烈渦 新東京水上警察 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935807

作品紹介・あらすじ

東京湾に係留されている「宗谷」の 船室で腐乱死体が発見された。東京水上警察は現場に急行するが、湾岸署との捜査権争いに負け、熱血刑事・碇拓真はいきり立つ。最大級の台風が迫る中、都政に絡む陰謀の存在を掴む碇。暴風荒れくるう東京湾で、命がけの闘いが始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 碇拓真…五港臨時署刑事防犯課強行犯係・係長、警部補(熱血刑事その①)
     →日下部:かわいい部下、大きく育ってほしい
     →礼子:嫌いじゃないいやむしろ好き、でもかわいい部下の元カノだし、自分バツ2だし

    日下部峻…五港臨時署刑事防犯課強行犯係・主任、巡査部長(熱血刑事その②)
     →碇…最初は嫌い、今は好き、好きっていうか大好き、尊敬、いつも一緒
     →礼子…元カノ、振られた、未練はない!はず

    有馬礼子…五港臨時署舟艇課配船第二係、主任(熱血海の女)
     →碇…大好き、止まらない止められない
     →日下部…元カレ、もう全く気持ちはない

    警察小説です!!
    はい、これで警察小説ってもう面白い

    でもって今回は超大型台風が東京直撃!の中、通称オリンピック署の仲間たちが大活躍の大立ち回り!
    早く映画化しなさいよ!なにしてんのよ日本映画界!

    もう好き、碇も日下部も礼子も好き
    登場人物がみんな熱血でかっこいい
    全員熱血て…いいんです!吉川英梨さんはそれでいいんです!

    まだまだ続く新東京水上警察シリーズ!
    早く次を入手しなきゃだわ!

    • ゆーき本さん
      魔性の女 すげー笑
      魔性の女 すげー笑
      2023/11/12
    • ひまわりめろんさん
      そりゃまたすごいの見たねw
      そりゃまたすごいの見たねw
      2023/11/12
    • 1Q84O1さん
      すごいでしょ…
      びっくりですよ!
      すごいでしょ…
      びっくりですよ!
      2023/11/12
  • 水上警察シリーズ第2弾。
    前作で派手な水上チェイスを繰り広げた五臨署のメンバーが、今回は氷川丸で発見された遺体の捜査を発端に、巨悪な敵に挑むと言った内容。
    他の人のレビューにもあるが、色恋沙汰が本当、無意味。巨大台風が首都圏を直撃する中で、敵と対峙するのだが、そもそも、この敵の本来の狙いがイマイチよく分からない。巨大台風で首都圏が水没する話としても、何となく中途半端。
    オリンピックに向けて、新たな試みとして作った水上警察であるのならば、もう少し違う描き方があるのではないだろうか?
    とにかく、今のところ、全てが中途半端な感じで、残念。

  • 吉川英梨『烈渦 新東京水上警察』講談社文庫。

    シリーズ第2弾。前作はイマイチだったが、本作はどうだろうかという期待を持って読んだのだが、やはりダメだった。水上警察という特殊な舞台を用意する必要があったのか、疑問を感じるし、描かれる色恋が邪魔をして、ストーリーがつまらなくなっている。

    原麻希シリーズの完成された善悪の設定を背景にした警察小説の方が面白かった。帯には絶賛の言葉が踊っているのだが。

  • 『波動』に続く第2段。

    東京湾に係留されている「宗谷」の施錠された船室から、腐乱死体が発見された。
    時同じくして、最大級の台風が東京を襲う。
    そして、都政に絡む陰謀を掴む碇警部補。

    暴風雨が荒れ狂う東京湾を舞台に、碇警部補や日下部巡査部長など、新五臨署の刑事たちの死闘が始まる。

    やきもきした、礼子との中は、最後にどうなるのか?
    ハラハラドキドキの展開で、一気読み必至です。

  • よくぞここまで、と感心するくらいの無茶な船上アクションシーンと使命感のもとに暴走する刑事2人プラス海技職員1人。
    現実感とか言い始めると興醒めするので、ひたすらこの世界を楽しむのに尽きる。
    昨年の超大型台風の時に東京という街が本当に水没の危機に直面したのを体験しましたが、あの台風がもう少し強ければこうなったかもしれないと怖くなりました。
    「水上安全課一男気のある海技職員」は美人じゃなければ成り立たない役柄ですが、土壇場で見せる彼女の思い切りの良い活躍が魅力のシリーズです。

  • 派手なチェイスや救出シーンがあって、まるで映画やドラマを見ているよう。スピード感があったのはよかったが、アメリカ映画のように現実離れしていて、また人物描写がいまひとつかと思った。
    大沢と上条とお互い父子のようになるに至ったのか、大沢がなぜ悪に加担するようになったのか、その心情がわからない。
    礼子と碇の恋愛も不自然で、ないほうがよかったと思う。
    日下部の救出シーンに感動した。

  • シリーズ2作目も面白かった。
    またしても、中盤からものすごい勢いで読んでしまった。

    黒木がついに捕まった。
    大沢は死んでしまった。
    礼子と碇の絆を見た。
    日下部は職務を全うし、住民からの感謝によって報われた。

    山崎は死んでしまったけど、全てが良い方向に進んで終わったと思う。
    次巻はどんな展開になるのか。

  • 台風、恐い。
    海や川、水も恐い。

    でも、戦っちゃうのねー。

    碇も礼子も、日下部も命懸けで戦った!!
    新東京水上警察シリーズ2作目、良かったぞ!!

  • 3月-3。3.0点。
    水上警察第2弾。展示された宗谷の中で、宗谷のガイドボランティアが死亡。
    捜査していくうちに、宗谷の移転工事に絡んだ事件へ。

    パニック小説に近い感じに。スピード感あるが、刑事達の無理が過ぎると思ってしまう。
    次作に期待かな。

  • やはりこのシリーズは設定に無理がありすぎ、人物の性格描写に欠陥が多過ぎる。ストーリテリングは抜群なのに勿体ない。日下部奮闘の救出劇とエピローグでのその後日談が救いか。

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著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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