- 講談社 (2017年12月15日発売)
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感想 : 14件
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784062938440
作品紹介・あらすじ
青春を謳歌していた十六歳の少女レベッカ・ウィンターが失踪した。十一年後、「行方不明になっていたレベッカは、この私だ」と名乗り出る女が現われた。生還を喜び「私」を迎える家族。しかし、一度たりとも過去を問わない彼らの態度が、逆に「私」を不安に陥れる……。豪州で話題の、背筋も凍るサイコスリラー。
みんなの感想まとめ
緊張感あふれるサイコスリラーが展開され、失踪した少女が名乗り出ることで生まれる家族との関係の歪みが描かれています。読者は主人公「私」の心理描写や過去と現在が交錯するストーリーに引き込まれ、どのように物...
感想・レビュー・書評
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子供だったのが大人になって帰ってきたならわからなくもないけど失踪時16歳ってね、バレないのおかしい。DNA鑑定を妙なヒステリックで乗り切るのもおかしい。全然話進まないと思ったら最後はダイジェストみたい。あんまり好きじゃない。
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引き込まれ、どうなるんだろうとハラハラしながら読めた。
メインの謎が少しチープだったのと、そこに至る周辺の疑惑や謎がモヤモヤと残ってしまった。
もう少しスッキリしたかったなと思った。 -
今ひとつ腑に落ちない展開。
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悪くはないが薄い内容だった。入れ替わりのストーリーで、万引きした家出少女が自分と相似な失踪少女と名乗り、彼女の実家に戻りそこで体験する一連の出来事を描くストーリー。過去編と現代編が交互に入れ替わる展開と人物の心理描写はそれなりに評価できるが、オチの展開が強引すぎる印象を受ける。なぞを残す点は良かったと感じた。
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設定に無理矢理感が
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この作家さんデュ・モーリアの「レベッカ」が好きなのかな。
レベッカという名前はもちろん、最後まで主人公「私」の本名が出てこないとことか苗字がウィンターだったりお隣の住人がマックスだったりね。マキシムのことを生前のレベッカはマックスって呼んでましたからね。
デュ・モーリアの「レベッカ」は主人公が亡き先妻の後釜として後妻で屋敷に入るけど、こっちは行方不明の少女に成り代わって入り込むって感じですし、ストーリーも若干意識してるのかな。
あとがきでも何も言及はされてないけどオマージュなのではと思います。
私は普通に面白く読みました。今後に期待。 -
オーストラリア警察の無能さよ笑
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レベッカは16歳の時失踪した。11年たってもまだ行方が分からない。万引きで捕まった主人公は「誘拐されたレベッカ・ウインター」ですといった。
面白そうだと図書館に予約したらすぐに来た。主にミステリを読むようなって10年くらいになる、定石通りの展開には驚かなくなって困っていた、映画を見過ぎて無駄に細かい所に気が付くようになってしまったように、知るほどにミステリの海は広く深いが、どこかから新味のあるものを掘り出したいなぁなどと、自分は海の浅い所で泳いでいて考え始めたところだったので、ホント面白くて嬉しかった。
主人公は13歳で家出したままホームレスになってしまったが、今も家に帰る気はない、継母だし父親は好きでない。
だが空腹は耐え難い、でもお金はない。
何度か万引きがうまくいっていた、ところが運悪く警備員に捕まってしまった。警官も来た。
尋問され進退窮まって、最近ニュースで見た捜索中の家出人を思い出した。
ツレ(最近覚えたいろいろに使える便利な言葉、今回は彼氏のピーター)が「あれっ 君じゃないか」というほど似ていた。
切羽詰まった。
バレてもともと「名前はレベッカ・ウインター、11年前に誘拐されたの」
ここからいよいよストーリーが動き出す。
そして11年前のレベッカの話と、なりすましたレベッカの暮らしが交互に進んでいく。面白い展開。
両親は涙ながらに迎え入れてくれた。双子の弟たちも駆けつけて来た。
ところが、歓迎されてはいるが、両親の態度はおかしい。双子は成長して家を離れているが、それにしても二人だけの世界は今でも固い。
11年の歳月が流れたにしても、レベッカとそんなにそっくりなのだろうか。
11年前は16歳だったレベッカの暮らしは。
「マクドナルド」からアルバイト帰りに失踪した。ストーリーはレベッカの消えた時間に徐々に近づいていく。
殺されたのか、消えたのか。
親友のリジーも成人しているが、歳月を感じないくらいだ。
居心地がよいと感じたのもつかの間、なんだかおかしい家の雰囲気。失踪した時のままの部屋。
消えたレベッカも何かにおびえていたようだ。
過去と現在のこの不安な雰囲気は何だろう。
と、様々な出来事が起こり緊張感を孕んで時間が進んでいく。
こうなると先が知りたくて一気読み。
作者はオーストラリアの人でデビュー作とか。 -
昨今では定番になりつつある【入れ替わり】を描いたサイコスリラーという割と好みなテーマなので期待していたが、あまりにリアリティのない茶番劇で終始白けっぱなしであった。16歳で失踪した娘が11年後に戻ってきて、誰も別人と気付かないのは流石に無理があったし、サイコスリラーという謳い文句は何か違う気がする。主人公が真相に迫る終盤まで物語が全然動かないのは本当にしんどかった(その所為か終盤はかなりダイジェスト調)その肝心な真相が判明してもあまり恐ろしくない。延々と同じような描写を水増しするだけの非常に薄味な作品。
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アンナ・スヌクストラ『偽りのレベッカ』講談社文庫。
ムムムっ。またしても帯の惹句に踊らされた。豪州のサイコミステリーらしい。らしいと敢えて書いたのは、そういう趣を余り感じ取れないつまらない作品だったから。翻訳作品で外すのは非常に辛い。 -
万引きで捕まった<私>は、11年前に行方不明になった少女レベッカになりすました。
<私>の今と、レベッカの過去が交錯する。
オーストラリアが舞台の作品。
で、何かですごくほめていたので、読んでみた。
なんというか…。
はっきりこう、と言いにくいところが、むしろ斬新なのか。
とはいえ、このもやっとした感じは<私>の語り口が一番の要因なのだろうなと思う。
彼女が本当にダメな人なのだ。断片的に自分自身のことがでてくるけれど、結局はそれらにきちんと向き合ってこなかったから、断片的にしか出てこない。自分自身を欺いているから、他人になりすますことができるということなのだろうが、それにしてもね。
また、16歳当時のレベッカ視点の話も、なんともいえない閉塞感がある。
って、彼女は当事者なのだから、当たり前か。
<私>というか、レベッカに変に執着する警官もなんだか不気味だし、レベッカの家族もちょっと気持ち悪い。
結局、アンバランスな人が集まっているから、そういうことになるのか。そういうことがあるから、人はバランスを保てなくなるのか。どのみち、バランスの悪い人たちの話ってことなのだろう。
オチ(?)はちょっと無理矢理な気がする。
とはいえ、<私>にとっていい転機になったことは確かなのだろう。 -
豪州発! ミステリー界の新星が放つサイコスリラー 16歳の少女レベッカが失踪した。11年後、「行方不明のレベッカは、この私だ」と名乗り出る女が現われた。生還を喜ぶ家族だったが、なぜか事件のことは、一切問わなかった。豪州推理作家協会最優秀デビュー賞候補作。
