東京藝大物語 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936095

作品紹介・あらすじ

全国から才能が集う東京藝術大学。しかし、アーティストとして名をなすのは十年に一人ともいう。感動すると鼻水を流すジャガー、鳩ばかり描くハト沼、迸る情熱を制御できない杉ちゃん。何者かになろうとあがく彼らの悪戦苦闘、疾風怒濤の日々を、五年間、講師として過ごした著者が万感の思いで描く青春小説!

感想・レビュー・書評

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  • 期待して読んだせいか、「だから、何?」という読後感で終わってしまいました。
    非常勤講師6年間の物語にしては薄っぺらいし、人物描写や出来事も「ああ、そうなんだ」という域を出ないので、結局深く感情移入ができなかったという、私にとっては残念な本でした。

  • 芸大を横目で見るようなガッコに行ってた身としては共感すると言うかなんというか、ゲージュツなんてものにとりつかれてる20代っていいよね。

  • 脳科学者の茂木さんが小説を書いていたことに驚きました。

    本書は、東京藝術大学で1年間、非常勤講師をすることになった脳科学者と、その彼と出会った学生たちの物語です。

    東京藝大の入試内容はとても興味深かったです。学生たちも個性的で、ジャガーの三遊亭圓朝のくだりや就職活動で笑い、杉ちゃんの行動に「お前は小学生か!」とツッコミを入れたり、津口の決意に涙を流し、読んでいるこっちが大忙し。
    ゲストの講師たちも強烈で面白かった。

    芸術で成功した方たちが、『東京藝大に通っているようでは駄目だ!』と主張するのは分かる気がします。

  • 実名とフィクションが混在して混乱します

  • 著者が非常勤の際に出会った人と出来事を綴る.実際の体験のみなので,汎用的な藝大の物語という題目は的を射ていないし,自分の体験を切り貼りしているだけで,そこから一般性を導くことはできず,局所的珍妙さを,ふーん,ヘンな人たちもいるものだね,と思うだけで勿体ない.敢えて市井が考えるならば,このようなマイノリティを世界でどのように活躍して貰えるか,思いを馳せることだろうか.

  • 芸術家を目指す若者たちの、波瀾万丈を描く青春小説! 全国から才能が集う東京藝術大学。しかし、芸術家として名をなすのは十年に一人ともいう。何者かになろうとあがく彼らの悪戦苦闘、波瀾万丈の日々を、六年間、講師として過ごした著者が、万感の思いで描く。

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著者プロフィール

1962年、東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。2005年『脳と仮想』で第4回小林秀雄賞を、09年『今、ここからすべての場所へ』で第12回桑原武夫賞を受賞。また脳をテーマにした著作執筆のほか、小説の刊行しており自身が講師を務めた東京藝術大学での出来事を元に描く『東京藝大物語』は大きな話題となった。

「2018年 『ペンチメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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