷を探し当てるにはふたご座B型の女性が必要だという。それはまさに、探し物が得意なアズサのことだった。

感想・レビュー・書評

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  • 幻想シリーズです。

    この世とあの世の境にある幻想郵便局で臨時手伝いをすることになったアズサ。
    「罪を洗い流す温泉」の謎を解きに奔走します。

    おなじみの登天さん、赤井局長、鬼塚さん、青木さんといった個性豊かな面々に、狗山比売、奇妙な占い師ベガ・吉村、好青年の新聞記者、生田さんが加わり…ドタバタと。

    罪のない人も居ないだろうし、罪を洗い流すことができたとして、それが必ずしもいいことではないのかも。
    おもしろかったです。

  • 友人からオススメされ、幻想シリーズは「幻想郵便局」しか読んでいないから、大丈夫かな~?(´・ω・`)と思っていたら郵便局の続編だった!(^o^)あの世とこの世を繋ぐ郵便局で、死者が成仏せずに消えてしまう事件が発生!どうも罪を洗い流せる温泉が原因らしい(゜゜;)探し物が得意なアズサと愉快な仲間達(?)が温泉郷を探してドタバタ(^^;)久しぶりの幻想シリーズ楽しかった♪他の話も読まなきゃ‼

  • 探し物が得意なアズサは夏休みに帰郷し、元バイト先を訪れる。この世とあの世をつなぐ登天郵便局では、死者が成仏せずに消える事件が頻発!彼らは生前〝罪を洗い流す温泉″を訪れていた。懐かしい同僚たちから頼まれたアズサは温泉の在り処を探すが…。大ヒット『幻想郵便局』の続編を文庫書き下ろしで!

  • 2018/11/7~11/9

    探し物が得意なアズサは夏休みに帰郷し、元バイト先を訪れる。この世とあの世をつなぐ登天郵便局では、死者が成仏せずに消える事件が頻発!彼らは生前“罪を洗い流す温泉”を訪れていた。懐かしい同僚たちから頼まれたアズサは温泉の在り処を探すが…。大ヒット『幻想郵便局』の続編を文庫書き下ろしで!

  •  「幻想郵便局」の続編。タイトルから、のほほんとした感じかなと思ったけど、全然違くて、狗山比売の所為かなとか……。「幻想郵便局」を読んでからしばらく時間が空いていたので、思い出すのにちょと時間がかかった。
     罪を洗い流すというなんとも胡散臭いところから話は始まるわけなのだけど、<罪>ってなんだろう、<ゆるし>ってなんだろうって思った。仕事柄、悪いことをしたら「ごめんなさい」と言いましょうと言う機会は多いのだけど、じゃあ謝ったらオールオッケーなのかってなる。逆に、<罪>を犯した人はその<罪>をずっと背負って、負い目を感じながら、後ろ指を指されながら、ひっそりと生きなければならないのかなともなる。

     「幻想電氣館」のあの2人や支配人が出てきてちょっとにやけた。特にあの2人は傍から見るとああなるのね~。

  • 幻想郵便局の続編というので
    お馴染みの登場人物に
    懐かしさを感じました。

    え~
    って感じのドタバタ物語で
    面白かったです。

    誰しも今までに
    罪の一つはあるものだな
    って思いました。

  • 面白かった…けれどモヤモヤする。何でもできて、何でもお見通しの神様が全てのキーポイトを担っているのは、なんだか腑に落ちない。全部お見通しの神様にそれをさせてしまっては、物語が動いているように見えて、神様の手のひらで転がってるだけにすぎないようになってしまう。要するに、神様の暇つぶしの戯れみたいな…?うーん。幻想シリーズが好きでずっと追いかけて読んでるけれど、これはモヤモヤ感が残ってしまって、読後がすっきりしない。

  • 幻想郵便局に始まる「幻想シリーズ」の第5弾。そして、幻想シリーズ最初の「幻想郵便局」の続編でもあります。
    探し物が得意な安倍アズサが山の上にある登天郵便局へアルバイトとして採用され、色々な問題を解決し、都会の企業に就職できたのですが・・・
    今回、夏休みをもらって帰郷したところから物語は始まる。懐かしの元バイト先を訪ねていくと、またやっかいな問題が発生していて、どんどん巻き込まれていく。
    (2016年12月15日の初版ですが、積読でようやく読めたので今回レビューを書きました)

  • 幻想郵便局の続編。他の幻想シリーズとも登場人物が絡んでいて、チラッと出てくるのが楽しい。

  • 幻想シリーズ第五作。
    第一作の「幻想郵便局」の続編という位置付け。
    あの世へ旅立つ入り口の『登天郵便局』で、死者が成仏せずに消える事件が多発。鍵を握るのは『罪を洗い流す』という噂がある謎の温泉。
    再び戻ってきたアズサが温泉の在りかを探すことに。

    懐かしい『登天郵便局』の面々、狗山比売との再会が嬉しい。
    第一作より残酷さが薄れていたので良かった。しかしアズサの初めて受けた告白の相手が…とは、なんとも幻想シリーズらしい。
    浦島汽船も気になる。いつか取り上げて欲しい。

    楠本の大奥様の登場が少ないのが残念。スミレと有働は上手く行ってる様子。

    罪が洗い流せることは良いことか。死なないのは良いことか。

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著者プロフィール

堀川 アサコ(ほりかわ あさこ)
1964年生まれ、青森県出身の小説家。
2002年、『芳一――鎮西呪方絵巻』が第15回小説すばる新人賞の最終候補。2006年、『闇鏡』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。
文庫化されている『幻想郵便局』が書店員たちの後押しもあって大ヒットし、「幻想」シリーズとして人気を誇る代表作となった。

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