影憑き 古道具屋 皆塵堂 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 26
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062937979

作品紹介・あらすじ

紙問屋の大店でさんざん甘やかされて育った円九郎は、悪友の菊三郎、金吾にそそのかされて賽銭泥棒したり、悪さばかり。ついに実家を追い出され、皆塵堂に居候することになったが、気合いばかりで失敗ばかり。おまけに黒い影や生首を見たり、恐怖におののく。そして、菊三郎が溺死したと金吾が報せに来る。誰かに恨みは買っていても不思議ではない円九郎に危機迫る。皆塵堂の伊平次たちは、放蕩息子の円九郎を再生できるのか?

感想・レビュー・書評

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  • 役立たずの円九郎には、何か憑いているようで!? 曰く品ばかりの皆塵堂の新たな居候は、紙問屋の大店の放蕩息子、円九郎。悪友たちとつるんでは悪さばかり。皆塵堂で、黒い影や生首を見たりと、恐怖におののく姿に、主の伊平次は〝荒療治〟に踏み切るのだが!?

  • 今回はいつになくどうしようもない男が主人公だったが、相変わらず猫猫していた。次巻で終わりらしい。
    2018/7/18

  • 今回皆塵堂に預けられたのは紙問屋の放蕩息子の円九郎。なかなかの駄目っぷりでした。
    最初の登場人物紹介で太一郎がいつになく険しい表情で書かれており、どうしたのかと思いましたがこれは険しくなっても仕方がないか…と言う内容でした。
    それでも所々に笑いもあり、最後は太一郎の悲劇で終わり皆塵堂らしかったです。
    そう言えば今回は嫁探し的なことは何一つ触れられていませんでしたが次巻が最終話とのこと、巳之助には春がくるのでしょうか?

  • 円九郎のまぁダメなことったらない笑
    流されやすいし、その場しのぎの嘘ばかりなんだけど、どこか憎めなく可笑しい。
    いつもは小生意気な峰吉だけど、今回ばかりは円九郎に対しての態度ににやにやしてしまった。
    ラストもついニヤッと笑ってしまう感じで良かった。

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。好評の『古道具屋 皆塵堂』シリーズに続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』がある。

「2018年 『物の怪斬り 溝猫長屋 祠之怪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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