名探偵傑作短篇集 法月綸太郎篇 (講談社文庫)

  • 講談社 (2017年8月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784062937375

作品紹介・あらすじ

新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。その選りすぐりの短編集。会心の鉄道ミステリ「背信の交点(シザーズ・クロッシング)」、オカルト現象の裏側の犯罪劇「世界の神秘を解く男」、日本推理作家協会賞受賞の傑作「都市伝説パズル」、全6篇を収録。監修・解説/巽昌章。

みんなの感想まとめ

型破りな探偵とその父が繰り広げる魅力的な短編集で、王道のミステリーが詰まっています。特に「背信の交点」では、鉄道を舞台にした緻密な謎解きが展開され、予想外の展開が読者を引き込むことでしょう。また、「都...

感想・レビュー・書評

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  • 粒揃いの王道ミステリー
    過ぎにし薔薇は:図書館
    ☆背信の交点:鉄道ミステリー
    ☆都市伝説パズル:電気つけず命拾
    世界の神秘:怪奇事件
    リターン・ザ・ギフト:交換殺人
    以心伝心:自殺予告電話

  • 法月綸太郎さん、初めて読みました。作品がいっぱいあって、どれから読むべきなのかと。傑作短篇集ならば!と読みましたが、やっぱりシリーズの最初から読むべきだったかなぁ?
    図書館の彼女や警部さんなど、おなじみの人々がいる感じ。私その人知らないよーとなりましたが、それでもおもしろかったです。法月探偵と法月警視コンビ良いですね!他の作品も読みます。
    傑作短篇集、有栖川有栖さんと島田荘司さんバージョンもあるみたい。有栖川有栖さんは少し読んでるつもりだけど、島田荘司さんは読んだことないんです。是非読みたいですねー。

  • 本格ミステリ短編集。

    ①過ぎにし薔薇は……

    図書館で大量に本を借りていく人。

    大物作家と新人装丁人の女性のドロドロ劇。妊娠、死産。

    スピン(紐)をとってた。対象の本だけでは気づかないな、新品と比べないと。
    飛躍がありすぎかな?

    ②背信の交点

    鉄道ミステリ。

    電車の中で死亡。
    毒を盛られた可能性。

    西島あづさがしなの23号
    品野道弘があぐさ68号
    で同じ日に同じ毒。

    心中?

    実は、夫の心中相手は妻。
    味の素が烏龍茶から検出(毒を飲んだふり)。

    妻、梓ともレズ。

    二つの心中事件を裏でやることで2人とも殺すことに成功。

    ③世界の神秘を解く男

    ポルターガイスト。
    ボヤ騒ぎ。
    シャンデリアの落下。教授の死。

    シャンデリアから被害者の指紋。
    シャンデリアにぶら下がり振り子運動。
    壁や天井を通じて、ポルターガイスト現象のようなものを、起こしていた?

    妹に性的イタズラ。
    妹はトラウマから幻聴。
    それを利用して、さらにポルターガイスト現象と見えるように物を時限的に落としたり、録音データでラップ音。

    ④リターンザ・ギフト

    Huluでドラマ化するらしい。

    ホステス誉子、殺人未遂で殺されそうになる。

    その犯人新宮和也、武藤浩二に交換殺人持ちかけられたと証言。

    武藤浩二は行方不明。
    部屋に交換殺人の図書館の本。

    主婦殺害。

    あなたの奥さんを殺す見返りに、腹違いの姉を殺してほしい。

    交換殺人の本、図書館、借りた時に変装?

    交換殺人の元の依頼主だと思わせる?

    図書館変装、風邪?実は本人?

    交換殺人を頼んだ武藤浩二、殺されてる?

    共犯者、彼が襲った武藤誉子なのは意外。

    武藤浩二を主犯に見せかける偽装交換殺人。
    新宮和也と誉子が完全犯罪を企てた。

    新宮妻を殺したところでやめてれば、は捕まりはしなかったかも(繋がりないので)しれないが、もう2人はあえなくなってしまう。
    新宮和也と誉子、犯人と被害者側という歪な出会いを装うため、今回の計画。

    ⑤都市伝説

    電気をつけなくて命拾いしたな
    現場に血文字。

    宅飲み。
    解散。
    部屋に忘れ物した女性。
    部屋真っ暗返事ないので寝てると思い、電気をつけずに荷物とる。
    翌日、事件発覚。
    もしあの時電気をつけていれば、犯人と抱くわしていた?
    都市伝説と同じ。

    取りに戻ったとしょうきた女が、メッセージ描いて偽装?

    メッセージによって、犯行時刻を偽装。
    犯人、戻った人物とドーナツ屋で待ち合わせしていた人物。その時の話を聞けた。
    実際の犯行時刻はうしろだったなのはなるほど。

    ⑥縊心伝心

    olが不倫相手にこれから自殺すると予告電話。
    男が駆けつけると死んでた。

    後頭部に打撲。自殺ではない。

    駆けつけた男、アリバイあり。

    ホットカーペットのスイッチ、入れ替わってた?

    母親の過干渉がいやで、鍵を変えてた。

    被害者の母親犯人。

    二叉式コンセントかまあったが、それをとったからスイッチいれかわった。
    盗聴器。

    被害者、盗聴器知ってた。
    狂言自殺。
    母親、それを盗聴できいていたから、それを利用。

  • いつもの日常

  • 父子の会話の中で事件が解決されていく短編集。
    現場を走り回る逼迫感はないけれど、イメージしながら丁寧に観察していくという意味の臨場感は割とある。

  • 『背信の交点』が一番面白かったです。謎解きの展開が想定外でした。電車が通過する時の描写がドラマを見ているように目に浮かんできました。

  • 傑作短編集というだけあって、どの話も面白かった。
    特に鉄道ミステリーかあ…と侮っていた「背信の交点」には見事にやられた。
    予想外の真相に驚かされるって最高です。
    一度は耳にしたことのある都市伝説を題材にした「都市伝説パズル」も良かった。
    法月さんは着眼点が面白いな。
    他の作品も読んでみよ。

  • 法月綸太郎の魅力が詰まった作品。法月作品を初めて読む人にもオススメ。

  • 論理的、昭和的!

  • 私にとっての初の鉄道ミステリーがワクワクしたよ♪

  • 「過ぎにし薔薇は……」★★
    「背信の交点」★★★
    「世界の神秘を解く男」★★★
    「リターン・ザ・ギフト」★★★★
    「都市伝説パズル」★★★
    「縊心伝心」★★★

  • 様々な仮説に撹乱させられ、最後はそういうオチかー!と、どれもワクワクして読めました。
    個人的には、背信の交点、都市伝説パズルが好きでした。

  • 相変わらず、穂波さんの横柄なキャラに辟易してしまう。
    どこの世界に、貸出期間を聞かれて、『掲示板に貼ってあるのを見なかったんですか?』て答える司書がいるんだよ。社会人としてどうなの。
    司書として、利用者のプライバシーに関することは答えられない、ていうのはいいけど、その言い方も横柄だし、散々しつこくそんなことを言っていたくせに、最後、事件が解決した後に、事件の真相を『そんなマスコミ向けでなくもっと知りたい』とか言い出すの、何なの。
    もうすごいイライラする。

  • かっちりロジックで全部説明してくれるミステリが読みたい気分だったので、どれも良かったです。

  • 2019年4月16日、伊勢BF

  • 父上と話しながら机上の理論で解決する安楽椅子探偵もの、旅先事件遭遇などバラエティーに富んだ短編集
    ちょっとこじつけが強いのが多く残念

  • なんだか集中ができない時期に読んでしまった残念さ。時間をおいて再読しようと思う。

  • 2018年3冊目。
    そして、法月綸太郎作品は「一の悲劇」「頼子のために」に続いて3冊目。

    ・・・完全にやっちまいました。
    法月綸太郎作品めっちゃ面白い!!コンプリートするぞ!と意気込んでまずコレを選んだけど、『冒険』『新冒険』『功績』の中からの傑作選だったのね。どうせコンプリートするなら最初からその3冊を買えば良かったわー(ノ∀`)
    でも、傑作選だけあってどれもめっちゃ面白かった。
    うーん、その中でもやっぱり「背信の交点」と「都市伝説パズル」は最高!!
    短編とはいえ、どれも本当によく出来ているなぁ・・と感心せずにはいられない。
    実はミステリー好きとはいいながら、エラリー・クイーンをまだ読んだことがないので、法月綸太郎作品をきっかけにそっちにも手を伸ばしてみようかななんて考えてみた。

  • 7人の名探偵読んで久しぶりに読みたくなったところにちょうどいいのが出てた。

  • 3冊同時に出た名探偵傑作短篇集の、これが法月綸太郎篇。過去に出版された法月物の短篇集3冊の中からチョイスされた6篇が収録されている。自分なら2作は違う作品を選んだが、これはこれで面白かった。全体的にエラリー・クイーンの影響がかなり感じられた。『都市伝説パズル』は大傑作。これはクイーンの短篇に引けを取らないだろう。

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著者プロフィール

1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。88年『密閉教室』でデビュー。02年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』が第5回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい! 2005年版」で国内編第1位に選ばれる。2013年『ノックス・マシン』が「このミステリーがすごい! 2014年版」「ミステリが読みたい! 2014年版」で国内編第1位に選ばれる。

「2023年 『赤い部屋異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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