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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784062935517
作品紹介・あらすじ
ミステリ作家・綾辻行人に持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。崩落して誰も渡れなくなった〈どんどん橋〉の向こう側で、燃える〈ぼうぼう森〉の中で、明るく平和だったはずのあの一家で……勃発する難事件の”犯人”は誰か? 超絶技巧がちりばめられた五つの超難問に挑め! ミステリシーンを騒然とさせた好評の作品集が読みやすい改訂新装版に!
みんなの感想まとめ
本作は、ミステリー作家が自身の作品を通じて“犯人当て”の問題に挑む短編集で、読者も参加できる楽しさがあります。多様なトリックが仕掛けられ、時には意外な展開に苦笑いしながらも、作品に引き込まれる魅力があ...
感想・レビュー・書評
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ミステリー作家の“綾辻行人”に、“犯人当て”の問題が持ち込まれる。
「この“犯人当て”を書くためにどれほどの莫迦げた情熱とエネルギーを要したか(想像し)、しかし抑え込むことのできない複雑な感情」というバカバカしさとイライラを抱きつつ、綾辻が挑む。
この問題は読者も参加できる。しかし解けない。
この手のトリックは好みが分かれそうだ。私は好きとは言えないけど、こういう騙され方もあるんだと苦笑し、まあまあ面白かったかな。
問題を持ち込むUなる人物はあの人のことではないかな、と最終編で気づく。
綾辻さんが、エッセイや犯人当て小説の“お約束事”紹介を交えて面白がって書いたのが伝わる。
また「十角館の殺人」を読んだことがある方は、あら?♡と思うかも。エラリー、ポウ、アガサ、伴(ヴァンw)……etc揃って出てくる。
そして、国内・海外作品や作家さんの話が出てくるのも面白い。私は詳しくないのでふーん…程度だったけれど、詳しい人には嬉しいのでは。
美内すずえ「ガラスの仮面」の、ある作中劇がネタとして出てきたのには可笑しくてニヤニヤしてしまった。
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短編集は登場人物が変わるのでしんどく、
敬遠していたがこれは何個かは繋がっていて助かる
短編なので登場人物に深みがでない
それを逆利用してハウダニットに絞り
それを読者挑戦状としてフェアプレー宣言 凄いわ
綾辻先生が執着する本格ミステリーというジャンル
読者「フェア」を突き通すストロングスタイル
プロレスで言えば、アントニオ猪木でしょうか?
本格ミステリーを背負う葛藤がこの本の節々に描かれてます
ますます綾辻先生好きになりました
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これはなんとも言えない…
賛否両論の意味が分かった。
綾辻さんの元に次々と謎の人物が訪ねてきて犯人当てクイズを披露するというストーリーは夏目漱石の「硝子戸の中」を思い出した。そのミステリー版かと思った。
代表作の十角館の人物名が登場するのでファンとしてちょっと嬉しかったけど、中身は別人だし、違う話でも何度も同じ名前が使用されるから本当に混乱した。
一つも解けずに終わったし、最後は誰だったのか。
結局謎のまま終わった。
あのナイトメアプロジェクトに関わっていたとは驚き。
歪みの国のアリスはとっても好きだった作品だった。
ヤカタ含め他のは遊んだことなかったな。 -
綾辻作品ファンだけど、この本は星を付けるのが難しい。
発達障がい的な子供が動物虐待をする話がほとんどの話に出てくる。
それもさらっとした内容ではなくて結構残虐で、1話だけかと思ったらほぼ全部の話に出てくる。
動物が好きなので動物が辛い目に合う話が苦手で、いくら小説だとわかっていても読むのが辛くて、自分には合わなかった。 -
綾辻行人『どんどん橋、落ちた』読了。作者自身を主人公とした"犯人当て"作中作の短編集。意表を突く仕掛けを施すが故にフェアプレイに徹した小説というよりはパズルないしはゲームという印象。表題作でもある1作目と2作目は仕掛けを看破できたけれど、それ以降は惨敗だが、これはこれで。
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面白かったけどイマイチだったかなあ…
電子書籍で読んだのが間違いだったのもある。
ひとつひとつの短編で自分で犯人を推理していく
っていうのが最初は面白そう!
と思ったけど、自分は話を読みながらこの先どうなるかっていうのを考えながらワクワクするのが好きなんだなと気づいた笑
自分で謎解きとかするのが好きな方には面白いと思う。 -
なぜ、それが可能なのか
なぜ、その人が犯人なのか
すべてはそこにあったのに…と
見事に叙述トリックに引っかかってしまいました。
フーダニットに特化した一冊です。
テンポよく読み進められると思います。 -
読者への挑戦状で普段犯人当てなどしないものの意気込んで読んだが一切当たらなかった。やはり綾辻さんは読み易いし引き込まれる。フェアな筈なのに狡い!ってなる作品もあったし笑ってしまった。伊園家は本当報われなさすぎて悲しくなった。
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初刊1999年。「本格ミステリ」という呼称が、漠然とした修辞なのではなくて、特定のジャンルを指すものであるということ、さらにその下位範疇としての「犯人当て」というのが、文学や小説というよりも、むしろ人工的なルールによって限定されたゲームに近いものであるということ、「本格ミステリ」作家は小説家というよりもパズル作家に近いのかもしれないということ、を本書によって知った。
制限された状況だからこそ「あくまでもその枠内で、論理的な結論を導き出すこと」(p340)ができる、純粋な知的遊戯としての面白さがその醍醐味なのであり、全く別の分野ではあるがクロースアップ・マジックの面白さと通じるものがあるように個人的には思う。
純粋に論理的な要素のみで謎解きができるために要請されるいくつかの前提、則ち『読者に知らない手がかりによって解決してはいけない』、『すべての手がかりは、明白に記述されていなくてはならない』、『三人称の地の文に虚偽の記述があってはならない』(p341-342)などが、「犯人当て」ゲームにおいてどのように効いてくるのかを、実地で味わうことができた。 -
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ミステリ作家 綾辻行人さんに持ち込まれる一筋縄では解けない難事件の数々。表題作「どんどん橋、落ちた」や、明るく平和なはずの"あの一家”に不幸が訪れ、言葉を失う「伊園家の崩壊」など5つの超難問 "犯人当て” 作品集。
いわゆる犯人当て。フーダニットに偏重した作品集。全五話で構成されますが、どれもなかなか尖った内容。そのうち、犯人を当てることができたのは、ひとつだけ。まだまだ、自分の嘆かわしい推理力を実感しました。特に「伊園家の崩壊」がお気に入りです。
伊園家の面々を紹介すると…
ツネ、タミヘイ、ササエ、マツオ、カズオ、ワカナ、タルオ
勘の良いみなさんは理解いただけたかもしれませんが、日曜日の夕方にやっているアニメ。日本一平和な家族をベースに描かれている。想像以上に狂っている。めちゃくちゃ面白かったです。
本作全体を通してみると、やはりなかなか尖っている印象。ぼく個人としては犯人当てを楽しむことができましたが、読む人を選ぶ作品なのかもしれません。
みなさんも磯野家…あっ失礼。「伊園家」の闇に触れてみてはいかがでしょうか? -
5つのお話が収録されている短編集。
基本的に「犯人当て」のゲームを綾辻行人本人が挑戦するようになっている。
不思議な成り行きによって出題される問題は、トリックと言うか屁理屈というか…正解するのが難しい。
確かにミステリのルールを守ってフェアではあるけど。
綾辻行人さんの本はまだ館シリーズしか読んでいないけど、短編よりは長編の方が面白いなぁと思った。
ただ、この短編集はストーリー性はほとんどなく、「犯人当て」ゲームの出題と言う感じなのでそういうのが楽しい人にはいいかも。
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読者への挑戦状、解けたのは1つ。動物の種類まで言い当てた。半分当たったのが1つ。『氏名』を絞ることができなかった。
大抵は的外れな推理しか出来ないので、読者への挑戦状があっても大して考えもせずに降参するのだが、今回はかなりヒット率は高い。楽しかった。
「人間じゃない」を読んで、これを読むことにしたのだが、これを読んだら「人間じゃない」を再読してみたくなった。(そして繰り返す?)
タケマルが愛されてて、笑った。 -
どんどん橋、落ちた
ぼうぼう森、燃えた
フェラーリは見ていた
伊園家の崩壊
意外な犯人
本格ミステリーであることを前提に、それぞれ話が
進んでいく。
内容的には☆3くらいだと感じるのに、なぜか、なぜか!!
読みたくて読みたくて仕方がない欲求が凄まじかったー笑
なので☆4ー!!
伊園家の崩壊が、読んでて切なかったー( ノД`)…
どうしても、「あの家庭」をイメージしてしまうので
なんだか、本当にそうなってしまうのでは…と
日曜日のアニメを見て感じてしまいました。 -
流石、の一言でしかない
ちゃんとした「犯人探し」ができる話で、謎解きの過程がしっかりと論理立てていけるのが楽しかった -
短編集5編。
フェアプレイぎりぎりのような気もするけど、犯人当て小説としておもしろかった。
情事のあと、ベッドに座ってタバコを吸うマ○オさんを想像して笑うてもうた。
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不思議な作品だった。
連作とは言いつつも細かい所が気になってしまって、気が漫ろになった。。 -
読者への挑戦状を含めた5つの短編が入った作品。
ここまでかとフェアな立場からの出題も、見抜くことは一つもできずに、舌を巻きました。 -
一部分は推理できたけど、完璧に推理することはできなかったのが悔しい〜!笑
まぁずるいっちゃずるくて、なんてオチだ…ってなることもあるけど、それも含めてミステリー好きならぜひ挑戦してみたほうがいいよね
あとあの一家の話ダークコメディなのに、1番しっかりしたミステリーだったよね -
作中で事件の状況と容疑者が提示された上で、「さて、犯人は誰か?」と読者に問う「犯人当て小説」が5編収録された中短編集。
細かな仕掛けや細工に注意しながら論理を組み立てれば必然的に犯人にたどり着ける…というのだが、綾辻行人が書けばそこには一筋縄では行かないトリックが仕込まれている。
全編を通してのお話の一応のラストが、急激に虚無へと落ち込んでいくのが印象に残った。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
綾辻行人の作品
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感想 :

原作のほうが良いということは…ドラマを観終わって忘れた頃に原作を読んだら、楽しめるってことですね...
原作のほうが良いということは…ドラマを観終わって忘れた頃に原作を読んだら、楽しめるってことですね(っ ॑꒳ ॑c)
中古の220円でしたが、その時まで大事に保管しときます。
伴・ダイスケです… 面白いっ(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)
ふざけて書いたわけではなく、楽しんで書かれたのでしょうね、俄然読みたくなりました♡
忘れた頃に読む…で...
忘れた頃に読む…でいいのかもしれません。
本書はあゆみりんさんにはどうかな。好き嫌い分かれそうですが、小ネタを楽しむのもいいかも。
「十角館の殺人」以外にも、国民的アニメのあの一家をもじった話(「伊園家の崩壊」)もあります^^;ヒントは日曜日夕方。
私、小ネタは大好物ですので、なおなおさんのレビューの感じから本書好きだと思います。
謎解きは...
私、小ネタは大好物ですので、なおなおさんのレビューの感じから本書好きだと思います。
謎解きは挑戦せずにじゅうぶん楽しめます。
「育休刑事」の1課長登場シーンは是非読みたいです。
ドラマではサラっとしていましたが、原作ではどうなっているのかなぁ〜(๑•́ ₃ •̀๑)バブッ