ルパンの娘 (講談社文庫)

  • 講談社 (2017年8月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784062937467

作品紹介・あらすじ

「今すぐ別れなさい」
私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!

三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。

みんなの感想まとめ

主人公の華は、代々泥棒を生業とする一家に生まれ育ち、その秘密を抱えながら生活しています。そんな彼女が恋人の桜庭和馬の家族に挨拶に行くと、彼が警察一家の長男であることに驚愕します。この異なる背景を持つ二...

感想・レビュー・書評

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  • 友人の紹介で、何と無く手に取りましたが、これがなんとも面白く、ついつい読み進めてしまいました。

    誰もが、大きい小さいにかかわらず、秘密を抱えて生きている。
    主人公の華もその1人。ただ、その秘密が、先祖代々泥棒一家というのは、なんともおもしろい。

    自分がそんな家に生まれたら、なんて想像も追いつかないくらい、異質。でもなんだか、それはそれで楽しそうな家族なんですよね。

    でもまさか、付き合っている彼が警察一家なんて。
    なんという偶然なんでしょうか。物語の始めからこの強烈な設定に、期待に胸を膨らませて、時間が経つもの忘れてしまいました。

    寝不足になりながらも、読み終えたときの、歯をきれいに磨き終えたような清々しさ。

    自粛生活が続きますが、もう少し我慢できそう。そんな思いにさせられました。

    • トミーさん
      テレビで見て、えらい面白かった。
      原作があったのですね。
      テレビで見て、えらい面白かった。
      原作があったのですね。
      2020/05/19
  • 最後はとんでもない結末でしたが、ドラマの番宣で見てイメージしていたよりもストーリーは現実的な展開で、しかもしっかりミステリーでした。

  • 横関大『ルパンの娘』講談社文庫。

    テレビドラマが話題になったようだが、全く観ていない。横関大の作品も『再会』と短編を何作かを読んだだけである。『再会』は非常に面白かったのだが、何故かその後に読む機会には恵まれなかった。

    後にシリーズ化されるミステリー小説の第1弾。

    非常に面白い設定でリーダビリティも高い。泥棒一家の娘と警察一家の息子が真剣交際することで両家に波乱が生じ、さらにそこにミステリーが絡んで来るのだ。水と油の関係の二人の恋の行方とミステリーの結末は……

    先祖代々続く泥棒一家の中で唯一まともな職業に就き、まともな生活をする三雲華は、ある日、突然、恋人の桜庭和馬の家族に挨拶に行くことになる。和馬は公務員という話だったのだが、実は警察一家の長男で和馬自身も警視庁捜査一課の刑事だった。

    その数日後、荒川の河川敷で高齢男性の焼死体が見付かり、和馬が現場に急行する。亡くなったのは、不正に名前を変えた華の祖父で往年の掏摸師だった。

    そして、ここから本作の本当の面白さが始まる。

    本体価格840円(古本100円)
    ★★★★★

  • 泥棒一家の娘三雲華の物語です。
    ドキドキ、ワクワクとても面白かったです(*≧∀≦*)

    華は警察一家の長男桜庭和馬と素性を隠して交際していましたが容易に上手くいく訳もなく‥(>_<)
    そんな中、華の祖父・巌が顔を潰された遺体で見つかったりと色々な出来事が次々と起こります。
    波瀾万丈で、この後どうなっちゃうの〜( ゚д゚)っと一気に読み進めてしまいました。

    続編もある様なので、今から楽しみです(๑˃̵ᴗ˂̵)

  • 設定がそもそも抜群に面白い!!

    泥棒一家に生まれ、伝説のスリ師である祖父から手ほどきを受けて育った三雲華は、
    付き合っている相手の和馬が実は捜査一課の刑事で、警察一家の長男だったことを知る。

    互いの家の釣り合いがとれるわけもなく、別れるべきかと考えている矢先、
    河川敷でホームレスの遺体が発見され、和馬はその事件の担当になった。

    遺体の身元を調べていくうちに、ひょんなことから和馬も三雲家の秘密に気付いてしまい、、、



    恋愛、家族愛、ミステリーなど、様々な要素が詰め込まれていて最高に面白い小説でした。

    あと、三雲家、桜庭家、それぞれの家庭のキャラがたっていて全員好きでした!笑

    続編もあるようなので、ぜひ読んでみたいです。

  • 4月に購入し未読のまま積んでいたが、この夏ドラマになるというので慌てて読んだ!泥棒一家の娘と警察一家の息子が結婚か?という設定も面白いが、登場人物それぞれのキャラクターも個性的で、中心の2人よりも家族の方がなんともユニークで笑えてしまう。華の家族は有り得ない程非常識でめちゃくちゃだがそこに不快感はなく、むしろ痛快で思わず応援したくなる。
    全体的にテンポよくワクワクしながら読み進めて、沢山散りばめられたいろんな謎も最後は気持ちよく納得させられニンマリ終わった!ドラマだけじゃなく、ぜひ映画化して欲しい作品。

  • Audibleにて。
    テレビドラマの深キョンのイメージが強くて、今まで読みたいって思えなかったけれど、面白かった。

    ラーメン食べたいからラーメン取ってきちゃうとか、欲しくもないのに子供の風船取っちゃってるとか、ここまで来ると悪い事って思えなくなっちゃうから不思議。

    お兄ちゃんの名前がケビンになっちゃうとこが一番のツボポイント。

  • ドラマ化されてて配役が良かったので少し見てましたが、演出がくどくて挫折した経緯から、原作に手を出してみました。
    ドラマの方がエンタメ色が強かったのか、原作は普通に面白かった。
    やや強引な展開や雑なところもみられるけど、曲者揃いの大家族がそれぞれ家族愛で動くのがおもしろかった。

  • 泥棒一家の娘と警察一家の息子が、恋をして結婚へ!?
    マンガチックで現実離れした設定に、ハチャメチャな子供だましのコメディかと読み始めたが・・・
    意外や、殺人事件も絡み、様々な伏線を仕掛けられたしっかりとしたミステリーかも。
    主人公は、泥棒一家と一線を引き、まともに生きようとするしっかり者の娘華と、刑事としては一人前かもしれないが男としてはちょっと頼りない刑事の和馬。
    そして、彼らを取り巻く家族の、特に泥棒一家の面々のクセのあるキャラがユニークで面白い。
    殺されたのは果たして本当に、華の祖父なのか?
    謎を追って、さらに華と和馬の結婚話の行方も絡み、最後まで読者を惹きつける。
    終盤、結婚式場を舞台とした意表を突く展開は、思わず一気読み。
    最後は期待通りに収束し大団円となり、読み応えのあるエンターテイメントになっている。

  • ドラマを見逃していて気になっていたので積読していた。主演の深キョンと瀬戸くんがチラつきながら読んだ。ラブコメディはあまり読んだことないジャンルなのでこんな感じなのかと思うけどこちらは映像の方が楽しめそうだ。

  • 警察一家の息子と泥棒一家の娘の結婚。恋愛あり事件あり、笑いあり。初の作家さんでしたが面白くて一気読み!続編も楽しみです。

  • 親族に 犯罪者がいると 警官になれない。

    このことは 知っていましたが

    おかしくないですか。

    これは 経験から 来るのでしょうか。

    本人が 問題では ないでしょうか。

    今も こうなんですかね。

    でも この前提が 崩れたら この小説も 成り立たないですけれどもね。

    続編が あるみたいで ぜひ 読んでみたいですね。

  • 登場人物が全員魅力的で、物語の中に引き込まれました!話もテンポよく、次は?次は?と思い、あっとゆう間に読んでしまいました。
    本当に登場人物が素敵すぎて、終わるのが悲しかったくらいです。
    スリル、恋愛、家族の絆、それらを兼ねあわせた本でした!

  • 母がオススメしてくれて読んだ1冊です!

    最初母にあらすじを説明されて「おもしろそ-だなー」と思い読んでみました。
    「結界師の一輪華」のようにおもしろおかしい恋愛系でした。
    けれど題名の「ルパンの娘」のように代々泥棒一家の人たちなので発想がずば抜けておもしろかったです!

    次の「ルパンの帰還」も読もうと思っています!

  • 泥棒一家の娘と警察一家の息子の恋物語
    
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    「今すぐ別れなさい」
    私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。
    ――連続テレビドラマ化で人気沸騰のベストセラー!
    
    三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。ついに桜庭家に到着した華は、玄関の家族写真を見て唖然とする。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしている。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だ。
    その数日後、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行すると……。
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    ドラマは観てたけど、ファンタジー具合がかなり違う
    小説の方はまだリアル寄り
    まぁ、いずれにしてもリアリティのない展開ではあるけれどもね
    
    冒頭で巌の死について語られている
    ドラマを観ていたからというわけでもなく、メタ的な裏読みでこれは巌ではないなぁと思いながら読んでいた
    でも、物語が進むにつれて巌の死が動かし難くなっていくけれども
    最終的にはそんな結末かよという脱力感もある
    その辺の警察のセキュリティ設定の甘さがとてもファンタジー過ぎて、ミステリ特有のご都合主義だなぁと思ってしまう
    でも、そもそもこの物語のリアリティのいい加減さは最初から提示されているので、そんなに反感は覚えない
    
    色々とツッコみたいところが多数
    窃盗現場に落ちていた髪とDNAが一致していたからといって、即逮捕状が出るわけもない
    精々が重要参考人程度だろうし
    その罪が夫にまで及んで、果ては指名手配されるとかないでしょ
    
    スリの技術の程度がリアリティなさすぎ
    
    華の手は汚れていないとか言われてるけど、そうか?
    財布を警察に届けたり、代わりにお金を入れてたりするけど、それでもやっちゃ駄目だし
    潜入するのだって不法侵入だしなぁ
    
    
    他にも色々とツッコミどころはいくらでもあるわけだけれども
    この小説はそんなゆる設定を前提にしたミステリ要素も入ったコメディとして読むのが適切なのだろうな

  • 古本屋で50円で売っていたのを見て思わず買った一冊。

    面白く、読みやすい話でした。

    なんとなくマンガみたいな泥棒と警察一家と感じた。

    とくに泥棒一家の仕事が完璧すぎてもはやマンガだ。

    結末を知るまでは、結婚せずスッキリした結末になるんだろうなと思って本を読んでいたが、全く違う結末だった。


    何度も言うがマンガみたいな内容の小説だった。

  • おもしろかった!泣けるし笑える。ほっこりミステリー。

    常に真面目にふざけてる三雲家最高。警察家系なのにどこかくだけている桜庭一家も最高。そして、祖父母が最高。

  • テレビドラマの派手な番宣写真を見たことはありますが、ドラマは見ていません。

    エンタメ要素が盛り込まれすぎなのは想定内でしたが、中盤から終盤にかけての展開がとても面白かったです。

    続編もありますが、本作の終わり方だと、本作以上にぶっ飛んだ続編になりそうでした。

  • 「沈黙のエール」に続いて横関作品2作目。
    登場人物は多いが、それぞれのキャラが立っていて(特に三雲家)、混乱することなく最後まですらすら読めた。また現実ではありえないようなそれぞれの言動も、この人ならこういうこと言うよね〜!とニヤニヤしながら受け止めることができて、主人公・華の周りで起こる波乱の出来事に同情しつつも、かなり楽しかった。(お気に入りは三雲家父の「渉、いやもといケビン!」)

    最後の展開や両家の物分かりの良さは、主人公にとっても読者にとっても都合が良すぎる感があったが、シリアスな作品ならまだしも、こういったドタバタコメディなら許せてしまう。
    まるで始めから映像化することを見越したような、ドラマ化にぴったりの作品。ドラマ版を観たことはないが、ドラマはシリーズ化し、映画化までする人気作品となったことも頷ける、万人が楽しめる作品。

  • 深田恭子はいいな。
    ああいう格好(TVドラマの泥棒スーツ姿)させたら、当代随一、右に出る者はいないね。
    キャスティングはピッタリ、本を読む間、ずっと華は深キョンのイメージで読んだ。(本では華はあんな格好はしないし、TVではだいぶ話が違うけどね)

    華の祖父殺しの犯人捜しを軸に、三雲家の秘密が桜庭家にバレないかというお話が絡まって、コメディチックに進みながら、なかなか面白い筋書き。
    両家の繋がりが明らかになり、三雲家がひとまず難を逃れた後も、和馬の結婚式を舞台にひと騒動。
    まあ、あり得ない設定だし、話の運びも謎解きも都合よく進み過ぎだけど、楽しい雰囲気で読めたから良いやね。
    ★は大甘で。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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