新装版 修羅の終わり(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 45
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937054

作品紹介・あらすじ

記憶をなくした僕を戦慄させた奇妙な一言、「あなたは前世で私の恋人だったの」。謎の少女・小織の一言を手がかりに、失った記憶を探し始める。自分は一体何者だ?姉はなぜ死んだ?レイプを繰り返す警官・鷲尾、秘密結社“夜叉の爪”を追う公安刑事・久我、記憶喪失の〈僕〉が、錯綜しながら驚愕のクライマックスへと登りつめる。現在最も注目集める作家貫井徳郎の知らせざる傑作本格ミステリー。 記憶喪失の青年と刑事が時代を超えて絡み合う連続爆破事件の行末を描く、大長編サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 貫井徳郎版「夏と冬の奏鳴曲」
    そんなハードルのあげ方をされたら、読まずにはいられない。はずなのだが乗り気じゃない。その理由は読んだ人の感想がに覇気がない笑
    なんともいえない評価?はたまた奇書特有の脱力感なのか?
    さぁ修羅の終わりをはじめようか。

    公安のまともじゃない生き方、苦悩を描く久我サイド。悪徳刑事鷲尾の破滅、捜査のその先。記憶喪失の僕「あなたは前世で私の恋人だったの」
    3つの物語それぞれ魅力的で、ミッシングリンクの期待が大いに高まる展開が続く。下劣鬼畜で悲惨な話が苦手な人は避けるべきかもしれない(私は全然苦じゃありませんでした。読み終わるまでは…
    ラスト数ページまでの気持ちの高ぶり。読み終えた時の肩透かし。

    「高低差ありすぎて耳キーンなるわ!!」

    まさかこれで終わりなわけがない。
    結果までの過程をまとめる。少しづつ全貌が見えてくる。恐ろしい企み。
    理解不能な部分を、解説ブログで補塡した頃には、作者の大掛かりな、かつ目を背けたくなるほどの邪悪に辿りつくことになる。

    問題はインパクト?イニシエーションラブみたいに説明が必要だったのか?
    いや、夏冬はあの置いてけぼりにされて、検討に検討を重ねる余地があるからこその傑作ではなかったのか?

    やはり評価に困る。星5個としても良いのだが…
    とりあえず修羅10個で。

    (修羅のはじまりというタイトルのほうがよかった気がするのだが…

  • 今年初の貫井作品。この作品を読む大分前に宝島社の『貫井徳郎症候群』を読んでいたからか、鷲尾パートが確かにアレだなぁ、と。勿論、面白かった…よ(^^; でも、犯人?に繋がった時の衝撃は——。複雑で分かり難かった…。実際の公安の活動もこんな感じなの?星三つ半。

  • 平成29年11月22日読了

  • 記憶をなくした僕を戦慄させた奇妙な一言、「あなたは前世で私の恋人だったの」。謎の少女・小織の一言を手がかりに、失った記憶を探し始める。自分は一体何者だ?姉はなぜ死んだ?レイプを繰り返す警官・鷲尾、秘密結社“夜叉の爪”を追う公安刑事・久我、記憶喪失の〈僕〉が、錯綜しながら驚愕のクライマックスへと登りつめる。現在最も注目集める作家貫井徳郎の知らせざる傑作本格ミステリー。 記憶喪失の青年と刑事が時代を超えて絡み合う連続爆破事件の行末を描く、大長編サスペンス。

  • 残酷ゆえに美しい。驚愕の名作長編ハードサスペンス!
    連続交番爆破事件に関与する組織を内偵する公安刑事久我、秘密売春組織を単独捜査する西池袋署刑事鷲尾、路上に倒れ記憶喪失になった青年。三つの物語が時空を超えて紡がれる。三人の修羅の果てにあるものは……。

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