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- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062936521
作品紹介・あらすじ
剣を捨てて筆を持て。若き十返舎一九が下積みから『膝栗毛』で流行作家となるまでの長い戯作道を、創作の勘所と合わせて軽妙に描く。
感想・レビュー・書評
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十返舎一九が武士を捨て江戸に出て、
押しも押されもせぬベストセラー作家となるまでを
一九が、弟子にしてくれと断っても十日も通い詰めた
仁八に語り聞かせる図で、物語る。
特に、なくなる2年の間しか、あの蔦十とは関わりがなかったが
最初に会った時に言われた言葉は終生一九の脳裏に輝いた。
誘われる遊びは決して断らず、気になる見聞きした出来事を
手控えに残し、戯作の糧に。
一九に語らせた伝記のような一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸の流行作家の人生絵巻
「東海道中膝栗毛」を発表し、原稿料だけで生活する本邦初の作家となった十返舎一九。その長い旅路の中で、蔦重に励まされ、写楽に嫉妬し、京伝を羨んだ。飄々とした語り口で読む、革命児の夢と心意気とは。
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