カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)

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著者 : 濱嘉之
  • 講談社 (2017年8月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937450

作品紹介

ついにカルマ真仙教全施設に対し、秘かに強制捜査を行うことが決まった。Xデーが2日後に迫る朝。通勤客を狙い地下鉄で毒ガスが――

カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ついに地下鉄サリン事件が起きてしまいます。
    公安は事件を防ぐことが、しかもガサ入れの情報が事前に漏れていたふしが。
    何とか挽回しようと、ガサ入れで証拠品をあさります。
    ガサ入れの場面は臨場感があふれています。
    さすがの経験ある著者です。
    しかしそうこうしているうちに、ついに警察庁長官射撃事件が起こってしまいます。
    あのころがまざまざと思い起こされる小説です。

  • オウム真理教が関与した一連の事件を題材に再構成されたフィクション全3巻の第2巻。地下鉄でサリンが散布され多くの死傷者が出た地下鉄サリン事件、圀松警察庁長官狙撃事件と、その間に実行された教団本部への強制捜査などが描かれています。警察庁長官狙撃事件については容疑者が割り出されないままとなっていますが、当時は教団が関与していることが容易に想像できる状況でした。
    次々と凶悪事件が発生し、翻弄される警察の様子が描かれています。
    教団本部への強制捜査の様子はその場に居合わせた著者ならではの描写だと思います。

  • 地下鉄サリン事件発生から逮捕された幹部医師の自供開始まで。

    強制捜査の描写が公安が担当したサティアンしか描かれていないのが残念。作者も他の場所がどうだったかは詳しくは知らないのかもしれないけど、できたら全サティアンの様子を読んでみたかった。
    それにしても教団に金ありすぎだろ……。全財産寄付した人もかなりいたみたいだしね。
    しかしこれだけの大事件が起きても無条件で協力しあう、とはいかないのね、警察。普段が普段なだけにそう簡単にはいかないのか。

    年月がたちすぎて、事件に関してどうしても「懐かしい」って感想が浮かんでしまう。何事においてもいい傾向ではないな。

  • 濱嘉之『カルマ真仙教事件(中)』講談社文庫。

    オウム真理教による一連の事件捜査に従事した元公安捜査官の肩書を持つ著者ならではの視点で描かれる迫真のストーリー。あの日の驚きが甦る。

    3月20日…公安警察の敗北の日。公安警察が防げなかった惨劇。止まらぬ教団の暴走は遂に地下鉄サリン事件を引き起こす。カルマ真仙教団施設への強制捜査を目前に控えて起きた惨劇に公安の鷹田は愕然とする。どこから捜査情報が漏れたのか…

    半年掛けてやっと上中下巻が全て刊行されたので読み始める。なかなか面白い。下巻へと急ぎたい。

  • 平成29年12月14日読了

  • 強制捜査の寸前、許してしまった地下鉄サリン事件、慙愧に堪えないテロ事件だった…。とはいえ、ストーリーは現実の生々しさをよそに事件をなぞっているだけのようで退屈だ。上巻でやめようと思いながらつい中巻を手に取ってしまったことを後悔。

  • 図書館で借りた本。
    上巻に続いて、オウム事件をもとにしたフィクション。フィクションとはいえ、ぼんやりと覚えている事件がそのまま出てくるので、あの時水面下でこんなことも起こっていたんだと改めて知ることになりました。中巻では、とうとう地下鉄サリン事件が起こってしまい、教団ナンバーツーも刺殺され・・・。早く下巻が読みたいです。

  • 2017/10/24 62読了

  • 事件当時は最大に関心があったはずなのに、いつの間にかわすれている。
    テロなんだよね…。
    後半続々逮捕されたが続きはどうなるのだろう。

  • どこからフィクションなのかわからないが、現実のあれそのものとして読んだ。つくづく、宗教というものは罪なものだな。とはいえ、なんらかの拠り所は必要なのだろう。自分がそうならないとは言い切れない。しょせん他人事などとは絶対に言えない。

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