因果 百万石の留守居役(九) (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062936880

作品紹介・あらすじ

加賀藩領内に入り、お国入りの一行がほっとしたのもつかの間、高岡の名刹瑞龍寺境内で、襲撃者が藩主綱紀を狙う。道中交渉役をはたしてきた数馬が、応戦するのだが・・・・・・。そして数馬を待つ琴のいる金沢でも、きな臭い動きが。そして数馬に下された新たな使命とは? 留守居役の数馬に休む間なし。大好評シリーズ、待望のお国入りの第九巻!

感想・レビュー・書評

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  • 「育てたら返せ」あたりからずっとニヤニヤして読みました。

  • シリーズ第九弾。

    参勤一行と共に金沢に戻ってきた数馬は、婚約者・琴と仮祝言をあげます。
    ただ、休む間もなく越前松平家を探るべく、福井へ行くようにと命ぜられてしまいます。福井で数馬を待ち受けているものは・・。
    一方、江戸では“新武田二十四将”をかたる無頼集団がやりたい放題。しぶとかった小沢の悪運もここで尽きるようです。

  • 第九弾
    支藩富山藩に狙われたが難なく片付け、いよいよ背後の越前藩との対決か?
    自己流に解釈する敵がなんと多い事か

  • ほほぉ、仮祝言が済みましたね。

  • 主人公成長時代小説を書き続ける上田先生の中でも、出来のいいほうではないか?

  • 加賀前田家を狙う将軍、老中、諸藩、闇の一味、分家に、家内部の一部。敵だらけの中、見出されてしまった若き藩士数馬は、剣に謀に恋にと戦いの日々の中成長していく。まだまだ波乱が続きそう。恋の相手も怒らすと怖い!

  • 琴との再会迫る。だが、祝言への道、なお険し
    お国入りを目前にした高岡・瑞龍寺で敵襲! 藩士を励まし応戦する数馬の婚約者・琴の実家本多家には、徳川との因縁が。藩主綱紀は二人の婚姻に、数馬の〝覚悟〟を迫る。数馬の出した〝答え〟とは? 文庫書下ろし。

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著者プロフィール

上田秀人
一九五九年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。九七年小説CLUB新人賞佳作。二〇〇一年作家デビュー。歴史・時代小説を中心に活躍。主な文庫シリーズに「闕所物奉行 裏帳合」(中公文庫)、「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「聡四郎巡検譚」「惣目付臨検仕る」(光文社文庫)、「奥右筆秘帳」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」「高家表裏譚」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)、「辻番奮闘記」(集英社文庫)、「勘定侍 柳生真剣勝負」(小学館文庫)など。一〇年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第十六回中山義秀文学賞を受賞。二二年「百万石の留守居役」
シリーズ(講談社文庫)で第七回吉川英治文庫賞を受賞。『翻弄 盛親と秀忠』(中公文庫)など著書多数。

「2023年 『夢幻(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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