メフィストの漫画 (講談社文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 72
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935548

作品紹介・あらすじ

ミステリ界の友人も多く、無類の本格ミステリ好き漫画家夫婦の喜国雅彦と国樹由香が贈るコミック集。コミックならではのトリックも楽しめる喜国雅彦『ミステリに至る病』とミステリ作家たちの愛犬家、愛猫家ぶりが楽しいお宅訪問ルポ・国樹由香『あにまる探偵団』をはじめ、コアなミステリネタ満載。有栖川有栖、綾辻行人、小野不由美、京極夏彦、森博嗣らをはじめ豪華作家陣も多数、作中に登場。新本格30年を前に待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • ふーん、って感じ
    まあわかるネタではあるけど、ジェネレーションギャップでまあ分かれるかな、買ってよかったとはならなかった

  • 喜国さんの漫画はあまり……
     うーん。いかにも喜国さんの漫画はミステリオタク臭がプンプンするが、ミステリ好きには垂涎ものでも、ふつうの漫画としてはおもしろくなかったな。下ネタ多いし、裸多いし。
     むしろ奥さんの国樹さんの漫画のほうが好きだな。北村薫の猫エピソードとかおもしろかったもん。でも売れっ子ミステリ作家ってみんな豪邸ね。笠井潔なんかどんだけ郊外なのよ。あと森博嗣の地下室エピソードも気になるわ。

  • 探偵小説をネタにした作品集。相当知識がないと完全にはわからない(もちろん私も)が、それでも本格推理好きなら結構笑えて楽しめると思う。各作家のコーナーも面白い。マニアならオススメ。

  • 先だって読んだブックガイドが出色の出来で、これは!と思って早速本作も入手・読了した次第。結論としては、件の作品には到底及ばず。もちろん、方向性が全然違うってこともあるんだけど、期待大だっただけに、肩透かし感を覚えてしまった。喜国パートは、マニアック過ぎて付いていけないところが多かったし、国樹パートは、そもそもペットに殆ど興味が無いから、正直、何の感慨も沸き起こらず。そんな感じ。

  • 2017/8/29購入
    2017/9/6読了

  • ミステリ界の友人も多く、無類の本格ミステリ好き漫画家夫婦の喜国雅彦と国樹由香が贈るコミック集。コミックならではのトリックも楽しめる喜国雅彦『ミステリに至る病』とミステリ作家たちの愛犬家、愛猫家ぶりが楽しいお宅訪問ルポ・国樹由香『あにまる探偵団』をはじめ、コアなミステリネタ満載。有栖川有栖、綾辻行人、小野不由美、京極夏彦、森博嗣らをはじめ豪華作家陣も多数、作中に登場。新本格30年を前に待望の文庫化!

  • タイトルでまず笑えるってすごいですよね(笑)。メフィストの漫画(笑)。ピンポイントで読者層狙いすぎィ(笑)。

    書店で面出ししてたりアマゾンで表紙見るならまだしも、棚に差されてたら中々手に取らないタイトルじゃないのコレ(笑)。

    いや、もしかしたら、メフィスト賞ってメジャなイメージ全然ないんだけど、時代がメフィストにいつの間にか追いついてきてたのかも?!



    ないな←←←



    すごいくだらないネタ使うなーと油断ぶっこいてたら、何それ知らねー!なネタもあって、脱力したり感心したり忙しい作品です(笑)。
    とりあえず、新本格とかメフィストとか知らない人には絶対にオススメできない(笑)。

    お気に入りは、おバカなツッパリ(古)2人がミステリ用語を語り合う小話(笑)。針と糸の密室とチョー密室ってるマジ密室には笑った(笑)。

    あとはやっぱり、ミステリ作家が飼うワンコとニャンコに会いに行く「あにまる探偵団」かな〜。

    でも正直、掲載順位は変えた方がいいと思う(笑)。冒頭に下ネタ置いてるせいで、そっと棚に戻した女子多いと思います、講談社さん………(笑)。

  • ほぼキクニ(国樹)マンガ。

    本格(古典)ミステリーの素養がないので、全力で楽しめず。

    そんな中、動物編いいわ~。

  • 全ミステリ・ファン必読のコミック、ついに文庫化!
    ネタ満載、ミステリ好きなら泣いて喜ぶ喜国雅彦の「ミステリに至る病」。人気作家たちの愛犬愛猫に会いに行く♡国樹由香の「あにまる探偵団」。本とミステリをこよなく愛す二人が本格愛を詰めこんだ贅沢コミック集

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著者プロフィール

(漫画家、雑文家、装画家、プチ音楽家、本棚探偵)
1958年香川県出身。多摩美術大学卒業。
1981年に『ふぉーてぃん』で漫画家デビュー 。
代表作に『月光の囁き』、『日本一の男の魂』など。
さらに「本棚探偵」シリーズ、『東京マラソンを走りたい』、『シンヂ、僕はどこに行ったらええんや』などのエッセイも上梓。
1997年にみうらじゅん賞、2015年に『本棚探偵最後の挨拶』で第68回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞。

「2021年 『ラストシーンは崖のうえ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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