人生相談。 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 174
レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937177

作品紹介・あらすじ

大洋新聞の「よろず相談室」には老若男女から様々な相談が寄せられている。しかしこの各々の相談の裏には衝撃の事件が隠されていた!

感想・レビュー・書評

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  • 帯も背表紙も見ずに読み始めたので
    1通目を読み終わったあとに「読み落とした」
    と、もう一度読む羽目に。
    読者は投稿により、誤った認識、先入観を
    植えつけられ、まんまと著者の術にはまり、
    登場人物たちも投稿を軸に
    おもいこみ、誤解の罠にはまり
    微妙に時間軸もずらしながら、様々な人の
    後ろめたさや、善意、悪意(害意)、狂気が
    明かされながら、ボロボロとした断片が
    不幸=死にまとまっていく地味な重苦しさ。
    そう、読み終わり、小説上の事実が明らかになった
    とはいっても救いがない/少ない
    途中より、最終的なまとまりが「イヤミス」って
    こういうジャンルだよね。

  • ★4.0
    新聞に掲載された「人生相談」から始まる連作短篇集。登場人物が多く、終盤は駆け足となった印象が残るものの、様々な人生相談と的外れなようで後にじわじわ効いてくる回答が癖になる。そして、ミスリードさせる巧みな文章に加えて、それぞれが辿る末路に救いがなく、しかもそれをはっきりとは描き切らないところが面白い。さらに、嫉妬や悪意、卑屈さ等、人間の醜い部分もサラリと見せられる。特に、岡部と佐野山、葛西あたりは更生の余地がないかも。それにしても、彼女に何があって西野奈々子になってしまったのかが気になるところ。

  • ブックオフで購入!
    自分の好きな分野(*^^*)

    あー、こういう展開だと分かっていたら、最初からメモを取りながら読んでいたのに。
    何度もページを戻って読み直してしまった。

    短編か、、、とがっかりしたがそうではなかった。
    しっかり全てが繋がっていて、やっぱり真梨先生は私の好みだな。1日で一気読みしてしまった。

    誰かに貸して頂いた本で、自分の得意分野でないジャンルを読みたくさんの気付きを得られるのもいいが、自分の好きなジャンルを自分で購入しどっぷり楽しむ。これはやっぱり最高!!

  • 他の方も書いていますが、登場人物が多く、また偽名を使う等ミスリードを誘う文が多い為一読しただけだと理解するのが難しいです。
    私の理解力が足りないのかも知れませんが…
    人物相関図を作りながら読むか、ドラマ化等すればかなり面白い内容だと思います。

  • 旅先に寄った本屋でパラ見して購入。それぞれ別の話かと思いきや読み進めると繋がっている。
    登場人物が多く覚えきれない。初めてノートにあらすじと各章の登場人物を書き出した。
    ミスリードを狙った文章が盛り込まれているからか?わかりにくいところがある。いや自分の読解力のなさのせいだろう。でも読み切った。面白い。

  • 今読み始めたばっかりだけどいきなりイヤな感じ。
    1994年と2004年が行ったり来たりでややこしい。
    短編のようで長編。

  • 連作短編集。(2014年4月)
    新聞の「よろず相談室」に届くいろんな悩み相談から、話が一つに繋がっていく。
    後半の伏線回収が怒涛の勢い。

  • 真梨作品三作目。短編ひとつひとつも皮肉が込められてたり、ミスリードが散りばめられてたりして楽しめたけれど、途中から、あれ?登場人物がリンクしてる??となり、最後まで読んで、また読み直す。よくできたプロット!!

  • 面白かった。
    短編集かと思って読んだら、全部つながってて、、、。さすがうまいなと思いました。
    が、なんだか詰め込みすぎな感じも…誰が誰だっけ??って感じで見返しながら読みました。

    最後の母親の部分は、なんだか違和感というか何だか、いいらなかったかな~って気がした。

  • 新聞に投稿された人生相談からなる短編集……と勝手に思い込んでいたので、意外なところで意外な人物が繋がっていて焦りました。
    愛称や旧姓、ペンネームや源氏名と本名が絡み合って一読しただけでは誰が誰だか解らず、2,3回読み返してやっと把握できたところです。
    そのぶん読み応えはありましたが。
    登場人物一覧表と相関図を作りながら読んだら、より面白くなるかも。

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著者プロフィール

真梨 幸子(まり ゆきこ)
1964年、宮崎県生まれ。多摩芸術学園映画科卒業。2005年『孤虫症』で第32回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『殺人鬼フジコの衝動』がシリーズ累計50万部を超えるベストセラーになり、舞台化・ラジオドラマ化、代表作の一つと目される。2015年、『人生相談。』で第28回山本周五郎賞候補。
他の代表作に、TVドラマ化された『5人のジュンコ』、『祝言島』など。

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