ロスト (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 40
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062938464

作品紹介・あらすじ

「ムラセアズサを預かっている。これはイタズラではなく、正真正銘の営利誘拐だ」

無断欠勤を続けていた村瀬梓が勤めるコールセンターに掛かってきた犯行電話。身代金の要求額は1億円、輸送役は100人の警官。なぜ、家族ではなく、会社に掛けてきたのか。なぜ、1億円なのか。なぜ、100人も必要なのか。警察と“関係者”たちは、ピュワイトを名乗る犯人に翻弄されていく――。

「罪」に期限はあるのか――乱歩賞作家が圧倒的な読み味で描く、史上最速の受賞後第一作、大藪春彦賞候補の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 二段構えの構成にまずは驚く。それに加えて複数の視点や場面が交錯し、メインとサイドの物語がいい距離感で描かれる。それぞれの終幕を少しうかがい知れるエピローグも含めて、すごく映画的だと思った。誘拐だけで終わらない誘拐小説。これは新しい。‬

  • 2018年47冊目。類を見ない誘拐の手口にわくわくする。視点人物が変わっても面白さは保たれているし、長さをあまり感じさせないのは良かった。

  • 呉勝浩『ロスト』講談社文庫。

    評判倒れも良いところ。余りにも酷いプロットに途中で読むのを止めた。『道徳の時間』も大したことが無かったし、この作家とは相性が良くないようだ。

    “贖罪”の白いミステリー

    “裏切り”の黒いミステリー、下村敦史『叛徒』の圧勝!

  • 一億円の輸送役は百人の警官。気鋭の誘拐ミステリー

    コールセンターに営利誘拐の犯行電話が。身代金の要求額は一億円、輸送役は百人の警官。警察と「関係者」たちは、犯人に翻弄されていく。罪に期限はあるのか。乱歩賞作家が圧倒的な読み味で描く王道ミステリー。

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著者プロフィール

呉 勝浩(ご かつひろ)
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年、『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞。2018年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞を受賞し、吉川英治新人文学賞候補にもなった。

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