カルマ真仙教事件(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937863

感想・レビュー・書評

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  • 下巻読了。

    中巻読了時から感じていたが、下巻では事件当時の警察内部の状況を中心に、ほとんど著者の自叙伝として描かれてしまっている。
    これはもう小説とは言えないのではないか。
    後半に出てくるオーム資金源としてのロシアや北朝鮮が関係する部分を発展させ、フィクションとして創作されれば面白いミステリになったと思われるだけに本当に残念。

  • 三部作が完結。オウム真理教の事件をたどっていた上下巻があまりにも退屈でつまらなかったので読むかどうか迷ったが結局手に取った。最終巻になってひょっとして自伝なのかなと気が付いた。何が描きたかったのかが不明で、なぜこの量と思った次第。

著者プロフィール

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー。主な著書に「警視庁情報官」「ヒトイチ 警視庁人事一課監察係」「院内刑事」シリーズ(以上、講談社文庫)、「警視庁公安部・青山望」「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズ(文春文庫)など。現在は危機管理コンサルティングに従事するかたわら、TVや紙誌などでコメンテーターとしても活躍中。

「2022年 『プライド 警官の宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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