ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935654

作品紹介・あらすじ

警視庁特別潜入捜査班:組織犯罪摘発のため、警視庁が密かに設立した“非合法”潜入捜査班。
ジェネリック薬品を巡る不正とその巨大な利権を告発しようとした内部告発者が失踪した!
下北沢の「つつみんシアター」の劇団員として暮らす「田宮一郎」を中心に集められたメンバーは、医薬品の検査組織「日医検」、イチマル製薬への潜入捜査を命じられる。
製薬会社の権力とその金の背後に蠢く人間たち。巨大な陰謀を、白日の下にさらせ!
傑作『ACT 警視庁特別潜入捜査班』シリーズ、待望の第2作目刊行! 文庫オリジナル

感想・レビュー・書評

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  • 矢月秀作『ACT2 告発者 警視庁特別潜入捜査班』講談社文庫。

    オリジナリティーのある面白い設定の警察小説シリーズの第2弾。大昔の劇画のような勧善懲悪という単純なストーリーも良い。

    主人公の田宮一郎の表の顔はパッとしない劇団員であるが、裏の顔は警視庁の極秘部署に所属する腕利きの潜入捜査官。田宮たち特別潜入捜査班『UST』のメンバーは様々な人物に扮し、悪を壊滅する舞台で与えられた役回りを演ずる。

    今回はジェネリック医薬品を開発するイチマル製薬に潜入し、不正の闇を暴く。医薬品成分の改竄の不正を告発しようとした男が失踪した。警視庁は田宮ら3人の特別潜入捜査官を招集する。

    それにしても、上巻が刊行されてしばらく経つ『人間洗浄D1 警視庁暗殺部』の続きはどうなっているんだろうか。

  • どんなに綿密な計画を立てても、思いもかけないトラブルに見舞われることがある。
    潜入捜査においても、ほんの少しの油断や警戒心の緩みがつまづきの原因となってしまう。
    常に危険と隣り合わせの仕事なのだと、今回の物語を読んであらためて気づいた。
    潜入捜査班に所属するメンバーたちには、彼ら独特のプライドがあるらしい。
    捜査員としてふさわしい力量があれば尊敬もするし、逆に力不足だと思えばチームの一員として危惧を抱く。
    だが、いずれも一線で活躍する潜入捜査員たちなのだ。
    それぞれに得意な分野は違っても、みな一流の役者であることは間違いない。
    それでも、トラブルは起きてしまうものなのだろう。
    矢月さんの書いた作品を読むのはこのシリーズが初めてである。
    読みやすさだけでなく、ストーリー性もあり、何よりも登場人物たちが魅力的だ。
    「ACT」シリーズはまだ2巻しか発売されていないらしい。
    できれば第3弾も読んでみたいものだ。

  • シリーズ第2弾。
    警察の中でも特別潜入捜査班「UST」を舞台に描く変わり種。
    普段は冴えない劇団員の田宮が、いざ捜査となると、どんな役にもなり切る…前回はホームレスの役作りから始まり、ホームレスをスカウトして、詐欺を行わせるまでの潜入の過程がなかなかスリリングで面白い!と思ったけど、今回はジェネリック医薬品を巡る不正を暴く厚労省の出向者の役なのだが、これがあっさり潜入成功…しかもチームを組むメンバーも1作目とは違うので、少し残念な感じも…
    でも、後半のチーム一丸となっての立ち回りは、アクション作品としての面白さを感じられ、まだ2冊しか出てないのが、ちょっと寂しい。

  • 筆者の作品としては比較的コアな題材を舞台としていてストーリーと上手く噛み合っていると感じた。小熊が新しいメンバーになるのかと思っていたが違うようで個人的には惜しい気がした。

  • 評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    医薬品検査組織「日医検」の向井智が失踪した。イチマル製薬のジェネリック医薬品成分の改鼠データとともに。その動きを察知した警察は、特別潜入捜査班“UST”を緊急招集する。製薬メーカーとその裏に蠢く巨大な権力と金。特別捜査官たちの命をかけた“非合法”潜入捜査が始まる!

    あり得ない設定でまぁ面白いが・・・どうしても主人公に魅力を感じない。
    普段馬鹿にされ駄目駄目なのに本当の顔は切れ切れな刑事。本当ならかっこいいじゃん~と思うところなのだが俳優ってのが学芸会みたいで駄目なのかなぁ?メンバーは皆個性的で頼りがいが有って素敵なんだけど。

  • 緩いかんじ、

  • シナリオ変更しつつも淡々と公演が進んでいると思いきや、最終章はなかなかの緊張感があり面白かったです。
    ぜひまた次の公演を。

  • 現実味と真実味。
    面白さと爽快感。
    バランスとアンバランス。

  • 製薬会社の闇を暴け。〝非合法〟潜入捜査が始動する! イチマル製薬、医薬品成分の改竄!不正を告発しようとした男が失踪した。警視庁は、特別潜入捜査官を招集する。製薬会社の巨大な金に蠢く闇と陰謀。命がけの〝演技〟が始まる。痛快ハードアクション第二弾!

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プロフィール

1964年、兵庫県生まれ。文芸誌の編集を経て1994年に『冗舌な死者』で作家デビュー。ハードアクションを中心にさまざまな作品を手掛け、「もぐら」「D1」「リンクス」「ACT」など多数の人気シリーズを発表している。著書多数。

「2018年 『紅い鷹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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