- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062937238
作品紹介・あらすじ
富山空港での飛行機が墜ちた。死者二十人、負傷者多数。警視庁からの要請で総動員される犯罪被害者支援課のメンバーたち。その中に一人、身元不明の遺体があった。飯田基康という名で飛行機に乗った男。村野たちは必死に彼の身許を探るが、やがてその男が、毒殺事件で指名手配中の犯人・本井忠介だということが判明する。事故の被害者であり、殺人事件の容疑者でもある本井。村野は、その遺族の心のケアを担当するが……。フリージャーナリストの本井は、なぜ富山へと向かったのか。その疑問の答えを見つけるために、村野は単身、捜査を進めていく。やがて立山で一人暮らす作家・荒木と本井が、二週間ほど前に会っていたという情報を得るが……。複雑に張り巡らされた伏線と交錯する人物たち。誰が悪で、何が起きているのか!? 堂場瞬一作品史上、最高にして最も難解な事件が幕を開ける。
感想・レビュー・書評
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'22年10月30日、Amazon audibleで、聴き終えました。
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事故が起きて、対応に追われつつもいろんなことが判明していき、話の幅が広がり下巻に期待。
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「警察小説史上、最も読者に近いところにある物語」と謳われるこのシリーズ、読み手にとってお気に入りのシリーズのひとつ。
今回は、死者20名を出す航空機墜落事故が、勃発。
被害者支援課のメンバーが総動員される。必死の支援活動の最中、その死亡者の中に偽名で搭乗した指名手配犯が見つかる。さらに、意識不明者に搭乗名簿の名前とは違う人物も。
混迷が深まる事態に、支援課村野は職務分掌を超えてその謎に取り組む。やがて、殺人事件も・・・
読みやすく、読者をグイグイと物語の中に引きずり込む著者の文章力は、新聞クシャ時代に来たwられた技なのだろうか。。
一気読みのまま下巻へ。 -
警視庁犯罪被害者支援課シリーズ第4弾。
富山にて飛行機事故が発生する。
被害者の中に身元不明人物。
被害者家族を支援しつつ身元不明者の謎を追っていくお話。
まだ上巻を読み終えたばかりですが、展開がおもしろい。
果たして飛行機事故は自然災害かテロか・・・
身元不明者はいったい誰?
下巻が楽しみ。
下巻に高城健吾氏登場! -
続きが気になるところ(・∀・)
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謎が謎を呼び、少しずつ色んな情報が明らかになるのに謎だらけ。
でも、全部が繋がっていくところはさすがでした。
シリーズ物だけど、丁寧な説明所々あるのでこの物語から読んでも楽しめます。 -
飛行機墜落事故で身元不明だった男性が指名手配犯だったり、意識不明の人が偽名で搭乗していたり。この事故は仕組まれたものではなかったのか、と思わずにいられない内容だった。下巻でふたつの謎がどう絡んでいくのか楽しみだ。
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(2023年11月1日から11月3日にかけて読破)
事の起こりは、富山空港近辺に墜落した旅客機の事故。死者20人、負傷者多数。富山県内の行政機関では対処が間に合わないため、村野秋生ら警視庁犯罪被害者支援課に協力依頼が入る。遺族のケアに奔走する村野だが、一人だけ、身元不明の死者の存在が浮き彫りに。しかし、その死者の身元が分かった瞬間、衝撃が走った。元井忠介と判明した男は、毒殺事件の指名手配犯だったー。なぜ、指名手配犯は事故機に乗ったのか…。 -
★★★★★ 心が動いた名著。何度も読み返したい
★★★★☆ 暇な時に読み返したい
★★★☆☆ 読み返しはないが面白かった
★★☆☆☆ 面白くなかった
★☆☆☆☆ 同上 -
面白い。下巻が楽しみです。