- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062937375
作品紹介・あらすじ
新本格ミステリの牽引者・法月綸太郎が生んだ同名の探偵・法月綸太郎が型破りな謎に父・法月警視とともに挑む。その選りすぐりの短編集。会心の鉄道ミステリ「背信の交点(シザーズ・クロッシング)」、オカルト現象の裏側の犯罪劇「世界の神秘を解く男」、日本推理作家協会賞受賞の傑作「都市伝説パズル」、全6篇を収録。監修・解説/巽昌章。
感想・レビュー・書評
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『背信の交点』が一番面白かったです。謎解きの展開が想定外でした。電車が通過する時の描写がドラマを見ているように目に浮かんできました。
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粒揃いの王道ミステリー
過ぎにし薔薇は:図書館
☆背信の交点:鉄道ミステリー
世界の神秘:怪奇事件
リターン・ザ・ギフト:交換殺人
☆都市伝説パズル:電気をつけず命拾
以心伝心:自殺予告電話 -
傑作短編集というだけあって、どの話も面白かった。
特に鉄道ミステリーかあ…と侮っていた「背信の交点」には見事にやられた。
予想外の真相に驚かされるって最高です。
一度は耳にしたことのある都市伝説を題材にした「都市伝説パズル」も良かった。
法月さんは着眼点が面白いな。
他の作品も読んでみよ。 -
法月綸太郎の魅力が詰まった作品。法月作品を初めて読む人にもオススメ。
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論理的、昭和的!
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法月綸太郎さん、初めて読みました。作品がいっぱいあって、どれから読むべきなのかと。傑作短篇集ならば!と読みましたが、やっぱりシリーズの最初から読むべきだったかなぁ?
図書館の彼女や警部さんなど、おなじみの人々がいる感じ。私その人知らないよーとなりましたが、それでもおもしろかったです。法月探偵と法月警視コンビ良いですね!他の作品も読みます。
傑作短篇集、有栖川有栖さんと島田荘司さんバージョンもあるみたい。有栖川有栖さんは少し読んでるつもりだけど、島田荘司さんは読んだことないんです。是非読みたいですねー。 -
私にとっての初の鉄道ミステリーがワクワクしたよ♪
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様々な仮説に撹乱させられ、最後はそういうオチかー!と、どれもワクワクして読めました。
個人的には、背信の交点、都市伝説パズルが好きでした。 -
相変わらず、穂波さんの横柄なキャラに辟易してしまう。
どこの世界に、貸出期間を聞かれて、『掲示板に貼ってあるのを見なかったんですか?』て答える司書がいるんだよ。社会人としてどうなの。
司書として、利用者のプライバシーに関することは答えられない、ていうのはいいけど、その言い方も横柄だし、散々しつこくそんなことを言っていたくせに、最後、事件が解決した後に、事件の真相を『そんなマスコミ向けでなくもっと知りたい』とか言い出すの、何なの。
もうすごいイライラする。