連城三紀彦 レジェンド2 傑作ミステリー集 (講談社文庫)

著者 :
制作 : 綾辻 行人  伊坂 幸太郎  小野 不由美  米澤 穂信 
  • 講談社
3.43
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  • 本棚登録 :62
  • レビュー :15
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937481

作品紹介・あらすじ

どれも超高密度(綾辻)

普通は書けない。(伊坂)

驚きは屈指のもの。(小野)

その「技」は魔法的(米澤)

四人の超人気作家が厳選した究極の傑作集。

特別語りおろし巻末鼎談つき!


逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーにそんなに興味はないのだけど、「日本語が美しい」と方々から噂に聞く連城三紀彦氏。飛行機移動のおともに、さくっと読めそうな短編をチョイス。

    噂に違わぬ美しい日本語!美しすぎて、読んでいる間めっちゃ幸せだった。私もこういう日本語を使える人になりたい…
    「ゴースト・トレイン」と「白蘭」がよかった。「他人たち」もよかったけど、いやそんな風にならんやろ!と心の片隅で思ってしまったので…短編でミステリーって、すごく難しいんだろうと思うけど、すべてがおさまりの良い仕上がり。趣の違うミステリー短編を多数生み出している作家さんなんだな、というのを改めて認識。

    1作目と比較すると、恋愛小説的な要素の強い作品がなくて(とらえ方によるのかもしれないけど)恋愛がらみのミステリーが好きではない人はこういう作品のほうが好みなのかもしれないな。連城色が弱まってしまうけども。

    こんなに幸せに日本語読めるのなら、長編小説も余裕でいけそう。ほかの作品も読まなければ。

    ★初出(底本一覧から)★
    「ぼくを見つけて」―『顔のない肖像画』(2016)
    「菊の塵」―『夕萩心中』(1988)
    「ゴースト・トレイン」―『紫の傷』(2002)
    「白蘭」―『たそがれ色の微笑』(1992)
    「他人たち」―『美女』(2000)
    「夜の自画像」―『Bluff 騙し合いの夜 ミステリー傑作選』(2012)

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    どれも超高密度(綾辻)
    普通は書けない。(伊坂)
    驚きは屈指のもの。(小野)
    その「技」は魔法的(米澤)
    四人の超人気作家が厳選した究極の傑作集。
    特別語りおろし巻末鼎談つき!

    逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。

  • 「ぼくを見つけて」
    誘拐もの。9年前に誘拐され亡くなったはずの子どもから警察に電話が来る。子どもの正体。そして目的は。
    「菊の塵」
    花葬シリーズ。軍人はなぜ自害したのか。本当にそれは自害だったのか。
    「ゴースト・トレイン」
    赤川次郎さんの短編『幽霊列車』をモチーフに書かれた作品。夜汽車はどうやって消えたのか。
    「白蘭」
    戦後とある漫才師の話。
    「他人たち」
    とある計画を遂行する過程と結果。
    「夜の自画像」
    過去の事件の真相。殺したのは画家か画商か。

    『他人たち』の序盤細かく反転していく世界が、そこもか!という感じ。推理小説ではなくミステリーだよなぁと改めて思った。『白蘭』とかまさに。

  • 最初連城三紀彦さんの作品を集めたやつだって気づかずに、選んでる4人の名前で買ってしまった。策略にはまっている。笑

  • 対談でも語られているが、「逆でした」「読書を騙したい」ってこう良い意味で裏切られる作品集で、面白かった。
    文も読みやすく、しかし一人称の描き方がどれも個性的で、それぞれ印象的でした。
    目当てだった「白蘭」。上方の芸、芸人を描かれると、そのえずくろしい世界に酔っちゃうね。本当に耽美と汚いと、境が無くなりどろどろに混じり合う感じ。良かった。

  • レジェンド1より渋い短編のチョイス!
    4つめの短編『白蘭』、読みながら実際にじんわり苦しくなってくるほど。あ〜遣る瀬無い〜。

  • 連城三紀彦を敬愛する4作家が選んだ傑作選。読みにくかったり、鮮やかな逆転にトリック、おもしろい。レジェンド1は派手、それよりも渋めな選択かな。

  • 連城氏を敬愛する4人のミステリ作家が選んだ傑作短篇集の第2弾。
    第1弾は逆転の構図に驚いたり唸らされた作品が多かったが、今回は氏の才能の幅広さを感じさせる作品集になっていた。驚きは若干減ったが、その分シブい。そして憎いほど巧い。ミステリも文学なんだなあと改めて思った。

  • +++
    どれも超高密度(綾辻)
    普通は書けない。(伊坂)
    驚きは屈指のもの。(小野)
    その「技」は魔法的(米澤)
    四人の超人気作家が厳選した究極の傑作集。
    特別語りおろし巻末鼎談つき!

    逆転に次ぐ逆転、超絶トリック、鮮烈な美しさ。死してなお読者を惹きつけてやまないミステリーの巨匠、連城三紀彦を敬愛する4人が選び抜いた究極の傑作集。“誘拐の連城”決定版「ぼくを見つけて」、語りの極致「他人たち」、最後の花葬シリーズ「夜の自画像」など全6編。巻末に綾辻×伊坂×米澤、語りおろし特別鼎談を収録。
    +++

    連城三紀彦の魅力がにじみ出る作品群である。視点を変えることによる見事な逆転。読者にとってはぞくぞくするような裏切りである。いままでみていた景色とまるで異なる景色が目の前に現れた瞬間は、何作読んでも、一瞬すっと血の気が引く心地にさせられる。選者の方々の連城愛も伝わってきて興味深い。叶わないと知りつつ、連城作品の新作を期待したくなってしまう一冊でもある。

  • 前回のは物語がねじれねじれて空中旋回のアクロバットを魅せてくれた短篇集だったけど
    今回は派手さはなく、さりとて染み入るような情感が味わい深い。
    物哀しい時代情緒。
    粋なトリックが物語る真相。

  • 綾辻行人、伊坂幸太郎、小野不由美、米澤穂信によって編まれた連城三紀彦の短編アンソロジー第二弾。収録は六編。どの作品も素晴らしいですが、個人的には『白蘭』が好きでした。

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