ルパンの娘 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1003
レビュー : 118
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937467

作品紹介・あらすじ

「今すぐ別れなさい」私は泥棒の娘。結婚を考えていた彼は警察一家の長男だった。ひとときも目が離せない謎の数々。この恋の行方は?

感想・レビュー・書評

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  • 友人の紹介で、何と無く手に取りましたが、これがなんとも面白く、ついつい読み進めてしまいました。

    誰もが、大きい小さいにかかわらず、秘密を抱えて生きている。
    主人公の華もその1人。ただ、その秘密が、先祖代々泥棒一家というのは、なんともおもしろい。

    自分がそんな家に生まれたら、なんて想像も追いつかないくらい、異質。でもなんだか、それはそれで楽しそうな家族なんですよね。

    でもまさか、付き合っている彼が警察一家なんて。
    なんという偶然なんでしょうか。物語の始めからこの強烈な設定に、期待に胸を膨らませて、時間が経つもの忘れてしまいました。

    寝不足になりながらも、読み終えたときの、歯をきれいに磨き終えたような清々しさ。

    自粛生活が続きますが、もう少し我慢できそう。そんな思いにさせられました。

    • トミーさん
      テレビで見て、えらい面白かった。
      原作があったのですね。
      テレビで見て、えらい面白かった。
      原作があったのですね。
      2020/05/19
  • 4月に購入し未読のまま積んでいたが、この夏ドラマになるというので慌てて読んだ!泥棒一家の娘と警察一家の息子が結婚か?という設定も面白いが、登場人物それぞれのキャラクターも個性的で、中心の2人よりも家族の方がなんともユニークで笑えてしまう。華の家族は有り得ない程非常識でめちゃくちゃだがそこに不快感はなく、むしろ痛快で思わず応援したくなる。
    全体的にテンポよくワクワクしながら読み進めて、沢山散りばめられたいろんな謎も最後は気持ちよく納得させられニンマリ終わった!ドラマだけじゃなく、ぜひ映画化して欲しい作品。

  • 設定がそもそも抜群に面白い!!

    泥棒一家に生まれ、伝説のスリ師である祖父から手ほどきを受けて育った三雲華は、
    付き合っている相手の和馬が実は捜査一課の刑事で、警察一家の長男だったことを知る。

    互いの家の釣り合いがとれるわけもなく、別れるべきかと考えている矢先、
    河川敷でホームレスの遺体が発見され、和馬はその事件の担当になった。

    遺体の身元を調べていくうちに、ひょんなことから和馬も三雲家の秘密に気付いてしまい、、、



    恋愛、家族愛、ミステリーなど、様々な要素が詰め込まれていて最高に面白い小説でした。

    あと、三雲家、桜庭家、それぞれの家庭のキャラがたっていて全員好きでした!笑

    続編もあるようなので、ぜひ読んでみたいです。

  • 親族に 犯罪者がいると 警官になれない。

    このことは 知っていましたが

    おかしくないですか。

    これは 経験から 来るのでしょうか。

    本人が 問題では ないでしょうか。

    今も こうなんですかね。

    でも この前提が 崩れたら この小説も 成り立たないですけれどもね。

    続編が あるみたいで ぜひ 読んでみたいですね。

  • 警察一家の息子と泥棒一家の娘の結婚。恋愛あり事件あり、笑いあり。初の作家さんでしたが面白くて一気読み!続編も楽しみです。

  • 泥棒一家の娘と警察一家の息子が、恋をして結婚へ!?
    マンガチックで現実離れした設定に、ハチャメチャな子供だましのコメディかと読み始めたが・・・
    意外や、殺人事件も絡み、様々な伏線を仕掛けられたしっかりとしたミステリーかも。
    主人公は、泥棒一家と一線を引き、まともに生きようとするしっかり者の娘華と、刑事としては一人前かもしれないが男としてはちょっと頼りない刑事の和馬。
    そして、彼らを取り巻く家族の、特に泥棒一家の面々のクセのあるキャラがユニークで面白い。
    殺されたのは果たして本当に、華の祖父なのか?
    謎を追って、さらに華と和馬の結婚話の行方も絡み、最後まで読者を惹きつける。
    終盤、結婚式場を舞台とした意表を突く展開は、思わず一気読み。
    最後は期待通りに収束し大団円となり、読み応えのあるエンターテイメントになっている。

  • おもしろかった!泣けるし笑える。ほっこりミステリー。

    常に真面目にふざけてる三雲家最高。警察家系なのにどこかくだけている桜庭一家も最高。そして、祖父母が最高。

  • 登場人物が全員魅力的で、物語の中に引き込まれました!話もテンポよく、次は?次は?と思い、あっとゆう間に読んでしまいました。
    本当に登場人物が素敵すぎて、終わるのが悲しかったくらいです。
    スリル、恋愛、家族の絆、それらを兼ねあわせた本でした!

  • ドラマとは別物として読んだ方が面白い。この原作から深キョンのお色気シーンを思いつくとは逆にすごいかも。
    とても切なくてミステリー要素が全面に出ている作品であったことに驚きつつも黒幕の存在をドラマではどういった味つけで演出するのか楽しみ。キャスト陣で随分と内容も違ってみえてくるのね。

  • 深田恭子はいいな。
    ああいう格好(TVドラマの泥棒スーツ姿)させたら、当代随一、右に出る者はいないね。
    キャスティングはピッタリ、本を読む間、ずっと華は深キョンのイメージで読んだ。(本では華はあんな格好はしないし、TVではだいぶ話が違うけどね)

    華の祖父殺しの犯人捜しを軸に、三雲家の秘密が桜庭家にバレないかというお話が絡まって、コメディチックに進みながら、なかなか面白い筋書き。
    両家の繋がりが明らかになり、三雲家がひとまず難を逃れた後も、和馬の結婚式を舞台にひと騒動。
    まあ、あり得ない設定だし、話の運びも謎解きも都合よく進み過ぎだけど、楽しい雰囲気で読めたから良いやね。
    ★は大甘で。

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著者プロフィール

1975年、静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著作として、フジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」原作の『ルパンの娘』『ルパンの帰還』『ホームズの娘』、TBS系連続ドラマ「キワドい2人」原作の『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』をはじめ、『グッバイ・ヒーロー』『チェインギャングは忘れない』『沈黙のエール』『スマイルメイカー』(以上、講談社文庫)、『炎上チャンピオン』『ピエロがいる街』『仮面の君に告ぐ』『誘拐屋のエチケット』『帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木』(以上、講談社)、『偽りのシスター』(幻冬舎文庫)、『マシュマロ・ナイン』(角川文庫)、『いのちの人形』(KADOKAWA)、『彼女たちの犯罪』(幻冬舎)、『アカツキのGメン』(双葉文庫)がある。 


「2020年 『ルパンの星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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