女王の百年密室 GOD SAVE THE QUEEN (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 323
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062935838

作品紹介・あらすじ

旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさを持つ女王、デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。時は2113年、謎と秘密に満ちた壮大な密室を舞台に生と死の本質に迫る、伝説の百年シリーズ第一作。

感想・レビュー・書評

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  • 神の正体は予想通りではあったが、ミチルについては予想外だった。考え方次第で死のとらえ方が変わり、平穏に暮らせる、という街の姿は、SFの衣を被っていたけどまさに宗教だったな…。

  • ややこしいけど、面白かった

    どうやらシリーズ物らしく、果たしてこの話から読んでよかったものか…
    森博嗣さんの本を読むのは初めてで、面白かったので
    他のも読んでみようかな。

  • 死生観、宗教、哲学、メカニズム、人間、脳、躰、機械、神。
    一言でいうと、めちゃくちゃ森博嗣。

  • さすが!
    中だるみも否めないけど
    最後まで読んで、単文で改行されてるのにも納得。

    頭と器と心の問題。
    ただ不思議な街に辿り着いただけじゃなかった!

  • ジャーナリストのサエバ・ミチルはウォーカロンのロイディと閉ざされたコミュニティにたどり着く。女王に導かれた、貧富の差のないコミュニティは理想郷かと思いきや、「見れば失われ話せば朽ちる」神のもとにある。

    面白かった。森博嗣らしいぶっ飛んだ設定で、かっこよかった。

  • 【あらすじ】
    2113年の世界。小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。

    【感想】

  • 旅の途中で道に迷ったサエバ・ミチルとウォーカロンのロイディは、高い城壁に囲まれた街に辿りつく。高貴な美しさを持つ女王、デボウ・スホの統治の下、百年の間、完全に閉ざされていたその街で殺人が起きる。時は2113年、謎と秘密に満ちた壮大な密室を舞台に生と死の本質に迫る、伝説の百年シリーズ第一作。

  • 森博嗣の世界、奥が深い…
    ちゃんとしたシリーズものはWシリーズが初めてだったので、いまいちわかっていなかったのだけれど、もしかして、どのシリーズも、どこかでつながっていたり、するのか…?

  • 小説を衝動買いするという経験が今まであまりなかったと思うが、この作品はこの装丁に強く惹かれて手に取った。
    終始靄がかかったような感覚だった。価値観というか、社会通念が違いすぎる社会に迷い込んだ気分てこんな感じか。
    シリーズモノのようなので、続編も読んで…みるかどうかはなんともいえないかなぁ。

  • 百年シリーズは本作も「迷宮百年の睡魔」もコミックで読んで原作はまあそのうちにと、後回しにしていた。
    「彼女は一人で歩くのか」から始まるWシリーズにデボラの名が出てきたり、殊に赤目が出てきたりと、これはちゃんと百年シリーズを読まなければと手に取る。

    結構厚みがあり、読み応えがあったが、森先生の静謐な文章をじっくり味わった。
    コミックの印象では現世と遠い世界でよっぽど未来のことだと思ってた。本作を読むと2113年とあるし、ウォーカロンは人工的に生まれた人間でなく、やや旧タイプのロボット。Wシリーズとの時間軸での関係はどうなんだろう。

    本作もWシリーズも生きることがテーマになっているんじゃないかと思う。
    「ものではない。集積したメモリと、そこに行き交う信号、その処理のシステムです。」
    ならば、肉体は無くても、システムさえあれば生きられるのか。

    さあ、「迷宮百年の睡魔」、「赤目姫の潮解」も読まなければね。

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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