佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 30
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937726

作品紹介・あらすじ

死刑で事件は終わらない。

デブでブス。だが完璧な美肌と優雅な美声。魔力に魅せられ殺された男たち―人は彼女を平成の毒婦と呼んだ。佐藤優との最新対談を緊急収録!

私があの事件に強烈に惹かれ、囚われてしまったのはなぜなのか?―北原みのり

彼女をこの世界から抹殺し、この物語を終焉させてしまっていいのか?―佐藤優

孤独な男たちを籠絡し殺人を重ねた木嶋佳苗の裁判に、著者は惹かれるように通い続けた。裁判でも拘置所でもなぜ彼女は自己表現を続けるのか。死刑が確定した魔性の女の本性を、佐藤優との対話で更に掘り下げる。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。(『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を改題)

感想・レビュー・書評

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  • 佐藤優との対談を収録した決定版 孤独な男たちを籠絡し殺人を重ね、死刑が確定した魔性の女、木嶋佳苗の本性を、佐藤優との対話で更に掘り下げる。「週刊朝日」連載時から話題を呼んだ瞠目の傍聴記。(『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を改題)

  • ノンフィクションではなく、著者からみた裁判と佳苗を書いたもの。ここに書かれていることが客観的な真実(ってそれが何か分からないけど)ではないが、それゆえに分かりやすい部分もある。教科書より「まんが日本の歴史」やドラマのほうが分かりやすいのと同じ理屈。私は佳苗のこと、佳苗が象徴することをどう考えるのか、と思いながら読んだ。文章はあまりうまくない。しかし、佐藤優氏のほうが著者の名前より目立つというデザインはどうなのか?

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  • 形容する言葉がみつからない。
    そのヒトコトです。

    「運命の人」に出会った、と思ったまさにその人に命を奪われることを、一方的に気の毒だとも思えなくなる瞬間があります。

    男とは、女とは、寂しさとは、生きるとは・・・?、と、命と性について深く考えさせられる瞬間があります。

    裁判傍聴を通じて、ごくごく少数の被告本人に「書き手として認められた」であろう著者が描く被告像。

    心のそこからの「恐怖」を感じる本でもあります。

  • 北原みのり『佐藤優対談収録完全版 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』講談社文庫。

    ムムムっ。ヤられた!読んでいて気付いたのだが、『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』を改題し、巻頭に佐藤優との対談を追加しただけではないか。

    証拠が少ない中での死刑判決。男女の生臭い関係を背景にしたセンセーショナルな事件。

    巻頭の対談はオマケ程度で、大したことがない。

    女性コラムニストによる木嶋佳苗事件裁判の傍聴記録。週刊誌のゴシップ記事レベルのソフト・ルポルタージュといったところか。

    本編では特に男達をセックスと嘘で騙し続けた木嶋佳苗の生々しい記述ばかりで、事件の核心に斬り込むこともなく、上辺だけしか描かれていない。

    その点、真梨幸子さんによる解説は独自の視点から事件を客観的に分析しており、さすがだと思った。

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著者プロフィール

1970年神奈川県生まれ。作家。津田塾大学卒。96年フェミニズムの視点で女性のためのセックストーイショップ「ラブピースクラブ」設立。著書に『毒婦。』、『奥さまは愛国』『性と国家』(共著)など多数。

「2017年 『日本のフェミニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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