人生相談。 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2017年7月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784062937177

作品紹介・あらすじ

1通の新聞投書からはじまる、悲劇。父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。ラスト1ページまで目が離せない!


1通の新聞投書からはじまる、悲劇。

父が遺してくれた家に、見知らぬ家族が住み着いた。しかも我が物顔で。「居候の女性が出て行ってくれません」。悩める十六歳から大洋新聞の「「よろず相談室」に届いた一通の人生相談。掲載された回答から導かれた予想外の悲劇とは。投書される誰にでも起こりうる身近な事件が、大きな殺意に繋がっていく。

「あなた、相談する相手、間違えていませんか?」
ラスト1ページまで目が離せない!
はじまりは、たった1通の身近なお悩み相談だった。
真梨幸子のミステリーはクセになる! 今日のあなたの相談が、殺人事件を呼ぶかもしれない。

みんなの感想まとめ

身近なお悩み相談から始まるこのミステリーは、複雑な人間関係と意外な展開が織りなす物語です。新聞の人生相談を中心に、様々な人々の業や心理が巧みに描かれ、短編ながらも全体がしっかりと繋がっています。登場人...

感想・レビュー・書評

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  • あなたのお悩みは何? 人生相談に見え隠れする人々の業 ブラックユーモア満載のミステリー #人生相談

    新聞の人生相談記事を中心に、様々な人間模様が描かれるミステリー。いくつもの短編を綴りつつも、物語が絡み合って徐々に人の闇が露骨に見えてくる。

    なんといっても人生相談をストーリーを組み込むアイデアが秀逸。しかも現実にありそうな相談ばかりで怖いよ… 単なる短編集でなくて登場人物たちをこねくり回す書きぶりもさすがです! 面白いっ

    ただ人間関係が複雑なうえ、中後半どんどん展開するので理解が難しいすねぇ
    本作の最も面白いところなので、なんとかついていきました。いや、ついていけなかったかも…

    大胆な文章で気持ちよく読める本作ですが、悪く言えば少々荒っぽいところが個人的にはちと残念でした。

    とはいえ、とても面白い試みがされているドンズバのイヤミス。ぞわぞわってくるミステリーが読みたい方は超おすすめです!

  • もう読み終えた頃にはぐったり…。
    この人はこの人と繋がってるのか…あれ、この人も?と、何度も戻って読み返すうちに疲れちゃいました(笑)
    登場人物が多すぎて、誰を見届ければいいのかわからず(そういうことじゃないのだろう)この物語の着地点を見届ける気持ちで読了。脱出ゲームを解くような感覚で読めば楽しめたのかも…?(あとは私の脳内でビビビッと相関図を作れれば)

    お悩み相談からなる話の設定は好みだったのですが、イヤミスの中でも私は誰かの人生を見届けるように登場人物にどっぷり浸かりたいのだと自己分析できました。そういう意味で☆は低めですm(_ _)m

  • 9の人生相談がありました
    よく読めばつながりのある話でしたが
    人間関係の図があるとわかりやすかったかなと
    思いました
    そんなの読んで理解しろと言われるかもしれませんけど
    そのへんがわかればさらに楽しめるかもしれない
    と感じました

  • ブックオフで購入!
    自分の好きな分野(*^^*)

    あー、こういう展開だと分かっていたら、最初からメモを取りながら読んでいたのに。
    何度もページを戻って読み直してしまった。

    短編か、、、とがっかりしたがそうではなかった。
    しっかり全てが繋がっていて、やっぱり真梨先生は私の好みだな。1日で一気読みしてしまった。

    誰かに貸して頂いた本で、自分の得意分野でないジャンルを読みたくさんの気付きを得られるのもいいが、自分の好きなジャンルを自分で購入しどっぷり楽しむ。これはやっぱり最高!!

  • 短編かと思ったら、繋がっていて登場人物の視点がどんどん変わるから全体像が最後まで分からず、、読み終えてもなんだかモヤっと分からない箇所がある。でも読み返してまで理解しなくてもいいか、と。なんだか不思議な読後感だった。

  • 全ての話が繋がった時の衝撃

    大洋新聞に掲載されている「よろず相談室」そこに届く相談。
    我が家に知らない家族が急に住み着いた。
    キャバ嬢同士、お客とのトラブル
    隣人との騒音トラブル
    会社でのセクハラ
    などなど、相談文→実際の出来事→回答の流れで進む。
    一見それぞれが全く別の相談のようだがそれぞれが少しづつ繋がっていく。
    最後は恐ろしい結末に……

    これは連作短編集の部類に入るのでしょうか。
    違う話が繋がっていく小説は好きなので読み進めるうちに「おっ、おお!」ってな感じで読み込めました。
    段々と恐ろしい内容になっていくので気合いが必要です。
    時代と登場人物が入り乱れているので慎重に読みましょう。

  • 人の良い人物に見せかけて 俗物だったり
    そういった仕掛けが面白かった。
    重なり合う物語というよりは端っこが少し重なっている感じ。

  • 登場人物がやたら多い。しかも名前が変わってたりする。さらに年代が違う。ややこしい。
    読み終わって、頭に「????」が残った。
    え?? これはなんだ???

    新聞の相談欄に投書された内容。
    掲載するものを選び、答えを書く編集者。
    相談内容はその後どうなったのか、ってだけでも
    けっこう面白いと思うのだが、いくつもの相談が複雑にからみあう。
    病的にヒステリックな人達。小説家。編集者。
    キャバクラ嬢と、彼女らに貢ぐ男たち。
    登場人物の誰にも感情移入できなかった。

    隣の部屋の人が壁をドンドンする。どんなに小さい音でも出さないように気をつけてるのにドンドン。
    引っ越したいけど費用がかかる。
    隣人が駅で襲ってくる。なんとか実家に戻れたと思いきや、実家の隣人も同じように、、、こわっ!
    この、アパートの狂気の隣人(西野奈々子)が最後にも出てくる。この人が失踪した川口寿々子だと思うのだけど、、、、、違うのか???

    読み終わった、という気持ちになれず、
    解決したのかしないのか、結局なんだったのか、
    いまいちわからず。。。
    喜怒哀楽の感情が刺激される本が好きなのだけど、
    これは、漢字を当てるなら「惑」かなあ。。。
    相関図を書きながら読み返すのがいいのかもしれないけど、そこまでして読みたいかというと、
    いいかな。。。 これはホラーです。

  • 登場人物の名前を覚えてないと話がこんがらがります。

    こんがらがりつつ読み進め、何かが繋がってるんだろうなぁミステリーでワクワクしました。

    読み直し、相関図を書いて。
    意外にも、あまり繋がってなかったー!チーン、、

    もしくは、私が把握していない、裏の裏まで読めていないせいかもしれません。

  • 群像劇や連作短編集は好きですが、この作品はめちゃくちゃ複雑でした。

    登場人物の多さ、年代の移り変わり、読書しながら登場人物と年表をメモしたのは初めてです笑

    全体を通しての大きな事件の真相は分かったものの、登場人物のうちの行く末が曖昧になっている所は、これぞイヤミス!と感じました。

    文章自体は読みやすいのでサクサク読み進められたけれど、全体像を把握するのに頭を使い、一気読みができない、というなかなか新しい読書体験ができました。

  • 大洋新聞に連載されている「よろず相談室」には老若男女から様々な相談が寄せられる。
    「居候に悩んでいます」「しつこいお客に困っています」「隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです」等々。
    一見なんの関連性もない人生相談の裏には、衝撃の事件が隠されていた!

    通常営業の真梨幸子イヤミス劇場。

    いっつも同じような構成なので、慣れてしまいました。

    連作短編の中に伏線を張りまくり、それを最後に一気に回収し、物語の全貌が明らかになるという手法で今回も作られています。
    各短編が意外な形でつながっていたり、複数の登場人物が同一人物だったり。
    そのうえ時系列もシャッフルされているので読み手の頭は大混乱。

    上手にまとめることができたら、最後にバラバラのパズルがきれいに嵌るカタルシスを得られ読後感もスッキリ…となるのですが、今作は失敗している気がします。
    伏線回収から零れ落ちる謎も多いし、強引で脈絡のない展開には辟易させられます。
    登場人物が多すぎて各人物の心情の深堀りが十分ではなく、さばききれていない。
    こんな入り組んでいてややこしい話を書く熱量はすさまじく、最後まで一気に読んでしまうけども後に残るものは無いって感じ。

    真梨さんは沢山書きすぎて燃料切れなのかな、と心配になりますがまた次作も読んでしまうと思います。

  • 連作短編集。(2014年4月)
    新聞の「よろず相談室」に届くいろんな悩み相談から、話が一つに繋がっていく。
    後半の伏線回収が怒涛の勢い。

  • 帯も背表紙も見ずに読み始めたので
    1通目を読み終わったあとに「読み落とした」
    と、もう一度読む羽目に。
    読者は投稿により、誤った認識、先入観を
    植えつけられ、まんまと著者の術にはまり、
    登場人物たちも投稿を軸に
    おもいこみ、誤解の罠にはまり
    微妙に時間軸もずらしながら、様々な人の
    後ろめたさや、善意、悪意(害意)、狂気が
    明かされながら、ボロボロとした断片が
    不幸=死にまとまっていく地味な重苦しさ。
    そう、読み終わり、小説上の事実が明らかになった
    とはいっても救いがない/少ない
    途中より、最終的なまとまりが「イヤミス」って
    こういうジャンルだよね。

  • 登場人物多いのと複雑で理解するのが難しいけど
    絶対理解できながら読んだら面白い!!

    ドラマとかになって人で覚えれたら
    分かりやすいんだろうな〜

  • ・居候している女性が出て行ってくれません
    ・職場のお客が苦手で仕方ありません
    ・隣の人がうるさくて、ノイローゼになりそうです
    ・セクハラに時効はありますか?
    ・大金を拾いました。どうしたらいいでしょうか
    ・西城秀樹が好きでたまりません
    ・口座からお金を勝手に引き出されました
    ・占いは当たりますか?
    ・助けてください



    真梨幸子さんの作品、2冊目
    1日半で一気読み
    半ばぐらいまでは大丈夫だったんですけど、後半はメモして相関図を書かないと、もう ごっちゃごっちゃしちゃう
    展開が早くておもしろかったけど、1番の感想は
    めっちゃ書くの大変だっただろうなー
    この本のリアル高橋さん(校閲さん)もすごい大変そう
    です

  • 基本的に真梨幸子さんの作品は好きです。

    が、登場人物が多く途中から
    ついていけなくなってしまった…

    わかりやすさを求めているわけじゃないけど
    もっとわかりやすい方がよいなと思ってしまった

  • 短編集な感じにしといて、一つの事件を追うのかなって思ってたけど、まぁなんと難しい…。
    難しいと言うより、複雑笑笑

    登場人物めっちゃ多いし、偽名の人とかおるからわかりにくいのなんの。
    それが、おもろいねんけどな。頭使う話やなあ…。
    え〜そうなんか。って嫌〜な感じがじわじわ。
    これぞイヤミス〜!

  • 最後まで結局誰が死んだのか分からなかった笑

    なんだかこんなこと本当にあるかもしれない・・・というホラー

  • 登場人物が多すぎて、理解するのが大変だった…

    でも、話の構成は上手いこと出来ていて 短編集だと思いきや繋がっているので感心した
    どうやってこの話を作っていったのか興味が湧く

    最後にめちゃくちゃ驚くようなオチがあればもっと良かったかな…と思う

  • 人物の多さと時系列がごちゃごちゃで、途中まで読み返したりしつつなかなか頑張りました。最後まで読んだらきっとカタルシスを感じるのだろうと一気読み。期待していましたが、そこまでではなかったです… ごめんなさい
    読書をまた始め、真梨さんを続けて読んできましたがお腹いっぱいになってきてしまっている自分がいます

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著者プロフィール

1964年宮崎県生まれ。1987年多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤中症』で第32回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年に文庫化された『殺人鬼フジコの衝動』がベストセラーとなり、”イヤミス”の急先鋒として話題に。2015年『人生相談。』が山本周五郎賞の候補となる。そのほかの著書に、『5人のジュンコ』『私が失敗した理由は』『カウントダウン』『一九六一東京ハウス』『シェア』など多数。

「2023年 『まりも日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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