カルマ真仙教事件(中) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937450

感想・レビュー・書評

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  • 中巻。

  • ちょっと面白くなってきたかも。
    鷹田に愛着がわいてきたというか。

  • 中盤に突入。そして恐れていたあの事件が勃発する。地下鉄サリン事件。
    現場の騒然とした風景が目に見えてくる。一方でこの事件の発生は警察の敗北を意味した。屈辱に滲む警察組織の裏側も赤裸々に伝わってくる。
    平成を代表するこの凶悪犯罪に警察はどう立ち向かうのか、最終巻に続く。

  • オウム真理教が関与した一連の事件を題材に再構成されたフィクション全3巻の第2巻。地下鉄でサリンが散布され多くの死傷者が出た地下鉄サリン事件、圀松警察庁長官狙撃事件と、その間に実行された教団本部への強制捜査などが描かれています。警察庁長官狙撃事件については容疑者が割り出されないままとなっていますが、当時は教団が関与していることが容易に想像できる状況でした。
    次々と凶悪事件が発生し、翻弄される警察の様子が描かれています。
    教団本部への強制捜査の様子はその場に居合わせた著者ならではの描写だと思います。

  • 図書館で借りた本。
    上巻に続いて、オウム事件をもとにしたフィクション。フィクションとはいえ、ぼんやりと覚えている事件がそのまま出てくるので、あの時水面下でこんなことも起こっていたんだと改めて知ることになりました。中巻では、とうとう地下鉄サリン事件が起こってしまい、教団ナンバーツーも刺殺され・・・。早く下巻が読みたいです。

  • 事件当時は最大に関心があったはずなのに、いつの間にかわすれている。
    テロなんだよね…。
    後半続々逮捕されたが続きはどうなるのだろう。

著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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