喜多川歌麿女絵草紙 (講談社文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 講談社 (2018年1月16日発売)
3.79
  • (2)
  • (7)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062938334

作品紹介・あらすじ

美人錦絵で人気の頂点にいた浮世絵師・喜多川歌麿。モデルの女性たちとの交歓、版元や弟子との交流を情緒豊かに描く傑作連作集。

みんなの感想まとめ

情緒豊かな描写で、浮世絵師・喜多川歌麿の魅力が存分に引き出されている作品。著者は、歌麿の女性たちとの交流や人間性を深く掘り下げ、彼の世界観を読者に伝えています。感想の中では、歌麿に対する独自の解釈があ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「さくら花散る」・・・おこん
    「梅雨降る町で」・・・おくら
    「蜩の朝(あした)」・・・お糸
    「赤い鱗雲」・・・お品
    「霧にひとり」・・・おさと
    「夜に凍えて」・・・千代
    本を読んでいる最中、歌麿は藤沢周平になってた。
    喜多川歌麿の肖像画を見たことあるけど、
    油こい感じがする。
    藤沢歌麿は、物事を周到に考える真面目な人のように
    思えてくるから、面白い。

  • ひとりの女性を描きながら、その女性と周りを取り巻く人間模様を歌麿の目を通して語られている連作短編集。
    美人をただ描くのではなく、生き様や秘められた感情など醸し出す雰囲気を、繊細かつ大胆にに表現し得た絵だから、これまでずっと人々を惹きつけ続けているのでしょう。
    『曲亭馬琴の家』(西條奈加)、『写楽女』(森明日香)、そして今作と同時代に生きて来た実在の人達を書いた小説を読んできたけど、他に北斎や広重など本当に凄い時代ですね。いろんな作家が彼らを題材にした小説をたくさん書いているので、もっともっと読んでいきたいなと思います。

  • 喜多川歌麿の連作短編集。
    大成してからの歌麿がメイン。

  • 人気絵師と女たちの哀切を描いた、藤沢文学初期の傑作

    美しくも手癖の悪い水茶屋のおこん、惚れた男が泥棒と知り呆然とする小料理屋のお品、歌麿を陰で慕いながらも嫁ぐ弟子の千代。女たちは、みな意外な素顔を秘めていた。作家専業生活スタート後に挑んだ連作集。

全4件中 1 - 4件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

藤沢周平の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×